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(地域おこし協力隊から起業)地域の中での見られ方の変化

皆さん、こんにちは!村井です。

こちらのノートでは、まちづくりの経験を記録として残しています。

今日のテーマは

「~地域おこし協力隊から起業~地域の中での見られ方の変化」

です。

これはおそらく協力隊から起業するほぼすべての方が
体験することだろうと思います。

「このまちのために何でもしてくれる人」

から

「このまちを捨てる人」へ・・・


ちなみにこの記事を書いている私はこんな人間です!

東京のイベント会社を退社後、山口県和木町で地域おこし協力隊に。
任期中は地域住民と作り上げるマルシェを立ち上げたり
地域振興協会のイベント部門を担当。
退任前の集大成として、町政50周年記念イベントを企画・運営
責任者を務め地域の団体や住民を巻き込んだ10,000人集客イベントを開催。
和木町町制施行50周年記念事業 Waki-Hachi Festival | 株式会社with PLUS

退任後は同町でイベント会社を創業。
和木町では30年ぶりの復活となる、和木町盆踊り大会を復活させ
現在も「地域住民が主役のまちづくり」を推進するべくがんばっています!
和木町町制施行50周年記念事業 和木町盆踊り大会 | 株式会社with PLUS


さて本題に戻りますが

地域おこし協力隊は
①地域に溶け込み(地域活動に参加、困りごとを解決、成功体験を共有)
②協力してくれる仲間(との信頼関係)を作り
③自分のやりたいことかつ地域に必要とされていることを仲間と成し遂げていく人

がその地域で活躍人材であると私は考えていますが

地域おこし協力隊としての3年間の成果を最大化するために
(地域に溶け込むため)
地域のイベントを無償で協力して地域の方々と関係性を築いてきました。
(主催側からはお金をいただかず、という意味)


確かに①はすごく大切だと感じましたが、地域おこし協力隊の3年間は
お給料をいただきながらの活動となります。

なので生活の保障がある状態で
地域の活動に取り組むことができる。

お祭り・清掃活動・広報活動・地域の飲み会・・・・
様々な地域活動に進んで参加してきました。

「地域によく顔を出して偉いね!」なんて地域の方々に言われながら
住民の皆さんと関係を築いていくわけです。


でも協力隊を卒業し、「起業・創業」をすると・・・
当然生活の保障などありません。
自分の給与を自分で稼いでこなくてはなりません。

朝から晩まで会社のことを考え、収益をどう上げるか

頭の中はほぼこれで埋め尽くされます。

なので地域活動に参加できる機会は激減します。
場合によっては地域外での活動も増えていきます・・・

すると地域の方々はこう思うわけです。

「村井くん起業して変わったね・・・」
「前まではこの町のことたくさんやってくれていたのに・・・」

時には応援してくれていた地域のお偉い方々からも
厳しい言葉をいただくことも・・・

地方を滅ぼす「成功者への妬み」のひどい構造 「3つのネチネチ」で成功者はつぶされていく | 地方創生のリアル | 東洋経済オンライン

でも・・・

わかっている人はわかってくれています。

まちづくりのやり方(地域をよくしていく方法)は
そのまちで地域活動をすることだけではありません。

・会社を成長させてまちに税金を納める事

・営利活動ではあるけれども地域のためになる事業をやること

・地域外での活動を増やしてまちの魅力を広めたり、まちにお金を引っ張ってくること

地域への貢献の仕方はたくさんあります。

目立ったり、成功している(風)に見えたりすると
いろいろな方々に様々なことを言われるようになります。

これは自分自身が成長している証であり、注目され始めたということです。

妬まれる存在になれているということ。

一部の批判的な意見はまちの総意ではありません。

まちをよくしようと活動しているすべてのまちづくりプレーヤーが
尊く、否定されるものではありません。


地域おこし協力隊として活動し、起業すると
周りの評価のギャップをすごく感じると思いますが

ポジティブに捉え、前に進みましょう。


・まちづくりへの想い・考え方を発信


・私が代表を務めるイベント会社「株式会社with PLUS instagram」
https://www.instagram.com/with_plus2023/

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(まちづくり/イベント企画運営/司会./地域おこし協力隊サポート)
株式会社with PLUS | 株式会社with PLUSは、イベントの企画・運営を通じて、地域の「まちづくり」への挑戦をしています。地域の方々と一緒に、イベントを通じた成功体験を積み上げ、地域の未来を考えてまいります。

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