【旅行記】台湾行ってきた🇹🇼✈️🎶
2泊3日で台湾旅行に行ってきました~!!準備も含めて初めてのことだらけで、めちゃめちゃ楽しかったです🙌 忘れないうちに感想を書いておこうと思います。少しでも自分の感じたワクワクが伝わったら嬉しいです。
準備(パスポート取得・航空券の購入・ホテル予約)
LCCがなんの略かも知らないままとりあえず安い航空券を調べ始めた私は、パスポート番号がなければチケットを購入できないことを知りました。高校生の頃に取得したパスポートはちょうど今年の夏に期限が切れてしまい、同行する友人も同様の状態。我々の最初のミッションはパスポートの申請になりました。
パスポートを受け取りに行ったその日に航空券と宿を取りました。今回航空会社はPeachを利用し、ホテルの方はAgodaで予約。航空券はやっぱり高かったですね……🥲 預け手荷物はナシ、機内持ち込み手荷物2個(合計7kg以下)で1番安いオプションにしました。保険は迷ったのですが、やっぱり心配なのでつけました。アドバイスをくださったフォロワーの皆さま、ありがとうございます🥹🙏
ホテルはセールで驚きの1人1泊3,000円(素泊まり、バストイレ共用)という部屋を見つけ、「これめっちゃ安いじゃん!」「え、やば! ここにしよ!」と3秒で決めました。結果的にすごくいいホテルだったのですが、せめて30分くらいは悩んだ方がよかったんじゃないかと思います。出発直前になってGoogleマップの口コミを見ていたら、カビ臭さに言及するレビューが35件あり、家族に「怖い😭」と泣きつく羽目になったので……(母からは「私が新婚旅行で泊まったオーストラリアのホテルはとてもリッチなところだったが、リネン類にいたダニに手足食われて大変なことになったので、高級だからといって問題がないとは限らない、逆もまた然り」と慰めてもらいました。ありがとうお母さん)
eSIMはかなりギリギリに予約しました。KKdayを利用、ギガ数は1番大きいものにしたような記憶……(こちらも使ってるよ~と教えてくださったフォロワーさん、ありがとうございます💋)
服が1番迷いました……😵💫 日本の秋よりやや温暖な気候を想像していましたが、調べてみると滞在予定の3日間は3日とも最高気温31度を超える予報。悩んだ末、半袖Tシャツ3枚とスカート1枚、羽織ものにGUのUVカットパーカーと七分袖のカーディガンを持っていくことにしました。滞在中はパーカーかカーディガンのどちらか1着で良かったかなとちょっと思いましたが、2着を重ね着しても羽田で寝るにはそこそこ寒かったので、難しいところです。
旅程はふんわりめに組んで、時々友人と別行動もとりつつ、基本的には台北付近をゆるく観光しました。こちらもおすすめの観光スポット、食べ物やお店を教えてくださったフォロワーの皆さま、ありがとうございます🥹🙏
0日目(空港泊)
フライトの出発時刻はAM5:45、始発では間に合わないので前日深夜に羽田に前乗りして夜を明かすことにしました。保護者の同伴なしの長距離移動は恥ずかしながら今回が初めてで、夜遅く1人で家を出て羽田へ向かうことにワクワクしたのを覚えています。高校の修学旅行も夜の国際便で、友達がいなかったので行きたくなくて、モノレールでちょっと泣いたことを思い出し、感慨深くもなりました🥲
0時過ぎに羽田空港第3ターミナルに到着。5年ぶりの羽田空港でしたが、ひたすらに新鮮でテンションが上がりました。寝場所を探すなら4階カフェ席とのアドバイスを頂いたので(ありがとうございます🥹🙏)、取るものも取りあえず4階へ。江戸小路あたりのベンチが空いていたので確保し、ローソンに飲み物やらお菓子やらを買いに行きました。
搭乗手続きが4時頃ということで、アラームをセットして寝の姿勢に……。懸念していた空港内の気温についてはまずまずといったところでしょうか。上半身:Tシャツ+七分袖カーディガン+GUの UVカットパーカー、下半身:夏用ロングスカートの下にユニクロのリラコという出立ちで、起きている時は快適、寝るとなると少し寒い……という感じでした。念のため持ってきた小さな膝掛けを毛布代わりにして仮眠します。極寒とは行かないまでも、11月の深夜の羽田、ちょい寒です。
