日本人格闘技選手の魚摂取法
日本人格闘技選手は、肉よりも魚を食べたほうがいい理由。
日本人は、肉料理を食べて消化(しょうか)する能力(のうりょく)が狩猟民族系(しゅりょうみんぞくけい)の外国人よりも低い。
けれど、日本人は、魚料理なら体に負担をかけずに消化することができる。
なぜなら、魚のほうが肉よりも油脂(ゆし)の量(りょう)が少ないからだ。
魚の脂肪(しぼう)の質(しつ)は、肉とは違う。
肉の脂肪は、常温(じょうおん)だと固体(こたい)だが魚の脂肪は、常温でも液体(えきたい)だ。
魚の脂肪には肉にはなくて魚にだけある大切な栄養素(えいようそ)が含(ふく)まれている。
それは、多価不飽和脂肪酸 (たかふほうしぼうさん)だ。
多価不飽和脂肪酸が多く含(ふく)まれている代表的(だいひょうてき)なものは、EPAとDHAという油だ。
EPAは、悪玉(あくだま)コレステロールや中性脂肪(ちゅうせいしぼう)を減(へ)らし、血液(けつえき)をサラサラにする効果(こうか)と
選手の持久力(じきゅうりょく)を高める効果がある。
DHAには、脳神経(のうしんけい)を活性化(かっせいか)させたり、記憶力(きおくりょく)を上げる効果がある。
多価不飽和脂肪酸は、青魚(あおざかな)に多く含まれている。
魚の中でも特に栄養価が高い魚。
サケ。
タンパク質が含まれている量が多くて、サケに含まれるアスタキサンチンには、抗酸化作用(こうさんかさよう)があり、老化防止(ろうかぼうし)の効果がある。
サバ。
サバには、動脈硬化(どうみゃくこうか)や心筋梗塞(しんきんこうそく)を予防(よぼう)する効果がある。
鯖缶(さばかん)は、骨ごと食べることができて切り身(きりみ)に比べてDHAやEPAが約1.3倍、カルシウムは、約43倍含まれている。
カツオ。
カツオは、鉄分(てつぶん)やビタミンB群(ぐん)がたくさん含まれるため、貧血(ひんけつ)予防や疲労回復(ひろうかいふく)の効果がある。
また、カツオにはトリプトファンが100グラムから310グラム含まれていて1日の必要量(ひつようりょう)を1食でとることができる。
トリプトファンは、睡眠効果(すいみんこうか)のセロトニンを作る主(おも)な原料(げんりょう)なので日本人格闘技選手が格闘技のトレーニング後にカツオを食べると睡眠の質を良くすることができる。
以上のことから日本人格闘技選手は、肉よりも魚を食べたほうが体に良いと言える。
最後に。
僕の記事が日本人格闘技選手が肉よりも魚を食べたほうが良い理由について興味がある人、格闘技に興味がある人、何かに挑戦したい人の参考になれば嬉しいです。最後まで読んでくれてありがとうございました。
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