【キャリコン養成講座】やっぱりYou think so が難しい。そして私本当にキャリコンになれるのだろうか
ロープレでの講師からのフィードバック
この週末も土日とも講座であった。ちゃんと出席して、苦手なロープレにも向き合っていることだけでも自分をほめたいところだが…
昨日のロープレでは、講師がオブザーバとして入り(オンラインなのでブレイクアウトルームに入るという意味)、フィードバックをいただいた。
先日の記事でも書いたとおり、私は自分の傾向として、つい「I think so」になりがちである。
そして昨日のクライアント役のかたも、ワーママ、キャリアアップに悩むというまさに私と同じ境遇のかたで、つい「そうですよね、毎日大変ですよね」とか「うんうん、わかります」という気持ちが全面に出てしまっていたようだ。
講師から、「ピッピさんの課題はいかにYou think soで返せるか、ですね。」と。
・「そうなんですね」だけで次の質問、ではなくてクライエントの言葉をそのまま繰り返しいったん受容する
・最初の質問で限定しすぎず、「仕事を含めて今の状況を教えてください」とかアンニュイな雰囲気をもたせていいので広く聞いてみる
助言を踏まえてやってみたものの…
オウム返しにクライエント本人の言葉を拾ってそのまま返しているだけでは会話が進まないし、そのことに気を取られすぎて、内容が頭に入ってこない…(涙)そして主訴をとらえることが大切なのだが、集中して聞いているはずなのに、なぜか最後の「悩んで来た」「もやもやして来た」「整理したくて来た」とかをとりこぼしてしまう…
今日は、試験の時にも聞かれる、「この後の支援をどのようにするつもりか」についても答えなくてはならず、そんなことまで頭がまわらない…(涙)なので今日のトップ画像は曇り空を選びました…
みんな上手にみえる
キャリアコンサルタントを目指すくらいなので、皆さんそれなりに仕事などで場数を踏んでいたり、カウンセリングの素質があるのかな、と思わざるを得ない方が多い。結構難しいことに取り組んでいると思うのだが、とても自然に展開されていたり、クライエントの問題点を適格に言語化されている様子をみると、圧倒されてしまい、自分は本当にキャリコンになれるのか…?と不安でならない。
ちょっと聞き上手、とか人と話すことが苦にならない、とかそれでは甘かったんだなといまさらながら思う。ただ、知識と基本的スキルをしっかり身に着けて、場数を踏んでいけばなんとかなるのでは、とも思う。クライエントのバリエーションは場数だと思うし、自分も看護師一年目の時はそうであった。
看護師一年目の時を思い出せ
そうだ、そうだった。国家試験になんとか合格したものの、1年目看護師なんていきなり、いち看護師としてカウントされて機能する働きなんて到底できない。基本的業務を先輩からならい、わからないことを調べ、勉強し、患者さんにたくさん接することでできることが増えていった。患者さんから多くを学ばせてもらった。キャリアコンサルタントも同じ。
キャリコン養成講座で、「見立て」と呼んでいるものも、看護でいうところの、「看護診断」「看護問題」である。情報からアセスメントをして自分なりに患者さンに介入すべき問題点を見つけるのだ。
ただ、大きく異なるのが、「会話」だけでその問題を見出していく部分である。看護は、身体所見をとったり、会話だったり、家族からの情報であったりと、情報収集する手段が複数ある。キャリコンは「会話」のみからそれを収集していかなくてはならないことが、本当に難しいと感じる。
とにかく養成講座は走りきる
あと12回。なんとか走り切る覚悟はある。
人と比べない。ちょっとずつでもできる感覚が身につけばすごいことだ。
そう言い聞かせて、頑張ります。