完全に横になるのは危険かな? と心配していたのですが、トラブルもなく2時間ほど寝ることができました。トイレに行く途中、女性1人で寝ている方もちらほら見受けられたので、治安はそこまで悪くないのかも……? 今回はたまたま運が良かっただけかもしれません🥲
3時半頃、誰かのいびきで目が覚めました。ほぼ同じタイミングで搭乗手続きの開始を告げるアナウンスがあり、寝不足ではありましたが友人と共にチェックインカウンターへ。荷物の重さを測って、保安検査を受け、あっという間に数十分が経過。途中の自販機で飲み物と軽食を買って、夜食なんだか朝ご飯なんだかわからない補給タイムを取りました。友人は前日朝3時に起きて釣りに行っていたため、1日の区切りがわからないとぼやいていました。
そうこうしている内に飛行機に乗り込み、日本に暫しの別れを告げます。列に並んでいる時は真っ暗だった空が、離陸の頃には白み始めていたのが印象的でした。
1日目
現地時間で8:45、着いたど桃園国際空港✌️✌️
並んでいる間 sight-seeing の発音を練習していましたが、特に何も聞かれませんでした。入国審査の後は最初の運試し(?)ということで5000元キャンペーンの抽選に参加。残念ながら私も友人も落選。気を取り直して、次は換金するために銀行へ向かいました。とりあえず2万円を換金してもらい、4,078元になりました。あんまり……レートは……よくないのか……?🤔 謎です。
現地通貨を手に入れたらいよいよ台北駅へ移動します。airport expressを探していたら、ちっこいモノレール乗り場に辿り着きました。友人が調べてくれた結果、第1ターミナルと第2ターミナルを行き来するモノレールだということが判明。せっかくだから乗って行こう! となり、意気揚々と乗り込みました。
アトラクションみたいで楽しかったです。第2ターミナル到着後、なんやかんやあって悠遊カードを購入しました。受付の方が日本語で説明してくださって、感謝しきりでした……🥲🙏
デザインは2種類から選ぶことができました。めちゃめちゃかわいいです。これはテンション上がります。
台北駅までは急行で40分くらい。居心地が良すぎて爆睡しました。
台北駅に降り立つオタク。デッカ~~~い駅でびっくりしました。住めるね。
ホテルに荷物を預けるよりも先にお昼ご飯を食べたような気がします。マップで見つけた牛肉麺屋さんに入りました。受付の方に日本人か韓国人か聞かれ、日本人であることを伝えると日本語のメニューを出してくださいました。ツルツルしたメニューに水性のペンでチェックを入れて、あっさり牛肉麺(?)を注文。
スープは本当にあっさりで、飲み干せちゃいそうでした。麺はもちもちしていて上の牛肉はトロトロ、とても美味しかったです😋 お冷やがないことに気づいて、そうか、お冷やの文化は当たり前じゃないんだ……! と気づきました。周りのお客さんを観察していると、持ち込みらしいドリンクを机に置いている方がちらほら……私も空港で買ったペットボトルから水を飲みました。
退店時、受付の方が「美味しかった?」と日本語で聞いてくださって、「おいしかったです!! 謝謝!!」と全力で返しました。台湾に着いて1番最初に入ったお店でしたが、ご飯も美味しくてお店の方もよくしてくれて、ほっこりしました。
昼食後はホテルに寄って、大きい荷物を預けさせてもらいました。初めての海外ホテルということで緊張しましたが、事前にホテル予約サイトから受けとったQRコードとパスポートを見せ、無事預けることができました。
身軽になった後はホテル付近を散策。快晴だったので、屋根つき(?)の歩道が有難かったです。
とにかく暑くて、甘くて冷たいものが飲みたかったのでタピオカパッショングリーンティー(?)的なドリンクを購入。メニューの写真を取って注文しました。LかXLしかない……?! デカくておいしかったです。これで約240円。安い。オーストラリアで貢茶に入った時も聞かれましたが、ここでも甘さのレベルを選べました。タピオカあるあるなのかな。
