キャリコン養成講座 折り返し地点~ロープレの難しさ~
息切れしはじめています…
毎週末半日の講座を受講しはじめて、次回で半分12回が終わろうとしている。先週・今週は3連休だが、うち2日間は講座受講にあてており、正直休んだ感じ、リフレッシュした感じがしないまま、また新しい週を迎えて平日を突っ走る。
毎回新たな知識に触れ、ロープレで内省、反省、今後の不安を感じながらも楽しさもある。ちょっと息切れしつつあるが、家族にも協力してもらっている手前、愚痴は言いたくないし、疲れがとれないだなんて言いづらい。夫が不在の日は一時保育に預けたり、やむを得ず隣でゲームやくもんをさせながら乗り切ったり…子供がいると先生の言葉が頭に入らなかったりするのだが、仕方ない。折り返し地点だし、頑張るぞ!
ロープレ(ロールプレイング)の難しさ
5分、7分、15分と少しずつロープレの長さが長くなっている。はじめは、冒頭のお作法(自己紹介、座る位置や声の大きさなどの確認、アイスブレーク、時間の確認、守秘義務、では本日はどのようなご相談でいらっしゃいましたかという切り出し)だけで精一杯、1つ飛ばしてしまったりすると、「あーあれ言い忘れた!」とか思いながらもうクライアントとの話が始まってしまっていたりした。
7分のロープレでは、冒頭のお作法はクリアできほっとしたのもつかの間、話の展開をどうしていったらいいのか、次の質問は何を聞いたらいいのか、頭が真っ白に…クライアントの状況が描けないまま、わかったような気になって話を進めてもどこにもたどり着かない。そして一問一答になってしまう…
・クライアントの世界に入り込むために質問をおそれない
・主役はクライアントであり、一問一答にせず自分で考えてもらうことで自分事であることを意識付けできるようにする
15分のロープレはでは、質問はそれなりにできたものの、オブザーバーのかたからいただいたフィードバックは、「クライアントさんの家族構成を聞かれたときに、夫と娘がいますという答えに対して、『家族のお世話も大変ですよね』とピッピさんの推測で決めつけていたことはあまりよくなかったかも」と言われてハっとした。本当にその通りである。クライアントさんの世代で夫と娘と暮らしているなら、またクライアントさんのこれまでのお話しぶりからも、「お世話が大変に違いない」という私の思い込みを伝えてしまっていた。
・思い込みを外す!Judgeを外す!
と大きくノートにメモをした。
I think so(同感)ではなくYou think so(共感)
私は現在の職業柄、同感しやすい傾向にあると思っている。看護師という資格と経験という背景をもち現在は病院(看護師)を顧客にしたサービス提供に携わっているため、顧客ヒアリング等でどうしても「うんうんそうですよね」と共感ぽい同感をしている気がすると思った。比較的すぐに相手の立場を想像して思いを馳せる。そして「わかったような気になって」同感してしまっている気がする。雑談ではそれでもよいのだが、キャリアコンサルタントの場面ではそれではいけない。肝に銘じた。難しいのだけどね…