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煽り文句のある記事を買わない理由

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購入してくれた人限定で~ 本当は教えたくないんですけど…

世の中には、煽り文句を入れることで、
売れるものって、かなり多くあります。

私自身もよく読んでいる「ビジネス書」も、
なかにはタイトルに煽り文句が入っていて、タイトル買いしたこともあります。

本は一冊1000円と破格ですから、
「どんな風に論理展開してるのか気になるから買っちゃおう!」と買おうと思うハードルも比較的低いです。

…しかし、そんな私も買わないものがあります。

それは、
ゴリゴリの情報商材
とされるものです。


情報商材はノウハウ。自分に不利になるのに、何故売るのか?

まず最初に、
「その情報は何故売られているのか?」
をじーーっくり考える必要があります。

これは、何かを知ったら即行動!が最善とされているビジネス界では、よく考えなければいけないことです。

自分が売るためにあれこれ考えて、ノウハウを積み上げて、
それを売るのが一般的な手法です。

確かに、再現性が高い方法であれば、その情報は誰もが知りたい情報。

そんな情報にはお金を払うのが当然。
だって、そのノウハウを実行することで、自分も同じように稼げるかも!と期待を込めて買いますよね??

そして、そのノウハウを元に、稼ぐことができたら。

ほら!稼げたよ!みんなもこの方法を試してみて!

とまた次の人に売ることができるのです。

最近では、情報商材に対してみなさんもリテラシーが高まっています。そのため、発信側はあの手この手で不安を解消しようとしてきます。

しかし、どのような不安をぬぐえたとしても。
次に取り上げる事実からは、逃れることができないのです。

そもそも、現在は情報がすぐ陳腐化する。変化が激しい時代である。

一昔前では、変化は数十年かかるとされていました。
一般の人がアクセスできる情報にも、限りがあったからです。
その情報を知るには、これだけの金額が払える人。または、身分が特権階級であること(聖職者や僧侶、貴族など)、などの厳しい制約があったからです。

印刷技術が発展し、書物が登場した時でさえ、
今ほど手軽に所持できるものではないため、
地域で回し読みをする貸本屋などもありました。

しかし、現代ではどうでしょうか?
ノウハウなどの軽い読み物であれば、1000円前後で買える。
インターネットにアクセスできることで、無料で入手できる情報が格段に増えた

これだけでも、革命的な進歩なのです。
そして、その進歩をスマホ社会になったことで、より変化のスピードが加速しているとされています。

日本だけでも一日に200冊ほど書籍が出版されるのですから、
全ての情報をその手にすることなど到底不可能になっています。

そのため、情報を受け取るのか、受け取らないのか?
自分たちで選択し、見極める必要が出てきたのです。

最終的には、情報は更新されてくもの。よって、1年後には使えない情報かもしれない。

情報商材は、一言で表現するとノウハウです。

このツールをこのタイミングでこう使う!
という最適解をあげているのです。

仕事で例えると、みなさんは業務を効率化しようと
工夫して考えますよね?
営業だったら、ダントツトップの売り上げをどうやって実現したのか?
煩雑な事務作業だったら、1時間の事務作業を5分で終わらせる方法またはツールをプレゼント。

これは全て、
決められたタイミング、ツール
であることが殆どです。

しかし、どれだけ成果をあげても、
時代の流れが変われば使い物にならなくなる。

そしたら、またその時代に合った情報商材を作って売る。

そう、ずっと繰り返しになるのです。

そして、その情報を使って成果をあげられるかも保証はない。

不安になっている読者を後目に、こう告げられます。
「自分だったら、怪しくても行動しないと0→1にできないから買う」と。

不安だったけど、行動したから変われたんだ!

これで、行動力がないあなたは成功できないね!
と強烈パンチをくらわしていることになります。

……そう。
煽ってるのです。
読者の不安を。

焦ってしまうような売り文句は、買わない方がいいことが多い。

以上が、私が煽り文句がある情報商材を買わない理由です。

最近では、「1億円稼ぐ」とか「1日15分で~」とか。
そういった目を引きやすいタイトルが増えましたね。

そのタイトルに惹かれて、ついクリックしてしまうこともまだ多いのですが。冷静になると、買わなくてもいいこともあるのです。

だって、そうでしょう?

稼ぐチャンスは今しかないと言われても、
あなたの商材やコンサルを受けないと、一生成功しないんですか?

そんなことはありません。

そのような人よりも、圧倒的に稼いでいる人が世の中にはわんさかいます。

あくまで、今すぐ稼ぎたい人が一時的に増えているのに過ぎません。

ブームがされば、陳腐化する情報。

最終的には、そのような情報を量産できる側に回らないと意味はないですから、情報商材を不安に煽られて買う必要はないのです。

人間心理として、
「焦り」は行動を後押しする起爆剤です。

長い目で見て、本当に必要でしょうか??



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えのもと
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