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加配や補助の盲点

また、〇〇だろうな。
きっと〇〇だし。
昨日も一昨日も✖️✖️だから、
今日も✖️✖️だよ。

決めつけないでぇ〜
未来は決まってないんだよ。

大人が思ってることは
子ども本人に伝わります。

自戒の意味も込めて、

決めつけないでぇ〜
未来は決まってないんだよ。

繰り返し伝えたいと思っています。      

保育園や幼稚園の補助の求人を目にすることが近年多くなりましたね。

キャッチフレーズが
補助のお仕事。残業なし。
負担がそんなにありませんよ、
安心して入職して下さいねっという
メッセージを感じます。           では補助という仕事内容については?
①担任の先生のお手伝い。
②担任の先生が全体を通して見て、
その全体のペースに子供達がのれるような支援をすること。
③支援の必要な子に一対一でつくこと。
(加配要員として)
④保育中の見守りや門に立ち挨拶をするなど
細やかな配慮から掃除などの雑務まで。    言葉で説明するのが、
難しい曖昧な仕事内容。

園の規模や成り立ちや経営、
方針によって、
任される仕事がまちまちかもしれません。   パートの補助のつもりで、入職。
なのに、まさかの担任とか。

信じられない待遇で、
重い生命を預かることに
戸惑うパート先生も少なくないのです。

その中で、
発達の凸凹のあるお子さんの
加配要員として、
その子に一対一につくケースは
多くなっていますね。            

一対一の関係で陥りやすい
加配の先生と子どもの関係づくり。

それは、子どものやりたくない、
やだ、できないの声や
気持ちを受容しすぎること。         距離が近すぎて見えない。

成長過程において目指す目標など、

保育園、幼稚園の中で
小さな社会ルールがあることを省き、
子どもが成長していくために
どう人と繋がるか?
必要な経験など
育つビジョンを持たない。

子どもが主導権を握り、
加配の先生が言いなりになってしまう。    1つ目 
この関係で
気をつけなければならないのは、

子どもが加配の先生に対して
『支配感情』が生まれやすい状態に
陥りやすいということだと思います。    

『支配感情』を招く。

例えば、腫れ物に触る対応を
関わる大人がしていたとします。
(大人の気持ちからしたら、
なるべく穏便に。。という気持ち。
分かりますよね。。)

しかし子ども本人が鋭く見分けるというか
感覚的に気づいてしまう。

『あっ。この人だと、自分の思い通りにできる!』
『主導権は、ぼく(わたし)』
と理解すると。

自己高揚につながって、
結果的に支配感情を
招く状況を招いてしまいます。        

タイトルにしました
『加配や補助の盲点』

園生活を過ごすことに
難しさを感じている子に
一対一でついて、
支援をしていく役割のはずが。。

その子を受け止めることのみに
なってしまい、
園生活や友達との
コミュニケーションルールなどよりも
一対一のやりとりに特化して
(愛着障害は、関係性の問題です。支援の第一歩は、一対一の関係づくりから始めますが)
主導権を子どもに奪われて、
指導できない状況を招く。

なるべく叱らない 
加配、補助だから。
指導は、担任の先生だから。。

『叱らない』と『放任』。

子どもの気持ちには、共感はするが
望ましい行動を伝えて、
行動は認めない対応を。

関わる大人が考えとして
持っていたいものですね。

好ましい行動を伝えた後、

暴れるかもしれませんね。

逃げまわるかもしれませんね。

汚い言葉(暴言)を浴びるかもしれませんね。

そんな時は、

この状況を早く脱したいのは、
お互い様なのですが、
大人は話し合いで納得させたいと
思ってしまう。

高揚して、
感情がたかぶってる時はね。
子どもの心にはなかなか届かない。

場所を変える、
場面を変えることが
有効だと言われていますが、

子どもの支配感情を持たせてしまう
関係性を築いている場合は、
注意しなければならない。          大声で騒げば、
出られる。

高揚して、興奮して
先生に対して、
良くない言葉(暴言)を
言ったら、ここじゃないところに行ける。

出来事の流れを自分本意で解釈。
結果、
出られる、我慢しない選択をする。
そこに加配や補助の先生がついていく。

これは、学びなのかなぁ。。。
きっとご家庭でも
似てるシチュエーションは
あるんじゃないかなぁ。

加配や補助の先生は
このような場面に
悩まれたことがあると思います。


 


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