オールドニッコールで紅葉スナップ #112_2411
今年は少し遅い紅葉ですが、11月の終わりにNikonZf にオールドニッコールを付けて紅葉の名所をスナップしてきました。
レンズはAi-Nikkor35mmF2.8とNikkor-H Auto50mmF2で撮っていきます。
もともとフィルムカメラ用のレンズですが、Zfではどんな写りになるのか楽しみで、早速35mmF2.8で撮っていきます。
お昼ごろに着いたのですが、冬は太陽の位置も低くて日差しが柔らかい。
陽の光を入れて撮ってみますが、よく映りますね。
冬の日差しに照らされる紅葉が鮮やかでした。夢中でファインダーを見ながらシャッターボタンを押します。
明暗の差がとても印象的な場所。
紅葉にも黄色と赤そして紅葉していない(しない?)緑が織り交ざり、とてもきれいでした。
フォーカスは無限遠にほとんど固定でしたが、シムで調整したマウントアダプターの調子も良好。
もう少しアップで撮りたくなり、ここで50mmF2にスイッチ。
Nikonの撮って出し、素晴らしいですね。色に透明感を感じます。
このレンズは背景暈けに癖がありますが、ふわっとした描写が良いです。
Zレンズのカリカリの解像感の気持ちよさとはまた違う良さですね。
紅葉と陽の光の濃淡がとても良い。
紅葉の名所でも、暑すぎたせいか平地故か、すべての葉が一様に色づくわけではないですが、以前なら順光状態でがっかりしていた場所でも、少し立ち止まり光線の向きをよく観察して、きれいな姿に収められるようになりました。
ニコンも使いだしてから、何となくですがフィルムシミュレーションをいじらない分、光の加減とか被写体の選び方に、より敏感になったかもしれません。シャボン玉暈けが良い雰囲気の写真。
場所を移動して紅葉が映り込んだ池のほとりで。錦鯉の赤も紅葉に負けず劣らずきれいです。
また、逆光で撮ってみます。虹色のフレアが薄く出たり、なかなかオールドレンズらしい。
旧日本家屋の展示を見てみます。丸い窓と、丸い光。特別なピクコンを当てているわけではないですが、いい色です。
最後にバブルボケの写真を。MFのレンズはこういう遊びが楽しい。
AFのレンズでフォーカシングしているとき、一瞬玉ボケでとてもきれいなシーンが見られて、ここで止まってほしいと思ってもオートフォーカスがすぐにピントを合わせて若干がっかりすることがあったりします。でもSWを切り替えるほどではない。。。
ということで、往年のニッコールレンズはとても気に入ってしまいました。
次はフジのカメラのスナップ記事をまとめます。
(´・ω・`)ノそれでは、また。