ほっとしていること
書きたいことは山ほどあるけれど、なかなかまとまらなくて、久々の更新になってしまった。
今、子育てをしている母として、ほっとしていることがある。
それは、今の子育て雑誌がママは自分時間を作ろうと言っていること。
十三年前、娘が赤ちゃんの頃、初めての子育てでわからないことばかりの私は、教科書がわりに子育て雑誌を購読していた。
その雑誌に、子育ての専門家的な人のアドバイスに「お掃除や家事は赤ちゃんが寝ている時にやりましょう」って書いてあった。
え?ちょっと待って。じゃあ、ママはいつ休むの?赤ちゃんって毎日規則正しく起きて寝るわけじゃない、何もなくても四六時中生きてるか気にして気を張ってはるんだよ?ママも人間だから、休まないと体壊すよ?
今でこそ、バカなこと言わないでよ!と鼻で笑えって言えるけど
あの頃は、それが正解だと信じていたし、「ママはそうあるべき」と思い込んでいた私は必死だった。そうして、長男が生まれた時にはすっかり心身を壊していった。
次男、三男の出産して、久々に育児雑誌を見たら、ママのおしゃれ、便利家電、ライフハック、ママが快適に子育てができるような記事がたくさん載っていた。
こういうのを待ってたよ!ありがとう!という気持ちでいっぱいだった。
昔の人に言わせたら「今の子育ては楽だ」「私のときは…」云々かんぬん言われることもあるけど
母親だから我慢しなければならない、苦労しなければならない、なんてあるわけがないし、私が苦労したんだからあなたもそうしなさいはナンセンスすぎる。
周りにそういう呪いのようなことを言う人がいても、聞き流して自分と家族がどう快適に過ごせるかに焦点を当てていった方がいい。
私も未だに心に残る呪いを少しずつ脱いでいるところだけれど
昔、苦労した人たちがいたからこそ、よりよくすごくためにどうしたらいいか考えて形にした結果を、ありがたく享受して、親も子も心地の良い生活をしていきたいと思っている。
そして、今の私たち子育て世代が大変だなぁと思ったことを改善して、次の世代に受け渡していけたら理想だなと思う。