ロコタビでハノイNo.1ロコになった方法

LOCOTABI（旧名：トラベロコ）は海外在住日本人（ロコ）に旅の相談やプライベートツアーなどのサービスを依頼できるプラットホームです。僕がハノイに来てロコとして登録をした当時は既にハノイには沢山のロコ登録者がいました。ハノイのロコ一覧のページを開くと縦にロコが紹介されています。
質問の回答数やサービスの受注数・金額で上位に表示されるか順位が付けられているようです。もちろんページを訪れたお客さんは上位５人くらいまでしか見ないでしょう。積極的に活動しているロコは10名ほどでした。その他のロコは1か月ログインがないなど登録してみただけのようです。上位10名は僕よりハノイ滞在歴が長く現地の知識も豊富でした。

しかし僕はこれならハノイでNo.1になれると思いました。なぜならみんな本気でロコをやっていないからです。登録者の属性は駐在員・駐在員の妻・現地採用・日本語教師などです。みんな職業があり会社に時間を拘束されています。「駐在員の妻は暇がだろ？」って言う人は女性に殴られますよ！妻は忙しいのです。なのでサービスの提供時間が夜や土日のみと限定している人が大半です。いっほう僕は仕事は全部人に任せているので24時間365日対応可能です。もしミーティングなどが被っても人に雇われていないので、スケジュールはいくらでも調整する事が出来ます。

No.1になるために僕が具体的にした行動を教えます。

1.登録名は実名フルネームにする。
お客さんは実名だと安心します。

2.ハノイに関する質問は秒で答える。
お客さんはページ内でハノイに関する質問や相談をしてきます。質問や相談が入るとロコにメールでお知らせが来ます。お客さんは1番早く回答してくれたロコにサービスを依頼しやすいです。トイレだろうがお風呂中だろうがスマホは常にチェック出来る状態にする。ビジネスの常識ですよね！

3.儲からないサービス依頼も引き受ける。
基本、僕が出来る事は何でもします。状況によってはマイナスになっても引き受けます。お客さんが2度同じハノイに旅行に来る事はないです。一生で一度の旅行を最高の思い出にする事にやりがいを感じませんか？

以上の3つだけです。これで僕はハノイNo.1ロコになりました。No.1ロコになれば上位表示されお客さんから見つけてもらいやすくなり、サービス依頼が増えます。そして無限ループ状態になります。「お前、今はハノイでNo.1じゃないじゃん！」ってツッコミが聞こえましたね。そうです僕は今はハノイでNo.1ロコではないです。

僕がどうしてハノイNo.1ロコじゃなくなったかを教えます。

No,1 ロコになってから無限ループは続きました。しかし何度かロコタビの運営から注意を受けていました。利用規約でお客さんとロコタビを通さない直接の連絡の禁止・連絡先が分かるような情報をメッセージに記載しないなどがあります。これはお客さん側も一緒です。お客さんが運営に支払うサービス提供料の10％を惜しんで、連絡先などをメッセージに記載してくる事があります。その場合、そのメッセージは運営によって削除され注意を受けます。そんな事が何度かありましたが特にペナルティーなどを受けたことはありませんでした。

ある１つの依頼を受けた時にそれは起きました。
その依頼は地方でお店を経営しているお客さんからスタッフ2人の成人祝いをハノイでしたいと言うものでした。お客さんは思い出に残る特別な事をしたいと言ってきました。僕は小型飛行機でハロン湾を上から眺めてハロン湾定番の船上クルーズのお客さんを見下す旅を企画しました。しかし企画が決定したのはお客さんがハノイ行の飛行機に乗る直前でした。僕のサービス提供は明日の朝です。僕はすぐに小型飛行機の会社に連絡しましたが、乗客全員の氏名と体重がないと予約出来ないと言われました。事前の仮予約ではそんな事を聞いていませんでした。僕はすぐにお客さんに「名前と体重を教えてください」とメッセージを送りましたが、ロコタビの運営がそのメッセージを削除して僕のアカウントを停止しました。お客さんとの連絡手段が断たれてしまいました。今日の昼までに乗客全員の氏名と体重を小型飛行機の会社に伝えないと予約はキャンセルとなり僕が立て替えた十数万円のお金は返ってきません。ロコタビの運営にその事を伝えましたが運営からの返答は一切ありませんでした。

僕は小型飛行機の会社に今日の夕方にお客さんがハノイに到着するのでそれまで待ってくれないかと相談すると、何とか待ってくれる事になりました。空港で待っていても誰がお客さんなのかを判断できないので、ホテルで待つ事に決めました。事前にお客さんの滞在ホテルは聞いていました。しかし、ロコタビの僕のアカウントが停止されているので、お客さんとのメッセージ内容が分からずホテル名がわかりません。薄っすらと覚えているホテル名をネットで検索してみると同じような名前のホテルがハノイに2つあります。その２つのホテルは同じ旧市街にあります。僕は一か八か1つのホテルに決めて待つ事にしました。

夕方、お客さんがノイバイ空港に到着するころになり、僕は１つのホテルのロビーでお客さんを待ちました。飛行機のフライト情報を確認すると到着が遅れているそうです。悪い事は続くものですね！
小型飛行機の会社からは催促の連絡があり謝って状況を説明しました。これ以上遅れると予約はどうなるか分からない状態です。お客さんには事前に立て替える金額は何かあっても支払ってもらう約束をしていましたが、成人祝いの旅の思い出を最悪なものにしてしまいます。しかし僕にはお客さんをホテルのロビーで待つことしか出来ません。

ホテルのボーイは2時間以上ロビーのソファーで待つ僕に温かい紅茶をサービスしてくれました。その2時間後、ホテルの扉に開けようとする男3人組の日本人の姿を見て僕は涙が出そうになりました。僕とお客さんはお互いに謝り喜び合いました。ノイバイ空港到着後にロストバゲージに遭い空港で待たされていたそうです。お客さんも僕もこの旅が終わったら厄払いに行く事を約束しました。その後、ロストバゲージのお客さんの荷物は帰国便の搭乗前に無事に受け取る事が出来たそうです。

今、ロコタビの僕のアカウントは復活しています。しかし上位表示はされなくなりその他大勢に埋もれてしまっています。ロコタビのプラットフォームはユニークで素晴らしいです。しかし運営には不満があります。お客さんとのメッセージの監視を外国のオペレーターに任せているのか、AIに任せているのかは分かりませんが、一生に1度の大切な旅を提供する責任を果たせてはいないと僕は思います。

もしハノイで旅行会社にないようなオリジナルプライベートツアーをしたい方は僕にご連絡ください。僕に出来る事なら何でもお任せください。ハノイでしたい事が見つからないって方もご相談ください。穴場をご紹介しますよ！支払いが不安な方はロコタビを通して僕にご依頼ください。

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ロコタビは海外在住日本人に旅の相談ができるサービス。
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Kanamitsu Toshinobuさんがハノイの旅のお手伝いします