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【2000の時を堕ちる】の設定・裏設定

台本【2000の時を堕ちる】 

https://ul.boikone.jp/webview/shareLink?screenType=scenario&contentType=12&contentId=13937

台本の基本情報

登場人物は少女(コードネーム:ストック)と殺し屋(コードネーム:ダフネ)の2名。赤部屋や三毒三巴、心理的アノミーや摩天楼の世界と同一の世界線でのお話です。ボイコネの自己紹介欄には敢えて詳細なキャラ設定を書きませんでした。この台本の面白いところはこの二人の関係性の考察と、その考察からくる二人のキャラ付け。そして「釘打ち」この三つだと考えていたからです。人物表記も敢えてストックではなく「少女」にしました。読み進めていくにつれ判明する諸設定を大事にして欲しいと思っていたためです。
あらすじとしては、殺しを請け負う組織に所属する二人の問答。ビルの屋上に指だけかかった、今にも落下しそうな少女の手にダフネが釘を打ち込んでいく。台本としては短く、間を長めに取っても20分以内には確実に終わるであろう長さ。

フミさんがこの台本の良さみを抽出した素敵コメントをくださっています。こういうコメント、心臓がどくどくするくらい嬉しくなるんですよね。晒します。

芯を抉ってくるような内容と、小気味いい会話、そしてそれを盛り上げつつ、静かにさせる、聴いている人の聞いている人の心を掴んで逃げられなくする釘の音。少女の最後の言葉は、醜くて、どこか美しかったです。」byフミクラ

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