映画を二本見る そういう日もある
前期のレポートもすべて提出し、夏休みが始まった。今日は映画を見たよう。一か月ほど映画館へ行っていなかったため見たい映画がたくさんある。時間はあるので一日中映画館へこもっていたいところだったが、2本にしておいた。鑑賞中極端にまばたきの回数が減るようで、大体三本目に入ったくらいから目の乾燥が気になるという経験を生かした。
朝の九時ごろに家を出て、電車で30分ほどの映画館へ行く。電車の中は読書がはかどるのでいつも何か持っていくようにしている。読了まであと少しの『君が手にするはずだった黄金について』と半分くらい読んだ『ハンチバック』を持って行った。『君が~』は連作短編。フィクションでありながら(おそらく)作者の自伝的側面もある。どこまでが筆者の経験なのか、そもそも作中の人物が一瞬で幼少期のエピソードを作り上げたように全くの作り話なのか。不思議な読後感のある小説だった。
今日の一番の目当ては『モノノ怪』。半年くらい前から映画館で予告篇が流れてて気になっていたので、先月アニメ版を見た。とても面白かった。本当は前作『妖~ayakashi~』も見ておきたかったが、こちらは未視聴。
電車を降りてKINEZOで予約しようとしたら席がかなり埋まっていて驚いた。経験からこのテのアニメ映画は最初の一週間過ぎたら比較的空席が多くなると思っていた。歩きながら急いで予約をした。
もう一つ意外だったのは、観客に30-40くらいの女性が多かったこと。この作品は女性人気があるようだ。そういえばアニメ版CV櫻井孝宏だし、劇場版CV神谷浩史だし、ノイタミナだし、意外なことはないかもしれない。
『劇場版 モノノ怪』、めちゃくちゃよかった。アニメ版に引き続き和紙に描いたような質感と色彩豊かな舞台 大奥の絵が合っている。あと、この作品何といっても演出がかっこいい。
阿良々木君と違って寡黙な薬売り。「理」と「真」が何なのか、というミステリー要素についても彼は多弁ではないが、理解できるように描かれていたと思う。というかわかんなくてもなんとなく面白い。
エンディングはアイナジエンドだった。かすれる様なのに力強い歌声を聞きながらいい映画だったな、とか、去年『キリエのうた』見た時アイナジエンドの歌いっぱい聞いたな、とか思っていた。すると、「第二章 火鼠」と。情報を追ってなかったため知らなかった。クラファンしてたみたいだし、資金ギリギリなのかと思ってた。楽しみ~~
アニメ版を見ていなくても雰囲気で楽しめるだろう。ぜひ劇場に足を運んでもらいたい。
二本目は『ぼっち・ざ・ろっく Re:Re:』。
新曲を映画館音響で聞けるのが良い。あと、エンディングが『Re:Re:』カバーだった。名曲。そういえば最近『ぼくだけがいない街』の漫画揃えたな。
映画館に『きみのいろ』のポスターあった。以前から楽しみにしている作品。
noteの記事、これで4つ目になるが、構成を考えるとかしてないから終わり方難儀している。内容も散漫な気がする。ちゃんと考えて文章書く人間になりたいな。
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