見出し画像

5年ぶりの海外旅行は、日本の立ち位置を痛感した旅でした

11月初旬に、初の子連れ海外旅行に行ってまいりました。
行先は香港ディズニーランドです。香港ではなく、香港ディズニーランドです。本当に空港とディズニーリゾートエリア以外には行っていません。
夫婦と長女さん(もうすぐ4歳)、次女ちゃん(1歳)と、じじばば(私の両親)の大人4人&子ども2人の6人で、4泊5日の割とのんびり旅でした。

細かいことはカテゴリも分けて記録をしていきたいと思っておりますが、ひとまずは帰ってきてすぐの段階で全体の総括や感想を書いておきます。


初の子連れ海外、余裕のある内容にして良かった

今回の旅行は、大人の人数と旅行日程の両面で、余裕のあるものでした。
特に良かったのは日程ですね。初日と5日目は完全に移動の日で、間に3日間自由に使える日があったことで、香港ディズニー2日間(2デーパス買いました)とホテルでのんびりの1日を取ることができました。
初海外で生活リズムも乱れ、たくさんの刺激を受ける3歳児と1歳児には、このペースが体調を崩さないギリギリのラインだったように思います。
おかげで、みんなで楽しく全日程を過ごし、帰国の翌日から保育園にも行けました。

今回は、あまり事前にプランニングせず、「ディズニーランドに2回行く」ということ以外は決めていませんでした。
東京ディズニーランドでは、レストランなんかも先に予約しておかないと食事難民になりかねませんし、そもそもキャラクターと会えるようなレストランには予約なしでは入れないですが、事前調査の結果、香港ではどうにかなるだろ!ということで、とにかく現地で融通が利くように、という点を優先しました。

おかげで時間に追われることもなかったし、自然体でそのときやれることをやるというスタイルだったので、気楽に楽しめました。
大人だけで旅しているとき(特に若い頃)はコスパとかタイパとかを結構意識しちゃいますし、その観点ではイマイチな内容だったと思います。ただ、子連れ旅行にとっての最重要ポイントは「全員体調崩さず旅程を終えられる」という点であり、次点で「親がイライラせずに子どものペースに合わせて楽しめる」ことだと思います。
今回は、本当に自分の選択と優先順位付けを褒めたいです。
この先も、まだ子どもたちが小さいうちは、とにかく旅行日程は余裕のあるもの(アクティビティを詰め込みすぎないよう)にしようと誓いました。

香港ディズニーでは課金不要

ハイシーズン(特に中国の連休とか)は分かりませんが、課金しないと子連れは待ち時間で撃沈するTDRとは違って、基本的にショーパレもアトラクションも課金は不要でした。

アトラクションの待ち時間は、基本的に20分未満でした。アナ雪エリアのメインアトラクションであるフローズン・エバー・アフターも平日の昼過ぎには5分待ち(=乗り場直行)の状態でした。
ダンボなど回転の遅いアトラクションの方が、却って待ち時間が長くなっていました。

日曜でも午後には10分待ち


また、ショーパレも基本的に30分前にスタンバっていればとても良い場所で見れます。だいたい15分前ぐらいから場所取り体制に入る感じで、5分前にいっても普通に見れました。
あ、夜のモーメンタスだけはもう少し前から真正面のエリアは埋まっていた気がします。これは本当に素晴らしかったです。みて良かった。

これは直前のライトアップの画像。ステキ。


もうなんかTDRとは別世界ですね。
各種パスの時間に制約を受けることがないのは、子連れにはとてもありがたかったです。

レストランだけは要注意

最初の来園日は日曜だったせいもあるかもですが、食事面でレストランの席を確保するのは少々苦労しました。レジでの購入に並ぶ時間は大したことないのですが、いかんせん席がない。10分くらい食事中の人たちのそばで待機して、空いたタイミングで確保しました。まぁでも、それは東京も同じですね。
とにかく外が暑くて中に入りたかったですが、外の座席周辺でもガンガン扇風機をまわしてくれていたので、レストラン敷地内であればある程度涼めるのは助かりました。

ちなみに食事のクオリティはまぁまぁいけます。さすがアジア圏なので、欧米に行くよりはずっと日本人の口にはなじむと思います。
あとボリュームはそこそこ多いので、どこのレストランでも大体大人向けプレート2皿+副菜1皿+キッズミール1皿ぐらいで、6人(大人4+子ども2)でシェアしてちょうどいいくらいでしたね~。

とにかく物価が高い!

事前調査でも認識していたし、覚悟していったのですが、改めて目の当たりにして骨身にしみた感じです。

コンビニがないので、ホテルの軽食カフェが一番手軽な食糧調達手段でしたが、1プレート頼めばだいたいは3,000~4,000円です。サンドイッチやフルーツカップが1,200~1,500円くらいですかね。ペットボトルの水やジュース類は600~800円くらい。パーク内も同じですね。アイスも1,000円くらい。
もちろん、市井の価格とは違ってリゾート価格ではありますが、TDRで同じようなものを購入しようとしたとき、と考えると、日本円ベースでは2.5~3倍ぐらいの感覚です。
つまり、今回丸4日をリゾートで過ごした感じですが、日本では10日間分くらいの食費を使ったということ。ひょえーーーー。
このあたりで、コンビニがないということがボディーブローのように効いてきます。日本からカップ麺とか持っていくべきでした。(水と氷とお湯はホテルで手に入る)

と、約5年ぶりの海外旅行をしている私はくらくらしていましたが、コロナ禍も大して気にせずここ数年で世界を旅行しまくっているうちの両親は「こんなもんでしょ」と別に驚きもせず受け止めておりました。(覚悟が足りなかった我が家は、食費面でも大いに甘えさせていただきました)

そうか、これがコロナ禍を経てインフレがググっと進んだ世界の状況なのか。日本は、本当に、安いんだなぁ。そりゃみんな来るよね。
木下さんやちきりんさんの投稿で、知識としては知っていましたが、まさに自分事として実感をした旅でした。

このタイミングで、ちゃんと痛感できて良かったです。
子連れでも海外行く決意して良かった、とこんな側面からも感じました。

帰る日の空港ではラウンジで食事して節約…


すぐには無理ですが、また近いうちに海外旅行したい!と思いつつ、まだまだじじばばにも(人手&金銭面両方で)甘えないとキツイなと感じている帰宅翌日でした。


いいなと思ったら応援しよう!