フォロワーさんが紹介なさっていた靴屋さんが気になっていたので、デカデカタピオカドリンクを持ち、なんとなくそちらの方向へ。
二二八和平公園に立ち寄り、東屋の下で少し休憩させてもらいました。近くの大学生でしょうか、若い人が焼きそば的なものを食べていました。タピオカを飲み干して、池の周りを歩いていたら、(水)鳥やリスが普通にいてびっくりしました。悪い人に捕まえられたりしないのかな~と話しながら、写真をたくさん撮りました。
自然豊かでのどかな、素敵な公園でした。時間があったらもっとゆっくり見て回りたかったな~。今回の旅行では残念ながらチャンスがなかったのですが、次回は博物館や記念館にも行きたいです。
続いては靴屋さんでお買い物。かわいい刺繍靴がずらっと並ぶ店内は見ていて楽しかったです。種類が多いため試着は2足まで、と注意書きがありました。お店は2階に分かれていて、1階で靴を選び、2階に上がって試着させて頂くスタイル。これいいな、と思った靴を店員さんにお見せして、「23.5 ありますか?」と欲しいサイズを伝え、「(食い気味に)あります!」を頂いたら靴の写真だけ撮って2階へ。2階の店員さんにデザインとサイズをお伝えして靴を出してもらいました。かわいいし、サイズもぴったりだったので購入。ヤッピ~✌
靴屋さんの後は再び公園に戻って、今度は国立台湾大学病院の方へ抜けました。友人の希望でアクアリウムショップへ向かいます。扱っている魚の種類は概ね日本と同じらしい……売っている商品も日本語のパッケージのものが沢山あってびっくりしました。
その後、疲れた私は友人と別れて先にホテルへ戻りました。友人は中正紀念堂の方まで行ってきたらしいです。健脚。
先程は荷物を預けただけだったので、いよいよチェックインだ~とドキドキしながらフロントへ。英語で注意事項を説明して頂き、必死に頷きました。
カードキーを受け取って、いざ自分たちの部屋に向かいます。前日に読んだGoogleマップのレビューが頭をよぎり、緊張しながらカードキーを翳しました。開きませんでした。開け方のコツを掴むまで時間を要しました。
部屋だ~!! 到着前の不安は全部杞憂に終わり、疑ってゴメンね……の気持ちです。2日間ぐっすり眠れて、いいホテルでした。
スマホを充電して放心していたら、友人もホテルにやってきました。本当は1日目も夜市に行く予定だったのですが、2人ともベッドの誘惑に抗えず、夜まで爆睡。夕飯はホテルの近くで適当に済ませることに。
夕飯1発目は魯肉飯を頂きました。油がトロトロで美味しかったです!
食べ歩きによさそうなお店が沢山あったので、冷やかしながら付近をうろうろ。ぼろパン、ニラ饅頭、バリバリした人形焼き(?)みたいな焼き菓子を買って、最後にホテルのすぐ側のファミマでチューハイも入手し、部屋でプチ宴会となりました。現地の缶チューハイを飲もうねと話していたのに、2人とも買った後で日本産の商品だと気づいて笑いました。
スペースがないのでベッドの上で乾杯。絶対こぼすなよと言った次の瞬間にお菓子の欠片をこぼしました。なんだかんだ疲れていたので、22時過ぎにはお風呂(シャワー)に行った記憶があります。今回は素泊まりかつバストイレ共同というプラン。女性用のシャワー室はいちおう鍵がかかるようになっていたので安心(?)。洗面台は男性と共用です。部活の合宿や、部室棟のシャワールームを彷彿とさせるようなお風呂場でした。前日は空港泊だったため、1日ぶりのベッド。シャワーも浴びてさっぱりして、鍵のかかる個室と足を伸ばせる寝床、最高の気分でした。ツインではなくダブルベッドで、人と同じ布団で眠れるかなと少し不安だったのですが、一度も目覚めることなく朝までぐっすりでした。
2日目
2日目の朝は、念願の豆漿を食べに行きました。台北駅からMRTを利用して15分ほど。店内は地元の人もいるようでしたが、観光客っぽいお客さんもいます。注文の際は、メニューが書かれた紙にチェックを入れて店員さんに渡すスタイルでした。私は豆漿を、友人はピーナッツミルク? なるものを選び、蛋餅を2人分注文。調味料の追加やカトラリーはセルフサービスです。
