ティッシュ字検定
本田すのうさんがとても楽しい企画を出されていました。日曜までとのことで思い立った方は早めにどうぞ😆
#ティッシュを否定する
あなたはティッシュに字を書いてみたことはあるだろうか。
ティッシュが破れない適度な筆圧と何より根気が要求される。
名前一つ書くだけでも一苦労だ。
ここまで苦労するのだから、好きなあの子へのラブレターをティッシュに書いたらさぞ喜ばれるのではないか。
「まぁ、彼ったらこんなに手をかけて私への想いを綴ってくれたのね、、、すき」
とならないだろうか。
それとも
「字が滲んでなんて書いてあるのか読めないわ」と丸めてポイだろうか。
捨てる際には手紙と違って罪悪感がなくていいかもしれない。
あるいは下駄箱に入れたラブティッシュ(響きがエロい)は風が吹けば容易に違う子の所に飛ばされるかもしれない。
風で飛ばされたラブティッシュが、いつも仏頂面の先生の顔に張り付いて教室の空気が一気に和むかもしれない。
ティッシュに上手に字を書くにはどうするか?
ティッシュ字講座なんてものが出てきて、プロのティッシュ書家も現れるかもしれない。
いつしかティッシュ字を綺麗に書く資格が生まれるかもしれない。
「おれさぁ、昨日ティッシュ字検定一級取ったんだよ。」
「まじで?すげーじゃん!どこでも就職し放題じゃん!」
「おぉ、生まれて初めて親に褒められたわ。」
なんてアホな会話が生まれるかもしれない。
文具メーカーもこぞってティッシュ専用のペンなど売り出すかもしれない。
さらに調子に乗った文具メーカーが、通常よりも書きやすいティッシュを出すかもしれない。
というか、それはもはや普通の紙だ。
書く専用のティッシュで鼻を噛むと肌が荒れるので注意が必要かもしれない。
皆がティッシュに文字を上手に書けるようになったら、どうして自分はティッシュに字をかけないのか悩む人たちも生まれるかもしれない。
「大丈夫。ティッシュに字を書けなくったって、あなたの人生は輝ける」
なんて勇気の出るワードも生まれるかもしれない。
その中から、
「私、ティッシュに字を書くのを辞めました!今日から普通の紙に字を書きます!」
なんて宣言する人が現れて、一周回ってかっこいい!ってなるかもしれない。
PRESIDENT誌あたりに『ティッシュではなく紙に字を書く若者たち』なんてタイトルの特集が組まれるかもしれない。
やっぱりティッシュは字を書くための物じゃなかったかもしれない。
参加してます。