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アイドルヲタ活から学んだ、アイドル界隈の面白さ

こんばんは
ウィトゲンシュタインズのふらーと申します。


わたしは、とある一人の
アイドルさんを細く長く推しております。

寺嶋由芙(てらしまゆふ)さん

というアイドルです。


それまで、わたしの人生の中に

アイドルを推す、ということはありませんでした。

あややも、モー娘。も、AKBも、乃木坂も。


別に嫌いではないけれど、関心がない。

わたしにとってアイドルは、かつて、そんな存在でした。

ですが、

寺嶋由芙さんと出会い

アイドル界隈に足を踏み入れたことで、

その楽しさを知りました。



それはそれとして、

それ以上に、

わたしは、このアイドル界隈自体の

面白さ、奥深さに刺激を受けました。


今回は、わたしが感じた

3つの面白さを紹介したいと思います。


アイドル界隈の面白さ①: 強靭かつ開放的なコミュニティ


基本的にどの界隈も新規さんは大歓迎されます。

たとえお互いのことをよくわかっていなかったとしても、

そのアイドルが好き、それだけで交流が生まれ、関係が構築されます。

普通だったら、素性も知らない相手と関係構築されることはあり得ません。

それが「アイドル」という共通点があるだけで、
簡単にブレイクスルーされてしまうのです。それがすごく面白い。


さらに、ヲタクのコミュニティは流動的です。

一人、一団体を推し続けるヲタクも多くいますが、

いくつも推しのアイドル、グループを持っている人も多くいるため、

違うアイドルのライブで遭遇することも珍しくありません。

例えば、

新しく参入して、えらい勢いでライブやイベントに参加し、
一気に常連になったと思いきや、

半年、一年程度で嵐のようにいなくなるヲタクもいる。

一方で

細く長く、ずっと同じアイドル現場に通い続けるヲタクもいるなど、

ヲタクのかかわり方も様々です。


人と人の関係の強さを資本として捉える
「社会関係資本(ソーシャルキャピタル)」の考え方によれば、
複数人で構成される「集団」は大きく2種類に分類できるとされています。

bondingタイプ:結束力が強く閉鎖的な集団
bridging タイプ:結束力は弱いが、他の集団とも橋渡しすることができる集団


この考え方に照らすと、

ここでいうアイドルコミュニティは、

新規参入・他界(そのアイドルの現場に来なくなる、という意味で使われる)のサイクルが高速で回るという意味で、

bridgingタイプ特有の開放性を持ちながらも、

同じものを好き、ということからうまれる強靭なコミュニティという意味で

bondingタイプレベルでの結束力の強さを有しうる可能性も秘めているのかなと思います。

流動性と強靭性がふたつ備わった

このコミュニティの形態が、とても面白いのです。

アイドル界隈の面白さ②: インタラクティブ

例えば、

・推しのイラストを定期的に描き続け、SNSで発信する
・推しのライブ写真でめちゃくちゃハイクオリティな瞬間を撮る
・推しのライブ用チラシを、プロ御用達のデザインをふんだんに盛り込んで 制作する
・推しの曲を実際に演奏した動画を発信する
・推しの記念ライブやイベントに関連した自主企画を立ち上げる

などなどです。

推しを出発点に、ヲタクによってあらゆるコンテンツが発信されます。

ちなみに私の場合は



こんなことをやったりしていました。


これが面白いのは

みなさんが普段仕事で生かしているスキルが惜しみなく注がれるあまりに

時折、公式のものと同等か、あるいはそれ以上の

クオリティのものが生まれることもあります。

ヲタク同士の中でも、
話題に上がる人が出てきたりします。

「いつも節目にイラスト投稿してくれる絵師ヲタク」

「めちゃくちゃ臨場感伝わるライブレポートを書いてくれるレポートヲタク」


みたいなイメージです。

時には

実際にアイドルとキャラクターのコラボグッズ制作に

携わるまでに発展する

ということが実際にあったりします。


つまり、ただ応援するだけではなく、

ヲタクが推しを通して発信するコンテンツによって

相互に新たな可能性が生まれる

このインタラクティブな構図がとても面白いと思います。


アイドル界隈の面白さ③: アクティブ~日本は狭い~


居住地から遠距離にあるライブ会場にも足を運ぶ、
通称「遠征」。

おそらく、ヲタ活をしている人は経験も多いのではないかなと思います。


日本国内、その気になれば
いつでもどこでも飛んでいけるんだな

それを実感しました。

わたしは
北海道出身だったこともあり

「県境を越える」=海を越える
イメージしかないわたしにとって、

他県への移動はかなり大きな出来事だという認識がありました。

しかし、いざ遠征を行ってみると、

そのイメージは見事に破壊されました。


深夜バスで一晩寝れば到着するし、新幹線なら数時間です。


これに気づいてしまったわたしは、

たった30分の、しかも販売店のCDコーナーが会場のミニライブがのために

東京から兵庫、大阪、名古屋、京都などなど…惜しみなく通っていました。


日本は思った以上に、飛び回れます。


まとめ

アイドル本人と、ヲタク。そしてヲタク同士のコミュニティ
クリエイティブなインタラクティブ
活動領域が自然と全国に広がるアクティブ

ヲタ活自体も楽しかったですが、

少し俯瞰してアイドルコミュニティを見てみることで

ものすごく示唆に富んだコミュニティだなということをあらためて感じました。

いや、本当にはまってよかったです。


あなたも実際に、一度はまってみるのはいかがでしょうか?


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