転職における「三木谷カーブ」
突然ですが「三木谷カーブ」結構好きです。
人は皆だいたい同じくらいまでは努力をしている。残り0.5%をやり切る事が大切だというものです。
「そこまでやるか?」と周りに言わしめるくらいの行動みたいなものですね。転職活動でも同じことが言えるのではないかと。
転職で複数人採用もあるでしょうが、多くは1名採用。椅子取りゲームで最後の1人に残らないと内定にはならない。複数人採用するなら「まあいいか」っていう人材でも採用する事はあるかもしれませんが、「無理して採用しなくってもいい」ケースになる事もあるわけでして、周りの応募者に勝つ事も必要ですし、「今回は見送り」にも勝たないといけません。となると結構な努力とその方向性が必要でして。
その会社をどこまで掘り下げて知ろうとしているか、というのは大きいと思います。一方でこちら側は複数社受けているから各社ごとに受けがいい言葉なんて出てこない、という方もいると思います。その通りです。
しかし、転職って数十回とするものではないし、だいたい一桁回数までが多くの方の経験値だと思います。やっぱりひとつひとつが大事です。「御社が大好きで御社しか考えておりません!」はさすがに無理ですし、採用担当者もそれは分かっています。そこまでは必要ないですが、最終面接に至る過程の中で御社の事を調べてきました、こんなところに注力したらいいのでは・・・とまではいかないまでも、”他人よりも興味をもってこの会社に臨んでいる”事をアピール出来ればいいじゃないかと。
それを三木谷カーブでやり切るといい結果が出るのではないか?と思います。求める能力があるかどうかは客観的資料を基に採用担当者が判断されます。そして「その能力を発揮してもらえるか」の目線に対しての答えが「どれだけこの会社の事に興味をもっているか」をどれだけ解像度高く伝えられるか、だと思います。最終面接までこぎつけた方の参考になれば幸いです。