あったかい! おいし~!! 油条とザーサイの存在は確認できました。やさしい味で朝ごはんにピッタリカモ……🦆 蛋餅も美味しかったです。友人のピーナッツミルクもわけてもらいましたが、ほんのり甘くてこちらも好きな味でした。朝ごはんの定番なんだろうか。
朝ごはんの後は台北101へ向かいます。お店からそこまで遠くなかったので歩いて行くことにしました。台北駅近辺とはまた街の雰囲気が違って、歩いていて面白かったです。ここでも歩道に屋根があってありがたかった。コメダを見つけてテンションが上がりました。この日の最高気温は31度くらいあったような気がします。そびえたったTowerを目指して歩きました。
台北101付近に到着しましたが、営業開始時刻まで間があったので近くのビルに入りました。吹き抜けになっている2階のベンチから、1階で家電製品の展示場か何かが設営(あるいは撤去)される様子を見ていました。一般人が入ってよかったんだろうか。
11時を過ぎた頃、タワーへ移動します。下の方の階はブランドもののお店がいっぱい並んでいてタジタジしました。
5階のチケット売り場で展望台のチケットを購入。「你好」と言ったはいいが、そこからなんて話そうと悩んでいると、受付の方が日本語で対応してくださってホッとしました。89、91階の展望台と、88階のダンパーが見られるチケットを購入。大人は2,400円くらい。なんと日本の学生証が使えました。
エレベーターで移動して、あっという間に展望台につきました。
この日も快晴で運が良かったです。高い所ってワクワクするよね。写真をいっぱい撮りました。ついでに観光客の方に人間も撮ってもらいました。
ダンパーベイビーも撮ってきました。
高所からの絶景を堪能した後は、お昼ご飯を探しにフードコートへ……下りたのですが、12時過ぎと時間も相まって、立ち食い席も含めほぼ満席。台北101でのお昼は諦めました。ご飯が食べられなかったのは残念でしたが、嶢陽茶行でお土産を買えたのでよかったです。こはるちゃん構文みたいになっちゃった。店員の方が試飲のローズ烏龍茶を出してくださり、暑くて疲れていたところ、水出しのお茶とバラの香りでとても癒されました。
お昼を求めて隣のビルへ移動し散策しましたが、なんとなくピンとこなかったので、結局キッチンカーで軽食を購入しました。ここでも撮影したメニューの写真を見せて注文させて頂きました。
ねぎパイ……みたいな……? 結構辛かったけどおいしかったです。花椒の辛さかな。
ご飯を食べた後はMRTで中世記念堂に移動。デカい建造物の写真を沢山撮りました。
鬼アチかったので日傘を持ってきて本当によかったと思います。日頃の運動不足が祟り、あんまりじっくり観光する体力がなかったので、また来たいですね。後述するつもりですが、今回の旅は食べ物や街ブラがメインだったので、次はしっかり勉強した上で歴史の名所をもっと訪れたいな。
アイスうますぎて倒れました。電車で台北駅まで移動し、服を買いに行く友人と別れて先にホテルへ戻りました。
夜まで仮眠をとったら念願の夜市へGO! こちらも電車と徒歩で15分くらい。バイクが沢山車道を走っている光景が新鮮です。
すごい賑わい!! とりあえず、マシュマロでおすすめして頂いた地瓜球の屋台に並びました。素朴でおいしかったです。
一巡目(?)は人の波に流されるようにして奥まで進みました。食べ物中心の夜市でしたが、雑貨屋さんや射的なんかもありましたね。
なんとなく立ち止まりにくくてここまで流れてきちゃったけど、ご飯を見つけよう! と決意して人の群れに戻ります。友人が目をつけた小籠包(?)を買いました。基本は食べ歩きなのかなと思ったのですが、たまに座って食べられるお店もあるみたい。他のお客さんと相席で頂きます。めちゃめちゃおいしかった! 夢中で食べました。
温暖な気候と人口密度の大きさ(高さ? いつもわからん)で辺りはムンムンです。Tシャツ1枚で来て正解でした。イカ焼き(タコ焼き?)屋台の列に並ぶ友人と別れ、私はこれまたおすすめして頂いたグァバを探しに。
