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熱海のお風呂に入れなかった男

「熱海の保養所泊まりにいこーぜ。1泊6千円だって!」

15年ほど前、会社に入りたての同期4人で熱海に旅行に行った。

仲の良い独身の男4人。とても気楽な旅だ。

道中箱根に寄って黒玉子を頬張り、
穴場のローストビーフ屋さんに立ち寄り、
地酒を買っていざ保養所へ。

まだ仕事のストレスなんて知らない新人4人だが、

「自分たちへのご褒美だー!」

なんて言っちゃって美味い酒と美味いご飯でとにかくご機嫌だった。



夜8時頃、部屋に戻った我々はこれからどうするかを相談していた。


Mくんが言う。

「夜は長いぜー飲みに行こうよ」

私が言う。

「でも街中シャッター降りてたやん」

そう、今でこそ熱海も若者が集まる街に戻ったが15年前はシャッター街でかなり元気がなかった。


すると1番人生経験豊富な東大出身のU氏が言った。


「温泉といえば風俗っしょ」



酒が飲めず唯一シラフのNがにやりと口を開く。


「Uさん、これは忘れられない夜になりそうですねえ」




というわけで我々4人は、個室風呂なのに何故か偶然お姉さんも隣に一緒に入っている、という不思議なお風呂に行くことにした。

へー、そんなお風呂もあるんですね。

そっちの風呂はちょっと、
という方はブラウザバックしてくださいね






とりあえずタクシーを呼び付けて、運ちゃんにイチオシのお店を聞いた。


「若いお兄ちゃん達でも満足できる店案内するら」


ってことで運ちゃん曰く熱海最高と呼ばれるお店に着いた。


その名も『鎌倉御殿』

熱海なのにカマクラ……ゴテン?

今調べたらもう閉業してるようなので名前出しちゃった。


でも御殿って言ったらあれですよ。
タイやヒラメが舞い踊る姫のいる天国的なやつを想像しちゃいますけどいいんすか?

と、何気にこういうお風呂は初めてだったウブな私は緊張とワクワクが止まらない。



暗い待合室でじゃんけんをして順番を決め、いざ尋常に勝負!





呼ばれて狭い廊下を進んだ先には、紫かピンクの下着姿の女性。


三つ指ついて頭を下げて待機する姿がぼんやり見える。


こ、これは。やばい。ドキドキが止まらない。
心臓飛び出そう。。



ゆっくり歩いて近寄ると「ご来店ありがとうございます」と頭を上げたのは、










暗がりでもわかる自分より二回りほど年上のお姉様。




ぶっちゃけ初めてなので、それが当たりかハズレかノーマルかアブノーマルかも分からない。


とりあえず手を引かれて部屋に連れて行かれる。


あまり若い客が来ないからか、それとも営業的なやつかは分からないが相当嬉しそうなお姉様。



部屋に入るなりベッドに座らされズボンを下ろされた。



もう一度言う。

ぶっちゃけ初めてなので、その展開が普通かそうでないかも分からない。


分からないけどどうしたらいいのか分からないままお姉様のリードに体を預ける私。



気付けば下に潜っていたお姉様は上に乗ってせわしなく動いている。


そしてそのままあえなくゴール。

それなりに広い部屋なのに、ドアtoベッドの2メートルくらいしか使っていない。


あれ、ここお風呂じゃなかったっけ?



そんな疑問が頭に浮かびつつも、満足気に横に座るお姉様はこんなことを言ったとか言わないとか。



再び4人が集合し、それぞれの体験について語る。

どうやらUもNも自分と同じく年上のお姉様だったらしいが、Mくんだけは若い子だったらしい。


ここでこの御殿には若い子もいることを知る。

勝ち誇るMくんに容赦なくブーイングを浴びせる残り3人。


そしてUやN曰く、お風呂に入ってマットレスの上でヌルヌルごっこで頑張ったけどゴールはできなかったとのこと。


ここでやっぱり部屋のお風呂は入るものだということを知る。


そうだよね、やっぱり最初に体キレイにするよね。


するとUが聞いてきた。


「マイトンはどーだった?」


正直にお風呂に行く手前でゴールを決めたことなんて言えるわけがない。


「まじであれはなかったわー。いいなあMくん。」


なんてテキトーに流しながら、先ほどのお姉様のことを思い出して少しドキドキするのだった。

そう言えばお姉様、すごくいい匂いがした。



そこからしばらく、熟女ものにハマったのは言うまでもない。





昨日の安田さんの記事です。


その後ゆにさんや蒼広樹さんもやっていて楽しそうだったので、自分のことをAIに聞いてみた。

いいこと言ってくれる


えーと、今日も心温まる内容でしたね!



もう!朝からいったい #なんのはなしですか

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マイトン@路地裏で遊ぼう
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