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台湾に社会人野球を観に行ってきました【BFAアジア選手権 スーパーラウンド 韓国戦】

後半追い上げられるも3点差で韓国に勝利し、全勝で決勝進出

 前日スーパーラウンド初戦を1−0の10回タイブレークで台湾に勝利した日本。2戦目は台湾と同じグループAで戦っていた韓国との対戦で、韓国は10月のアジア競技大会で優勝しましたが今回は大学生を含む若いチーム編成で参加しています。
 日本の先発はグループラウンド2日目タイ戦で先発し4回無安打無失点5奪三振と好投した三菱自動車岡崎の秋山投手。日本は3回に先頭の中川さん(Honda鈴鹿)と次の矢野さんのヒットでノーアウト1、2塁とし、そのあと2アウト取られたものの内野ゴロでランナーがそれぞれ進塁し相手のワイルドピッチで先制します。さらに逢澤さん(トヨタ)がフォアボールを選び、猪原さん(ミキハウス)のヒットでさらに1点追加します。次の回に秋山さんは2本のヒットを打たれランナー1、3塁とされますが最後は空振り三振で無失点に抑えました。その裏、先頭の大西さん(JR東日本東北)がツーベースヒットを打ち、矢野さん(三菱重工East)と向山さん(NTT東日本)のヒットでさらに2点追加し0−4となります。しかし、5回表にデッドボールやフォアボールでランナーを出しセカンドゴロの間に韓国に1点取られますが、秋山さんは6回を投げ83球5安打8奪三振1失点に抑えました。

先発の秋山投手(三菱自動車岡崎)
矢野選手(三菱重工East)は3安打の活躍
2打点の向山選手(NTT東日本)

 7回からは今大会3試合目になるNTT東日本の片山投手が登板。ヒットを2本打たれたもののタブルプレーなどでその回を無失点に抑えましたが、次の回韓国の4番バッターに今大会初ホームランを打たれ2−4になります。しかし、その裏向山さんのツーベースヒットで1点を追加。最後は藤村投手(東芝)が三者凡退に抑え、日本は勝利し明日の決勝進出が決まりました。

9回を3人で抑えた東芝の藤村投手

決勝で4番を欠いて戦うことになった日本

 4回の守備の際にフェンスにぶつかり負傷した逢澤さんは検査の結果、骨に異常はなかったものの捻挫で、監督によると明日の決勝の出場は無理ということでした。安全面や施工面での問題が起こりそれが台北ドームの完成が遅れた要因のひとつでもあったため、主催者側も設備や安全面に配慮し慎重に大会を進めているように感じましたが、逢澤さんが足を掛けた外野のクッションはカバーが大きく裂けていました。

ラバーはぶつかった体の跡が残るほど柔らかく、中のクッションも反発が少ない素材


日本ー韓国
2023年12月9日(土)12:30

2023年BFAアジア選手権代表選手

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