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子育てのイライラ、困ったをこれで解決!ポジティブ・ディシプリンのすすめ~続編~

こんにちは。子育てママのゆきです。

さて、前回はポジティブ・ディシプリンの4原則の2つ目までお話しました。
今日はその続き、3つ目からお話していきますね。

3 発達や気質について知ることで子どもの感じ方を理解する

大人から見たら「困った」と感じる子どもの言動。
でも、そこには必ず子どもなりの理由があります。
子どもの発達を学んだり、子どもと自分の気質を知ることで、「困った」と感じる言動の背景が見えてくるようになります。

●各年齢に応じた発達を知ろう

0~6か月:よく泣く時期。あやして泣き止まないことも。この時期は自然なこと。
6~12か月:笑うことが増え、喃語も出てくる。後追いや、夜泣きが始まることも。
1~2歳:語彙が一気に増え、いわゆる「イヤイヤ期」「かんしゃく」が始まる。
2~3歳:世界への理解が深まり、恐怖心や人見知りがひどくなることも。
3~5歳:友達を介して世界が広がる。いろいろなことを知りたがり、大人に質問し続ける子も。お手伝いにも興味津々。

●子どもと自分の気質を理解しよう

子どもと自分の気質を知ると、子育ての悩みが親子の気質の相性から生まれているだけのものであることに気づく場合もあります。
子どもと自分の関係をより客観的に見ることが出来るでしょう。
また生まれ持った気質とつきあうために必要な子どもへのアドバイスも、おのずと見えてくるはず。

たとえば、

  • 活動的?おとなしい?

  • 人懐こい?人見知りする?

  • こつこつタイプ?切り替えが早い?  など…

●自分の「思い込み」に気づくために

子育てに関する研究では、子どもの発達についての基礎知識をもっている大人は、感情的になりにくいということがわかっているんです。
また同じ年齢でも子どもの気質によって言動は全く違います。
自分と子どもの気質を知っておくと、子育ての悩みを客観的に見ることができ、子どもへの適切な声かけにも繋がると思います。

4 きょうの問題は、きょう解決するよう心がけよう!

これまでに学んだ1~3の原則を使いながら、今のあなたの課題に取り組んでみましょう。
まずはあなたが「困っている」場面の「課題」とは何なのか考えてみましょう。

●いま「困っている」場面はなにが「問題」なの?

たとえば、子どもがなかなか朝の支度をしないとき。
園に遅刻するのが問題?子どもが自分で身支度をしないのが問題?

どの部分を解決したいのか、もう一度整理してみましょう。

●これまでの原則1~3を駆使して、どうやったら課題を解決できるか、考えてみましょう。

子どもに「早くしなさい!」などイラ立ちをぶつけずにすむ解決法を考えます。
子どもをもう少し早く起こしたり、登園の途中に楽しみを見つけたり。
発達や気質に沿って、どんな温かさと枠組みを示せるか考え、実践してみましょう。

答えはあなたと子どもの中にある

「ポジティブ・ディシプリン」では、すべての親子に共通の「魔法」のような方法はありません。
子どもの年齢や、親子の気質によって、有効な対応は異なるからです。

ぜひ目の前の子どもを観察し、自分自身を振り返って、自分がもっとしっくり感じる答えを見つけてみてくださいね。


いかがでしたか。
「ポジティブ・ディシプリン」というプログラム、ご理解いただけましたか?
なかなかすぐにこれで解決!とはいかないかもしれませんが、子育てに悩んでいるママ、パパの少しでも参考になればと思います。

本日もお読みいただきありがとうございました。
引用・参考 「月間クーヨン 育児をまじめにたのしく」


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