こどものオミクロン #クループ症候群 にご注意を
コロワくんサポーターズ産科麻酔科医のみおしんです。先日駆け足でお伝えしたこどもの上気道炎で厄介なクループ症候群 が、こどもの入院率を上げているようです。声帯の近くが腫れることで、オットセイや犬の吠えるようなつらい咳が夜間悪化するのが特徴です。小児科医 #ほむほむ先生 のツイートがまとまっているので最後までぜひご覧ください🐰
ほむほむ先生には、2021年秋、デルタ株流行後、ワクチン二回接種がすすんでいる中で小児科の当時の状況や医学の考え方を解説いただいております。
2022.3.31 更新
5-11歳の子どものワクチン効果(NEJM)
5-11歳で入院が必要な重症コロナの予防効果は接種後約1ヶ月でオミクロン下でも約70%と高い効果keep。インフルエンザワクチンの入院予防効果は40-56%なのでそれより高い効果を示した。
5-11歳で入院した子どもの90%以上がワクチンを未接種。オミクロンは手強いがワクチンは万が一の事態を防ぐ重要な予防方法です。投与量が減った分、副反応も減り心筋炎の頻度も少なくなっていますので、この年齢の子ども達に接種する意義は大いにあると考える。小児感染症専門医 紙谷聡
https://twitter.com/satoshikamidani/status/1509292594903363605?s=21&t=J4-7opNJQtQ6EJ-bZsgIOA
レニック先生
8歳5歳の子供に接種を決めた根拠
https://twitter.com/nicholasrennick/status/1504101759181938689?s=21&t=J4-7opNJQtQ6EJ-bZsgIOA
「5-11歳の子どものワクチン接種」の考え方
呼吸器内科医4児のパパ キュート先生×小児科医ほむほむ先生
https://note.com/cutetanaka/n/n908d6e8a0594
日本小児科学会 厚生労働省の公表資料によると、少なくとも10歳未満は6.7%、10代は6.3%が新規に感染したことになります(年代別人口は、総務省統計局2022年2月21日発表人口推計より引用)。デルタ株流行期に比べ中等症、重症の占める割合は低くなっている一方、感染者が増えたことで、クループ症候群、肺炎、けいれん、嘔吐・脱水などの中等症や重症例の数が増えています。国内の小児における症状を流行株の違いにより分けた場合に、オミクロン株流行期における患者は発熱の頻度が高く、熱性けいれんの報告数が多いことが確認されています。
2歳未満(0~1歳)と基礎疾患のある小児患者に重症化リスクが増大することが報告されています。
産婦人科医 稲葉可奈子先生より
接種量は大人の1/3量(ファイザー)ですが、これは『危険だから子どもには減量』ではなく『5-11歳は1/3量で十分に免疫がつくから』という理由ですので、ご安心ください🧒
妊婦さんを含めたママさん向けのコロナワクチン情報↓(HPVワクチンの解説もあります)
また、コロナワクチン接種後に後遺症が…とのツイートが増えてきたように思いますので、いたみと疲労の専門チャンネルWiTH PAiNを運営する麻酔科医みおしんが、こちらに関してまとめております。
https://note.com/withpain_mio/n/n39d62509949e
引き続き、標準的な感染予防対策を続けていきましょう。長期化に伴い、ご両親もお子さんも、不安に襲われてしまうことがあると思います。こんな時でも楽しめるよう、コロワくんサポーターズでは、毎週会議をしながら楽しく学べるコンテンツも充実させていきますのでご覧いただければ幸いです。
どうか、お大事にしてください。
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コロワくんラインスタンプ出来ました🐶
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コロワくんサポーターズ
デジタルコミュニケーション担当
産科麻酔科医 みおしん
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