あった……! iPhoneのメモ帳に「小份 甘草 芭樂」と書いて店員さんに見せました。その場で切って袋に入れ、竹串を差して渡してもらいます。さっぱり甘くておいしかった~! 今回旅行中に食べた唯一の果物でした。
友人と合流し、射的の屋台へ行きました。小さなお友達に交じって銃を撃つ友人を見守ります。
もう少し食べたい気分だったので、キムチチーズ焼きそばをクレープで包んだ屋台飯を頂きました。これが結構辛くて、グァバちゃんに助けられました。
通り過ぎざまに撫でられるネコチャンがいました……あと人通りの少ないところで豚を散歩させているおじさんがいて面白かったです。
友人の希望で、夜市からの帰り道に文房具屋さんに寄りました。アクアリウムショップもそうだったけど、ここでも日本語で印字されている商品が結構おいてあって興味深かったです。友人も私もノートを購入しました。
ホテルに戻り、もう明日には出発か~と早くも名残惜しい気持ちで就寝。
3日目
あっという間に最終日です。飛行機の出発時刻は20:55と結構遅めなので、めいっぱい観光するぞという気持ち。10時過ぎにチェックアウトを済ませ、ホテル近くのパン屋さんでパンを買いました。コンビニで飲み物と、おすすめして頂いた煮卵を買ってイートインコーナーで朝ごはんです。作業中の人やバナナを食べている人、歓談中の人がいました。日本ではほとんどコンビニのイートインコーナーを利用したことがなく、1人でササッと食べて出ていくイメージがあったので、新鮮です。煮卵めっちゃおいしかった!
最終日はお土産を買う日、ということでまずはパイナップルケーキを買いに行きました。最初に目星をつけていたお店は、美味しいというだけあって長蛇の列……早々に並ぶのを諦めて、徒歩15分のところに別のお店があることがわかったのでそちらへ向かいました。
こちらのお店のパイナップルケーキとアップルケーキは、一度フォロワーさんに頂いたことがあります。かわいい外観~🎶
なんと入店したら席に通してくださり、試食のアップルケーキと紅茶を頂きました。疲れて歩いてきた体に甘さが染みわたる……アクセスが微妙なためか、店内はそれほど混雑していませんでした。あげる相手を指折り数えながら、私も友人もそれぞれお土産用にパイナップルケーキを購入。
駅までは再び徒歩15分ほど歩いていかねばならず、英気を養うため近くの公園で休憩することに。
ぼんやりしているとエリザベスカラーをつけた柴犬? が辺りをうろうろしているのに気がつきました。犬は我々の前でトイレタイムに入り、公園内を1人で歩き回っています。「首輪つけてないよ」「マジで?」「あの人が飼い主なんじゃない?」友人とヒソヒソ話している内に、犬は横断歩道を渡って公園の外へ消えていきました。セルフ散歩?
犬を見送った後は大量の鳩を観察しました。「あっ求愛してるよ」「どれ?」「身体が膨らんでる」友人の促した方を見ると、確かにモコモコになった鳩が他の鳩を追いかけています。残念ながら振られていました。そういえば台湾ではカラスを全然見なかったねという話をしました。他の地域でもカラスがいないのかしら。だからゴミ箱がちょこちょこ置いてあるのかな、と推測しました。
カップル成立を見届け、重い腰を上げて公園を後にしました。友人のナビに従い駅まで戻ります。
一旦台北駅まで戻り、おすすめして頂いたお茶屋さんへ向かいます。こちらは最寄駅から目と鼻の先でした。
我々が入店した時はちょうどお客さんのいないタイミングで、ゆっくり見ることができました。店主の方が試飲のお茶を出してくださり、カウンター席に座って頂きました。おいしい……。
その他にも、それぞれの茶葉の特徴について説明してくださったり、聞香杯の香りを嗅がせてくださったり、抽出した茶葉をワサっと掴んで見せてくださったりと、とても良くして頂きました……ありがとうございます……。
「ゆっくりしていって」と言って頂いて、2杯目のお茶まで頂きました。これもめちゃめちゃいいお茶だった……ほぁ~🥹
(主に自分用の)お土産を沢山買わせてもらいました。お茶好きな家族や友人を連れてまた来たいなと思います。
