#3 そこから逃げろ!と自分の声に耳を傾け、実行した。
前回のお話はこちらから!
定時間際に教育担当の半ば言いがかり?のような質問が続き、終業のチャイムが鳴ります。
「…とにかく、B案件のことは明日チェックします。残業はできないから上がって。」
そして、頭もおぼつかず、足がフラフラした状態で会社を出ます。
会社の中では、泣かずに。
急激な眩暈を感じたけど、ちゃんと踏ん張って何事もないですよ!という感じで踏ん張れた。
……頑張ったじゃん、自分。
もう、頑張ったよ。。。
会社の門を出て、数分歩いたところで、大粒の涙が止まりませんでした。
(仕事って、こんなにつらかったっけ?)
前職のことを思い出しても、楽しい思い出しか残っていません。
仕事がキツイと思ったけど、上司からも信頼されて、やった分だけ評価される。周りの事務員とも、情報交換をしたり助け合ったりして。
(働く場所が変わるだけで、こんなにも変わるんだ…)
帰り道、最初にそう強く思ったことだけは、覚えています。
自分の部署には意地悪な人はいないと話も聞いてくれない上司。
コミュニケーションが難しい、要求レベルは高い教育担当。
(…自分の体が涙を流して、助けて!って言ってるのに、ここで何もしなかったら自分を殺すことになる。手遅れになる前に!)
そして、派遣会社の担当営業に電話をします。
涙を流しながら、震えた声で話したので、何を喋ったのかは、今となっては思い出せません。
唯一覚えているのは、電話の最後に
「もう、体がこんな反応になっている以上、これ以上そこで働くことはできないと思っています。心身も正常ではないと思うので、精神科にも診断してもらおうと思っています。」
と言ったことです。
我ながら強気だな…と思うのですが、訴えかけても、
これから対応しますのでーと、濁されかけたからです。
ここは、事前に友人のアドバイス通り妥協はしませんでした。
そして、次の日に派遣会社で話を聞いてもらうことになったのです。
続きます!