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8、マイホーム派?賃貸派?その1

皆さん、こんにちは。
with.株式会社 代表の西田佳宏(にしだ よしひろ)と申します。

ボクは仕事でお部屋探しのアドバイザーをしています。
基本的には、20代,30代の方の1人暮らしの賃貸物件の家探しのお手伝いが多いです。
だからといって、絶対賃貸じゃないといけないとは思っていません。

今回は、タイトル通りの話をしようと思います。

マイホームを購入する方がいいのか?
賃貸で過ごした方がいいのか?
良く議論されたりする内容ですが、改めて、整理してみようと思います。


結論は??

「自分のライフスタイル次第」と言うのが、ボクの考えです(笑)
(すでに一般的だと思っていますが、色んな意見があると思うので、あえてボクの考えと書いておきます。)

そりゃそうでしょという声も聞こえてきそうですが。。。

というのもやっぱり人によってライフスタイルが違うと思うので、生涯を通じて、同じ場所で生きていく方もいれば、色んな地域に転勤したり、移動したり、もしかしたら、海外に移住したりされる方もいるかもしれないので、現代の多様化したライフスタイルを考えると、一概にこの答えが正解というのはないんじゃないかと思います。

では、どういう人が、マイホーム、つまり持ち家を購入した方が良くて、そういう人は賃貸がオススメなのか?
色んなメリット・デメリットのお話をしていこうと思います。

まずは、基本的な考え方ですが、
「同じクオリティの家に住む場合、借りるのと買うのではどちらがお得なのか?」

これは、「基本的には購入する方がお得」です。

なぜか??

「長く使用するという契約」をするからです。
わかりやすくいうと、「長期契約」が発生するからです。

長く使ってくれるならその分、家賃を安くしますね。って感じです。ただ、携帯電話やインターネットみたいに、途中で解約すると解約金がかかりますよという理屈に似てます。

つまり、同じ場所に20年~30年間、住み続けると決めている人は、借りるより買った方が安いと思います。

ただ、この時の注意点は、「ライフスタイルの変化」です。
ライフスタイルの変化とは何か?

住む場所の変化(転勤など)、職業の変化(転職や起業など)、家族構成の変化(結婚・離婚など)、収入の変化(景気の影響、妊娠・出産、ボーナスの変動)などがあります。

最近では、流行病、リーマンショック、地震などの自然災害などにより、景気が下がり、収入が減る可能性もあります。

こうなると、月々の支払いができなくなったり、今までと同じ生活水準を保てなくなったりします。

大手企業でもリストラや早期退職が実施される中、20年以上変わらず、今以上の収入を保てる保証があるのであればいいですが、自分はそこまでわからないと考えるのであれば、賃貸がおすすめなのかもしれません。

さらに、家は買った瞬間に価値が下がるのでそこも考慮に入れる必要があります。

これは、洋服や車などに置き換えてもいいかもしれませんが、誰かが一度着た服や乗った車を定価と同じ金額では購入しませんよね?

そう、どれだけ新しく、綺麗でも、一度でも使った瞬間、モノの価値は下がります。売る時は、これも考える必要があるし、売りたくても動く金額が大きいので、すぐに売れないというリスクもありますね。

もしマイホームを買うのであれば、中古の物件を買って、リフォームするのがオススメです。

理由は2つ。

1つは、上に書いた通りですが、新築はすぐに価値が下がるから。
もう1つは、都心部ではいい土地がもうあまり空いていないから

逆に、賃貸のメリットは、

「ライフスタイルに合わせて、住み替えができる」
「柔軟性がある」

賃貸の場合は、その時々にあわせて、住む場所を変えることができます。

子供が生まれたり、逆に子供が自立したり、転勤があったとしてもそれに合わせて、適切な家に変えることができます。

その時の心配事は、老後ではないでしょうか?

老後は年金があるのであれば、賃貸を借りることができるので、老後の収入に合わせて家を選べば問題ありません。

そして、家で元気に過ごせる時間はどのくらいでしょうか?
老後に施設に入る年齢は、70歳代で入居された方が33%。80歳代で入居された方は54%!

早ければ、3人に1人が施設に入られるようです。
そう思うと、自分がいつまでマイホームに住めるのかというのも考えておくポイントの1つになりますね。


続く。。。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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