続いては友人の希望で西門町へ。秋葉原と原宿を足して2で割った感じ、という友人の表現は言い得て妙だと思いました。
若者の街! という感じでしたね(小並感)
お昼時だったのでイートインのお店に入り、私は大根餅、友人はあっさり鶏
ラーメンを頂きました。おいしかった! 結構お腹いっぱいになりました。
西門町を後にし、最後の目的地である鶯歌老街へ向かいます。ここで初めて地下鉄ではない電車を利用しました。ホームが複数あってどれに乗ればいいかわからなかったので駅員さんに教えて頂きました。英会話が役に立ったような気がします。
時刻は16時過ぎ。飛行機の時間を考えると、滞在時間は30分くらいになりそうなことを友人に伝えました。
駅を出て坂を下っていたらキレイな夕日が見えました。写真だと伝わらない……🥲
鶯歌駅から歩くこと10分ほど、坂をえっちらおっちら上って老街へ。タイトなスケジュールのため、急かされるようにウィンドウショッピングをしました。非常にもったいなかったので、次回はもっとたっぷり時間を取ろうと心に誓います。
庭に置くような壺が沢山置いてあるお店。最終日で大荷物だったので、ぶつかって倒したらどうしようとちょっと怖くなりました。
続いて最後のお店に。
表に並んだ調理器具や孫の手に惹かれて最後に入ったお店。こちらも可愛い雑貨が沢山あって、ゆっくり見られなかったのが残念です。
そろそろ駅に戻らないと飛行機に間に合わないかも……という時間になり、後ろ髪を引かれるようにして退店。
少し歩いたところで友人が「やっぱり買いたいものがあったから戻る、先に行ってて」と踵を返し、私は先に駅へ行くことになりました。
ありがたいことにここまでハプニングらしいハプニングに見舞われなかった今回の旅行でしたが、最終日の夕方にして初めてちょっとしたトラブルが発生します。
私は己がドのつく方向音痴だということを忘れていたのです。友人と別れて小走りに進んでいた道は、駅とは反対方向でした。500mほど歩いたところで、友人にLINEを送ります。
私と違って方向感覚のある友人はちゃんと駅の方に戻っていました。やり取りを終えて地図を確認してから自分が逆方向に進んでいることに気づき、慌てて来た道を戻ります。
辺りはすっかり暗くなっていて、荷物も重くて、筋を違えた首と肩も痛くて、一人で、めちゃくちゃ心細い気持ちで小走りに駅へ向かったのを覚えています。マップが示す駅までの道は車通りが多く、バスやバイクが擦れるような距離で通り過ぎていき、焦りと不安に拍車をかけました。
改めて方向音痴の旅人達(たびんちゅら)、1人で行動する時は、己の行く道が反対方向ではないか何度も疑ってください。特にミチミチな行程では。
なんとか駅に辿り着くも、ここで再びアンジャッシュが起こります。
方向音痴ゆえマップを頼りに行きとは違う道で駅に戻った私でしたが、友人は行きに夕日を見た駅を降りてすぐの坂で待っていてくれたのでした。
2番ホームで台北駅の電車と友人を待っていて、向かい側の1番ホームに友人が降りてきた時は「ウワー!!」となりました。
なんだかんだあって友人と合流し、台北駅の電車に乗り込みます。何度もgoogleマップのルート案内を調べ、桃園空港までの時間を計算しました。
懸念は乗車時間だけでなく、運賃が足りるかどうかも気掛かりでした。台北駅から空港までは160元、財布には現金40元ほどしかありません。お金を下す時間も下し方を調べる時間も惜しく、友人に100元貸してもらって凌ぎました。ありがとう友人。
桃園空港の改札を通った時点で14元しか残ってなかったので、ギリギリ……だったね……(後からフォロワーさんにも言われたけど、鉄道システム的に
駅から出場するだけなら運賃足りなくても通れたのだろうか? 謎)
思ったより秒で搭乗手続きも済んで、無事飛行機に間に合いました。さよなら台湾、また行かせてね……🥲👋
4日目(帰宅)
帰りの飛行機ではなんとなくメモ帳に旅の記録をつけていました。JSTで深夜1時頃、羽田空港に到着。
