見出し画像

合気道5級にやっと昇級!

 突然ふって沸いた年末の仕事を片付けないといけないプレッシャーの中、5級の検定を受ける私。5級の検定を受けながら、翌日の仕事の段取りを考える感じで、モヤモヤの中で検定を受けてしかも、何度も先生にやり直しの指示を受けながらのおまけ合格的な印象で終わりました。
 合格と言われても、あれで合格は自尊心が傷つく的な、変なプライドもムクムク広がってきてどうしようもない状態が続きました。やりたいことをやっとできて、やっと2023年の目標の一つがやっと達成されたというのに、どうして素直に喜べないのか、そんな自分にも残念な気持ちになりました。
 また、5級から女性は袴がはけるのですが、折角、袴が届いても今度は袴をはくことに難儀で、稽古が終わって袴をたたむことも難儀で、思わず先輩の前で、ため息をついてしまう有り様でした。さあ、立ち上がろうとするとき、自分の袴の裾を踏んで一人でこけることもあり、いろいろ難儀だなあ、と思ってしまいました。しかし、袴の歴史を調べたら、袴をはく意味があることに、気づかされました。今の時代から見ると一見、合理的ではないことも、意味のあることだと、気づかされることがあります。合気道を学ぶことは、そんな気づきの連続でもあると思います。
 最後に、昨日ネットフリックス配信ドラマの「サンクチュアリー聖域」を観ました。ドラマの内容に引き込まれて、気づいたら涙が出ていました。ドラマ内に現在では知られていない、相撲の土俵を聖域として崇めていたことを示す儀式、それら周辺の礼節等、事細かく描かれていました。現代から見ると一見合理的ではない、意味のわからないものと軽視されていたもの。主人公の猿桜の成長と共に礼節を重んじる姿へと変貌をとげていく描写に、勝手に同じ日本の武道を志す者として、感情移入して見入ってしまいました。明日から合気道への気持ちを見つめ直すきっかけになりそうです。
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?