Kindle初出版の挑戦の裏側。
先日、無事にKindle出版できました!ということで、簡単な呟きで告知をしました。
見てくださった方、ありがとうございます。
今の時点では、まだAmazonの「Kindle direct publishing」というKindle出版のためのツールに、原稿をアップロードして申請をした段階です。
アカウント自体は半年前から準備していたので、
実質、本をアップロードするだけ!という段階でした。
しかし、アップロードする前に、原稿を書かなければなりません。
私は、「原稿を書く」という段階で苦労していたのです。
今回は、そんな経緯と裏側について、お話したいと思います。
【前準備】Kindle出版についての本を読み漁った日々
まず、自分がしようとしていることは何か?を理解するために、Kindle出版に関する本を読みまくりました。
数冊出版した方からベテランKindle作家さんまで。
読みまくりました。
読んだ感想としては、
「原稿が書ければ簡単そう…?」というだけ。
設定に時間がかかると書いてあったので、設定は先に済ませていました。
これで、書ければ大丈夫だ!と嵩をくくっていたのです…。
【テーマ決め】何を書くか?を決めるのに三か月かかる
告知では、構想から完成まで二か月と書きました。
すみません、うそです。
正確には、「テーマはこれにしよう!」と決めてから、二か月だったのです。
実際は、テーマを決めるために三か月もかかっていました。
長いですね。
最初の出版だからと、慎重になりすぎていた。
そう。記念すべき最初の一冊は、すごく重要だと思ったのです。
私はkindle出版に必要な文字数は、すでにnoteで執筆を続けています。また、テーマも似たようなもので書いてる記事が多いので、出版自体はできるでしょう。
しかし、それをしなかった。
出版を完了した今では、どうしてそんなに慎重になっていたのだろう?と思います。最初から革新的なアイディアは、普通は出ない。
なぜなら、最初だから。
悩む時間よりも、書く内容を充実するのに時間をかけるべきだったと反省しました。
悩んだ結果、原点に戻ってみることにした
私は、noteを始めたことによって、人生が変わりました。
文章を書くことも、苦手で、感想を書くことしか書けない日々もありました。
自分の意見を体系立てて、書くことができなかったのです。
書くテーマ自体も、コロコロ変わったように思います。
だけれど、そんな書けないと悩んでいたことも、
noteを継続することで解決した。
一度ブログで挫折をした身なので、
noteに出会っていなければ、今も発信をしていたか?と言われると、自信を持つことができません。
それくらいに、noteは「何かを発信しよう!」という気持ちを駆り立ててくれたプラットフォームだったのです。
きっと、同じように悩んでいる人はいる。
始めるために、判断材料が欲しい人もいる。
背中を押してほしい人もいる。
そう思ったからこそ、
「noteから始める発信生活」という、初心者向けの内容にしたのです。
【原稿を書く】一番の関門
書く内容を決めたのはいいものの、出版をしたことがなかったので、完全に見切り発進でした。
目次を作るのに、一か月かかっていたのです。
そして、三週間ほどで原稿は完成しました。
しかし、その後に章立てを直したり、
文章を推敲したり、書き直したり、
リテイクは10回ほどしたと思います。
前書きでさえも、3回直しました。
いつ完成するのだろう…という思いだけが募って、完成に踏み切ることができなかったのです。
最後は、自分の勘で勝負することにした
直すことが増える度、
「あ、これ延々と終わらないな」と気付いてしまったのです。
完璧な本というものは存在しないし、目指してはいけない。
むしろ、完璧主義に陥ることで、機会をずるずる逃す危険性の方を考えたのです。
どんな本だって、酷いコメントされる時はされる。
面白いと言ってくれる人もいる。
そんな当たり前のことに気付いて、
最後に通しで読み、出版することに決めたのです。
【原稿出力】Word→EPUBファイルへ
原稿のファイル出力は、一日でしました。
使ったアプリは、LeMEです。
結構簡単に変換できたので、拍子抜けするくらいです。
【ファイルアップロード】Amazonへ登録!
ファイルも表紙も揃ったら、最後はAmazonに出版申請するだけです。
本の情報を記入して、アップロードして、
価格を決めて…
申請ボタンを押す!!
本当に、ファイルさえそろっていれば、簡単に出版できるのだと感動しました。
出版申請をした後は、数日間は審査されるので、
今は待ちの段階です。
初出版、終わってみれば…
最後に。
初出版をする前は、すごく大変なことをするのだと思っていました。
でも、出版は思った以上に、簡単にできる。
一冊出版したら、数冊。
数冊出版したら、十冊…
と増えてくる著者の気持ちが、少し理解でき始めたような気がしました。
Kindle出版は、もはやブログ感覚なんだ。
手軽さに期待をする一方、震えてもいる。
そんな気持ちです。
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