出入国は時間がかかったけど、帰国はあっという間だったわね~。最終日は終電がないので羽田にまた泊まる予定だったのですが、なんと友人のお父様が車で迎えに来てくれることに。
税関申告? を終えてすぐにお父様と合流。車の中で菓子パンまで頂いてしまいました。
羽田を出てすぐの道路はほとんど車通りもなく、友人が「楽しそー! めっちゃ運転してー!」とはしゃいでいました。
うとうとしているうちに自分の家に着き、友人と彼女のお父様にお礼を言って帰宅。無事に着いてよかったよかった。
まとめ
冒頭にも書いた通り、今回の旅行は私にとって初めての台湾、初めての保護者同伴なし海外旅行、初めての学校行事を除く友人との旅行でした。
コロナ禍や元々インドア派なこともあり、一番最近の旅行は都内のプチ家出かゼミ合宿というレベル。台湾旅行は、個人的にはちょっとチャレンジでした。行く前や着いてすぐは、体力も人混み耐性も社会性もないのに大丈夫かなとか、友人と喧嘩しないかなとか、お腹壊さないかなとか不安でいっぱいでした。それらがほとんど杞憂に終わったのは、ひとえに旅先で関わった方々、また送り出してくれた家族、友人、知人のおかげだと思います。ウ~……ありがとう……😭😭
トピックごとにざっくり振り返りを。
食事
食べ物も飲み物も、全部おいしかった💕 お腹はそんなに丈夫な方ではないと思うけど、特に体調を崩すこともありませんでした。コンビニで食べた煮卵と、お茶屋さんで頂いた烏龍茶が特に印象に残ったかな。旅先での食事は全部特別な思い出だけど
豆花を食べようと思ってチャンスを逃したので、次回の課題ですね。暑かったからアイスももっと食べたかった。
宿
出てすぐのところに駅に通じる地下通路の入り口があって、立地もよく快適でいうことなしでした。英語が通じたのもありがたかったです。
強いて言うならバストイレ共有はちょっとめんどくさかったから、金銭に余裕があったら部屋に備え付けのプランにしよう。
交通手段
MRT、めちゃめちゃ便利……🙏
路線も色分けされていて明快でわかりやすいし、サイコ~。
気をつけていたのですが、一度だけ規則を忘れて水を飲んでしまい、駅員さんから注意を受けました。ごめんなさい……🥲
今回はちょっとしか乗らなかったけど、機会があれば地上を走る電車ももっと乗ってみたかったな。
観光
概ねプラン通りに回りましたが、国立故宮博物院と北投温泉は間が悪く行けなかったので、次回はリベンジです💪
ちょろっと前述しましたが、もう少し歴史や文化を掘り下げる旅もしたいですね。次行く時までに、台湾についてもっと勉強してこようと思います。
それから言葉も。你好と謝謝しか言えなくて情けなかったので、もうちょっと長い言葉で感謝を伝えられるようになりたい。
同行者
プチ家出という名の1人旅は経験済みでしたが、友人と2人きりでの旅行は初めて。四六時中一緒にいたら気が詰まるかなと思ったけど、適度に別行動をとる時間もあって良かったです。
友人は私よりもアクティブで社交的な人間なので、自分1人だったら電車に乗ってただろうなという道を歩きで行ったり、店員さんに臆さず声をかけたりと、友人のおかげで助けられたり、思わぬ発見をした点が沢山ありました。
また彼女は来た道を覚えているタイプなので、私はほとんど頭を使わずに友人の後ろをノコノコ着いていくことができました。一方で電車の乗り換えを調べるのは私が担当するなど、役割分担も上手くできていたんじゃないかなと思います。
最終日は私の体調がイマイチでつっけんどんな態度をとってしまったりもしたのですが、そんな時も怒らないでいてくれました。私が台湾に行くのが初めてだから、お前の行きたいところでいいよ~と言ってもらえて、一緒に来てくれたのが彼女で良かったです。
最後に改めて、おすすめの観光スポットや食べ物、その他お役立ち情報を教えてくださったフォロワーの皆さま、家族、祖父母、一緒に来てくれた友人、友人のお父様、そして現地でお世話になった方々、本当にありがとうございました。めちゃめちゃ楽しかったです! また行きたい!!
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