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〔台本〕「摩天楼 作.玉城エト」 作:吉谷しな

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〜10月30日 20:30


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あらすじ

玉城エト。高校生ミステリー小説コンテストで大賞をとった彼女はその圧倒的な美貌故に、単なる作家としては絶大とも言える人気を集めていた。緑がかった深い黒髪に、ツンとした鼻。猫のように丸いながらもキリッとした目…ミステリ作家らしいミステリアスな美貌を兼ね備えた類い稀なる文才。完璧な彼女の元へ一本の電話が鳴り響く。

「もしもし、工藤です」。

ただの取材依頼が、彼女の人生を大きく変えることになると…この時の彼女はまだ知る由もない。

登場人物

(女)作家:玉城エト役と彼女の過去作である『摩天楼』に登場する作家役を並行して兼ねることになる。
(男)工藤:豚と呼ばれる殺し屋”伊藤”と、『摩天楼』の登場人物である工藤、二役を並行して行う。
(男)鷹司:伊藤の旧い馴染み。情報屋。胡散臭い話し方。
(女)給仕:鷹司の元で家事などをして働いている。おっちょこちょいなお馬鹿さん。
(女でも男でも)夢花:殺し屋。日本語がとても流暢な中国人。お茶目だが見た目はクール。

店員:
ニュースキャスター:
*店員とニュースキャスターをどなたか兼ね役お願いいたします

上演時間

35分ほど

読み込みの際のヒント

「」の有無

作者の遊び心あふれるなんちゃってレビュー

★★⭐︎⭐︎⭐︎
声劇台本というよりも小説としての面白さが勝る。声のみでカラクリを表現することが難しく、せめて舞台としてそれなりの演出が欲しいところである。
一方で、だからこそ声のみの芝居でどこまで表現できるかという「難しいからこそ燃える」タイプの演者にとってはお気に入りの作品となることだろう。間、息遣いを駆使して、「玉城エトの創作の世界」なのか「吉谷の創作の世界」なのか、はたまた現実なのかを醸して欲しい。
なーんちゃって、かっこつけちゃった。

本編

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11,608字

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9月30日 20:30 〜 10月30日 20:30

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