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「地域おこし協力隊」が正しい選択なのか・・・
「田舎暮らしを体験してみたい・・・」
「自分の力を試したい・・・」
「生まれ育った地元に貢献したい・・・」
地域おこし協力隊になる動機は人それぞれ
いろいろなものがあると思います。
前提としてお伝えしたいのは
都心部から地方に移住までして何かをする!
もうそれだけで尊いことは間違いないです!
でもあえてこの記事でお伝えしたいのは・・・
3年後のゴール・・・決まっていますか?
そしてそのゴールを達成するのに「地域おこし協力隊」になることが
あなたにとって本当に正しい選択ですか・・・?
ということです。
地域おこし協力隊とは総務省によると
都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し
地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの
「地域協力活動」を行いながら、
その地域への定住・定着を図る取組です。
隊員は各自治体の委嘱を受け、任期はおおむね1年から3年です。
地域おこし協力隊は最大任期が3年。
着任して3年経つと何もしなければ無職になるんです。
3年間・・・すごく短いです。
地域に愛されてすごく楽しい毎日を過ごしていたのに
ある日突然、急に孤独な場所に放り出されます・・・
ということなんです。
協力隊に応募する段階で
起業を志して協力隊になれ、とは言いません。
でも
地元で活躍したい!そのために地域おこし協力隊として戻って地域の方との関係を一から築く。そのあとは起業するか就職するかわからないけどこの町にはいる。
とか
なんとなくいくつかの活動のゴールは決めてきた方がいいです。
「楽そうだから・・・」
「今までなかなか地域に馴染めなくて・・・」
中にはこのような方もいらっしゃると思います。
繰り返しお伝えしますが
このこと自体を否定しているわけではないです。むしろそのような状況でも地方への移住を選んでいることこそ尊い!そう思います。
でも・・・そのような方は1年目のうちには方向性を決めないと間に合わなくなります。
別に記事でも書こうと思いますが、
例えば起業しようと思ったら
1年目には地域との関係をまず築きつつ、自分の事業に需要があるのか確かめる時間に・・・
2年目には仮説を立てて、実際に行動してみる
3年目には2年目に身についた様々な知識やノウハウを形にして
4年目にはいきなりその道で食べていかなきゃいけないわけです。
僕自身は着任前に起業できたらいいな・・・と漠然と考えてはいましたが
具体的なプランまでは練り切れていませんでした。
1年目の途中で起業を志し、
4年目のスタートに何とかギリギリ間に合った・・・
というのが正直なところです。
※どう事業を収益化したのか(何とか生きれるくらいまでにできたのか・・・)はまた別の記事で詳しく書きます。
協力隊の活動は
ゴールに向かって
今自分がやりたいこと・できることと地域に求められていることを
上手に組み合わせて日々の活動をしていくことが大切です。
先ほど例に出しましたが
「地元に戻って活躍したい!」という思いだけで
地域おこし協力隊になる方がいます。
活躍・・・とは・・・
地域おこし協力隊でなくてはならない理由がそこにはあるのか・・・
地元で就職の方が良いのでは・・・?
繰り返しにはなりますが
地域おこし協力隊は3年後無職になります。
入るのは比較的難易度は低いですが、出口の難易度は非常に高い制度です。
企業勤め、正職員であれば雇用期間の制限はありません。
自分自身のキャリアの中で
想いを実現できる最適な手段が「地域おこし協力隊」であれば
ぜひ積極的に利用いただきたい制度です。
でも・・・なんとなくお給料をいただきながら地域の活動に参加してたら
3年間が終わってしまった・・・
という方がたくさんいます。
そうならないために、協力隊の皆さんには
この限られた3年間を
ぜひ計画的に、有意義に活用していただきたいです!
協力隊を実際にやってみて
私は強く反省をしました(笑)