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宮崎シティフィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会に行ってきました!

初めて、アマチュアオーケストラのコンサートに行ってきました。今年の1月に開催された「みやざき100人のチェリストたち」の圧巻の演奏に、すっかりチェロの国宮崎の印象が強く、アマオケの演奏にも期待が膨らみます!
 宮崎市制100周年を祝う記念のコンサートとしても注目を集める今回の定期演奏会は人気が高く、会場の30分前からすでに行列が出来ていました。いつもの通り早めの到着でラッキーです🤭

アマオケに学ぶコンサートマスターのオーラ

ドヴォルザークの序曲「謝肉祭」から始まるプログラム。クラシックのコンサートで、調弦の様子を見ていると、なぜだかワクワク度が増してくるんですよね!特にヴァイオリンの調弦は、カッコよさが増し増しです(笑)
 全員が舞台に揃うと、コンサートマスターがすくっと立って団員を見ながら音を合わせる様子が新鮮でした。
バラバラだった音が1本の糸になるような感じといったらいいのでしょうか…信頼感みたいなどっしりと落ち着いた雰囲気になっていく様子は、ちょっとゾクッとしました。オーケストラの醍醐味は、きっと演奏が始まる前から味わうものなんですね!お祝いにふさわしく、明るい音粒がキラキラした謝肉祭は、超満員のお客様から大きな拍手で迎えられました。素晴らしい演奏です。

サンサーンスのチェロ協奏曲第1番イ短調のソリストは浜砂なぎささん!

 宮崎でチェリストの育成にも熱心な音楽家として知られている浜砂なぎささん。華やかさの中にも気品のある演奏で会場を魅力されていました。カデンツァと呼ばれる聴かせどころの美しさは最高!左手が高速で指板を移動しているのが遠目からも分かるという難易度の高さ…コンチェルトって、ヤバいくらい難しいんだと気づくのは演奏が終わった後からでした!オーケストラと息の合った演奏は、まるで会話をしているようで、ほんとに楽しくなりました。
鳴り止まない拍手の中、アンコールとして奏でられたのは、パブロ・カザルスの「鳥の歌」…どこまでも高く青い空に舞う鳥のさえずりのように、儚いけれど強さを秘めたチェロの声が響いていました。
宮崎に吹く風の音のようにも聴こえて、凛としたチェリストの姿に感動で胸がいっぱいになりました。感謝です🙏

 公演終了後に楽屋にて
ソリスト浜砂なぎささん

ラッセル・スタンガー作曲「交響詩みやざき」は、合唱団が100人超え!

作曲当時、バージニア交響楽団の名誉指揮者だったラッセル氏が作曲した「交響詩みやざき」。実際に宮崎に訪れた印象から作られたそうです。
8つの楽章があり、それぞれに興味深いタイトルがつけてあり、宮崎の民謡のメロディーも含まれています。
日の出、古墳群、はにわ人形の踊り、平和の塔、宮崎の子守歌、こどもたちのマーチ、大淀川、まつりと地域の魅力を称える内容です。
強い日差しと高い空で、陰影のハッキリとした色彩の風景が目に浮かぶような旋律にダイナミックなコーラスが加わると、広大な平野を渡る風を感じるような清々しさがあふれてきます!
宮崎シティフィルは、なんとこの交響詩を演奏するために平成5年8月に結成されたとプログラムに記載されています。その当時の熱量といったら、ただ者ではなかったはず。長く時が経っても、市民の誇りとなるように想いをたくした音楽を、オーケストラと合唱で構成された交響詩として残す。数百年の時を重ねても色あせない鮮やかな、みやざきを後世につなぐその情熱に、感動と羨ましさが募りました。

トヨタコミュニティコンサートを知る

チラシを見ていると協賛トヨタ自動車と書いてあり、さらに右上には「トヨタコミュニティコンサート」とある!気になると調べたくなる性格でして、お許しください😆
1981年から、音楽を通じた地域貢献を目的に地域で活躍するアマオケを応援し、開催するコンサートだそうです!TCCと呼ばれていて、全国各地で公演が開催されていました。知らなかったです。
開催形態には3つあり、公演の企画についての相談や問い合わせは、日本アマチュアオーケストラ連盟事務局が窓口になっています。
 詳しい内容についてはリンク先を、貼り付けておきますので、ご確認ください。各地域の公演情報も、こちらのサイトでチェックできます。
お近くの街で開催されるアマオケのコンサートがあったらぜひ、お出かけください😍



海鮮長谷川の海鮮丼
ご飯が見えないです
海鮮長谷川の伊勢海老の味噌汁
身がぎっしりでプリプリ

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