乳児.小児の救命講習
消防署へ行って 救命講習を受けてきました!
わたしは病院で看護師として働いているので
成人に対しての心肺蘇生法の練習は
少なくても1年に1回はやっています。
が、
今回は、乳児.小児に特化したものを練習することができました!
でもでもわたし
たまたま働いている部署がNICUという
新生児の集中治療室なので
赤ちゃんの蘇生も日頃から一応練習はしてます。
病院は設備も道具も揃っていますので
言ってしまえば酸素もすぐに投与できちゃいます。
家では?普段生活している場所では?
となるとそういう便利な、なんでも揃っている環境ではないので、自分の見る目、心、技術は、備えておく必要があると思っています。
実は、駅で、その心肺蘇生が必要な場面に出くわしたことがあるんです。
筋肉が拘縮していく病気の方だったのだと思います。
在宅用の酸素を使われながら、県をまたぐ移動をされていたようです。
その時に、急に意識が無くなったようで…
わたしも異常に気づきました。
その時わたしは
迷いました。
動くべきか、
そっと見守っておくべきか。
なかなか動けなかった…
けど、周りの人もすごく動揺していました。
誰もどう動いていいか分からない様子。
冷静なわたしも、私の中にはいて、
どうすべきか、わかるなら、動け。と思い、
看護師です。お手伝いできることはありますか。
ご家族の方へ声をかけることができました。
ご本人を見た時には
明らかに呼吸も止まって、心臓も動いてない様子。
すぐにでも、、、でも、え、、わたし、、、して、、、いいの、、、???
すごく迷ってしまいました。
駅の方が来られたりして
とりあえず救急車を呼んでいるとのこと。
AEDも持ってきてもらうようにお声がけし…てたかな…?
心臓マッサージもしなくちゃ!とそこでやっと声を出すことができて、すぐそばに居た駅員さんに心臓マッサージ始めてください!と言っていた。
救急隊員が到着してすぐにCPAだ、って言われて
搬送されていきました。
わたしは…わたしは…
頭ではわかっていても
行動が起こせなかった。
行動が遅かった。
ただただ
後から後から後悔の念が襲ってきました。
だからこの経験を忘れないようにしよう。
次は動けるようにしよう。
動けるようにするために練習しよう。
そう思いました。
今回の講習でも 医療に関わる人間として
他の人にはびっくりされ、さすがです〜
とは言われたりしたけど
でも
一緒なんです。
わたしも怖い。
足も手もすくむ。
でも、そのあるかないか、の一瞬のために
技術も判断の仕方も準備しておく。
その準備があって、はじめて心も準備できる。
とわたしは思っています。
という…何気ないわたしの気持ちを綴ってしまいましたが…
いざという時のために
わたしはわたしができることを
最大限準備していく!ということを
ここに書き留め、宣言しておきたいと思います!