47歳、はじめての転職_70_決して妥協ではなく『求人に合わせる』事も
結果的に転職が上手くいった理由は何だったのかを思い出していました。
自分の軸を持つ事も大事ですが、擦り合わせをしていく事も必要かと。軸の周りの部分については常に検討をしておく事が必要という結論です。
【エージェントさんからの連絡】
エージェント登録している方は、突然エージェントから連絡が来ると思います。「〇〇さん! こんな求人が出ていますよ! 〇〇さんにぴったりだと思います。是非応募されませんか?」
ここで「一体、どういう箇所が私にマッチしているんですか?」と聞いてはいけません。そんな事を聞いてそこで深堀しても、出てくる結論はエージェントから”面倒な人”という烙印押されてしまう事しなかいです。以降、なかなかいい求人も回って来なくなります。あくまでも自分のどの志向にどの程度合うか?は自分で見つけ、判断しなければなりません。エージェントは自社以外のエージェントで転職が決まってしまう事を回避する為という観点からのマッチングに基づいて提案をして来られるので、それは自分自身の考えるマッチング度合いと異なって当たり前です。その差を明らかにしてもいい事はありません。エージェントさんはビジネスとして行っているんですから、こちら側の意向と違って当たり前です。違う事をきちんと踏まえてその都度冷静に判断をしましょう。
【職務経歴書やキャリアシート】
どこが合うのか?と(自問自答でなく)エージェントに質問をする人に限って、提出するキャリアシートをカスタマイズしないケースがあります。最初にエージェントに言われて作った汎用性の高いキャリアシートをそのまま応募書類として提出してしまう。自分の経歴を偽れと言っている訳ではありません。
自分のキャリアも強みも弱みも今回の転職活動において「濃淡」があるはずなんです。
凸凹しているはずなんです。
求人企業は「弊社は今、この様な企業ステージです」「こんな人材を募集しています」という企業側の”凸凹”を丁寧に記載していただいているんです。そこに自分のピースの中で当てはまるものは無いのか?を考え続ける事が必要です。この作業をする事によって、自分自身の転職における優先順位や仕事に対する価値観が変化していくはずで、それを恐れる事無く、変化させていく事が出来る柔軟性が必要なんだと思います。
【求人に合わせる≠妥協する】
求人に合わせるというのは、決して妥協する事ではありません。企業が求めている事に自分のどこを提供する事が出来るのか?それは無理に優先順位を変えているものではないのか?いや、今まで気づかなかった「そういう事か!」という新しい発見は無いのか?という目線で常に求人を見続けていけば、エージェントに初回提出分のキャリアシートをそのままで提出する事なんてないはずです。書類選考としては、最低限「記載内容は当社の意向と合致していそうだから”深堀して聞いてみたい”」と思ってもらえる様にするべきです。「この書いている事は、どういう意味だろう?」とクエスチョンマークが出たらダメです。クエスチョンを解決する為に1次面接をセットするほど、企業側は忙しくないと思います。ご参考になれば幸いです。