私の家事負担を減らす為に夫へ送る提案書

そもそも家事の目的ってなんでしょうか？

もちろん家事を楽しむこと自体が目的ではありません。家事はエンタメではありませんから。

家族全員が笑顔で生活するために家事はあるのです。
だから家事の時間はできる限り短く、それ以外の家族の時間を長くすべきと思いませんか？

家事の時給換算

気になったので調べてみました。

それでも男女の偏りは大きい。1人あたりでみた家事労働の賃金換算額は女性で194万3000円、年間活動時間は1289時間となる。それぞれ男性の3.2倍、3.9倍大きい。労働参加率の上昇で女性の平均賃金が上昇した一方で、女性に偏る家事負担が総額増加の一因となった。

2023年９月22日付けの日経新聞より抜粋

単純計算で時給1507円となります。その他のサイトでもおおよそ似たような数値でしたのでここでは1500円としてみましょう。1日6時間とすると、日給9000円となってびっくりです。

どうやって家事の時間を減らすか

家族の時間を捻出するため、家事の時間を減らす手段を二つ紹介します。

時短家電を導入する

ビッグカメラさんのサイトによれば、一番手のかかる家事を代替する家電を導入するのがおすすめらしいです。

一般的に一番手がかかるのは料理とされます。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000150.000051508.html

料理は子供と一緒にやることで楽しい時間にも変わり得るのですが、やはりできるだけ簡単に済ましたいところ。
便利なのは自動調理機器です。有名なのは『ホットクック』でしょうか。

一番大きい2～6人用が６万円前後。先ほどの日給で言えば1週間もすれば元が取れる値段です。あなたの晩酌のおつまみも、好物のロールキャベツもボタン一つでできちゃいます。

あと、手がかかると言えば洗濯でしょうか。
子供が小さいと、とにかく一日中洗濯機を回すことになります。そんな時便利なのが乾燥機です。
ちなみに、ドラム型洗濯機のように乾燥機機能が一体となった物はオススメできません。なぜなら乾燥機使用中の数時間は洗濯ができなくなりますから。

そこでおすすめはガス式乾燥機の『乾太くん』です。

設置費込みで20万円ほどするので決してお安くないですが、60分で乾燥できて、タオルも毎日フワフワです。

もう1つ紹介したいのは食器洗浄機。時短家電の代表格で、これがあると圧倒的に食後の時間が充実します。各社様々なタイプがあるので、設置場所との相談ですが、安いものなら3万円から購入可能です。4日で元が取れて、家族団欒の時間が増えると思うとコスパ、タイパは最強だと思います。

家事代行サービスを利用する

いきなり大型の家電を導入するよりは、適宜こういったサービスを利用するのも一手かと思います。
料理を作ってもらうなら、お願いする人の味付けやスキルによって満足度は大きく変わりますが、ベテランさんなら2時間で10品目以上作ってくれて、数日分のストックができます。掃除や洗濯、買い物など、お願い出来る家事も様々です。
利用料金は、2時間で3000円～6000円程度でアウトソーシングする分すこし割高だけど、うまく活用すれば、やはり家族団欒の時間が増えます。
どんな人か、も重要ですが、信頼できる人を見つけられればリピートすればいいですし、そうでなければ実績や写真を見て毎回選ぶことになります。

家事が楽になった未来

想像してみてください。
家事の負担が軽くなった未来を。まず、私の笑顔が増えます。子供たちと野球をしたり、家族みんなで遊ぶ時間も増えるでしょう。余裕が出来れば食事のメニューが1品増えたり、あなたとお酒を飲みながらゆっくり話す時間も増えるでしょう。

もちろん、優しいあなたのことです。僕がやるよ、と言ってくれるでしょう。
あなたが今より家事を手伝ってくれるのも嬉しいのですが、私たち家族のかけがえの無い時間を、お金を使って確保するやり方もあるのではないでしょうか。

---

(1622字)

あとがき
すのうさんが家事が好きになるような作品を、とのことでしたが嫌な家事を無理やり好きになるのでは無く、気持ちに余裕ができることで家事も楽しめるのでは？という発想から今回の内容になりました。
ご主人の好物は分からなかったのでロールキャベツと書きましたがここは適宜置き換えてください。
投稿まで寝かすのではなく、一刻も早く提出して、すのうさんの家事負担を減らすことに貢献出来ればと願って投稿します。