金鯱賞 時々 フィリーズレビュー
はじめに
大型馬の好走が目立つレースでもあり。
特に500Kg超えの期待値が優秀で、上位人気の平均着順率も優秀な上、人気薄の好走も目立っています。
今年の登録馬で500Kg超えの馬は不在(前走時参照)ですが、ヤマニンサルバム辺りがひょっとしたら該当するかもですね(前走時498Kg)
一応、着度数とか載せておきます。
498Kgなんて誤差の範囲内なので、データ該当馬扱いしても良いかと思います。
ローテ別傾向
中京芝2000m重賞って、人気薄の逃げ/先行馬の期待値が半端なく優秀で。
その辺りを意識したデータを検証してみました。
調教傾向
血統傾向
過去好走馬なので、当たり前と言われるかもですが、⑨ポタジェなんかバッチリだと思っているのですが・・・。
それでこの人気なら腐ってもG1馬という事で期待値は取りやすい馬ですね。まだ全然終わってる馬ではないと思います。
それ以上に⑦グランオフィシエは初めての中京で爆発的な好走を遂げそうな印象を持ってます。
ノーザンダンサーを5代血統表に4本持っている上に、Fairy Kingとヌレイエフといった直線の長いコースでの我慢比べ要素満載レースに向きそうです。
スタートセンス抜群の坂井騎手騎乗も心強いですね。
雑談的見解
②マリアエレーナ 一択だと個人的には思っています。
競馬新聞とか他媒体で溢れている見解内容とほぼ同じ見解を感じてます、きっと。
調教が良くなければ、粗探しをする予定でしたが、当レースで注目した調教パターンに該当してきましたし。
③ハヤヤッコは昨年の函館記念勝ち馬で、2走前の中日新聞杯を57.5Kgのトップハンデと直線窮屈競馬ながら0.1秒差5着、前走の日経新春杯も58.5Kgの酷量を背負いながら0.5秒差の6着と全然負けてないんです。
ダートでOPクラス入りした馬が、芝の重賞戦線を歩み続けて、大きく負けるレースが少ないんです、そしてこの人気なんです。評価するでしょ。
②マリアエレーナ同様に当レース注目の調教パターンに該当してます。
⑪ヤマニンサルバム、強いですね。
⑦グランオフィシエは、血統傾向の所で少し触れた通り。
①アラタも調教パターンに該当と、何かやってくれそうな典さん騎乗も楽しみが勝ってしまいます。
⑫プログノーシスは、ちょっといないモノだとして考えています。
上位には食い込んできそうですが、勝ち馬から0.1秒差の4着とかしてくれると非常に有り難いですw
はじめに フィリーズレビューVer.
はい、阪神JF組が強いレースですね。
同時に、距離延長がしんどい成績となっています。
この辺りが媒体で強調されるので、個人的には距離延長組からマイル指向の戦歴や血統を持つ馬を探し始めるのですが、今年は「これ!」と言える様な馬は不在でした、何か足りないんですよね。
結構、妥協した目で見れば、⑧エコロアイと⑨ジューンオレンジが これに近いのかなぁとは思ってますが。
ローテ別傾向
4年連続勝ち馬を輩出しているデータ
19年ノーワン 12番人気1着
20年エーポス 5番人気1着/ナイントゥファイブ 12番人気3着
21年シゲルピンクルビー 8番人気1着
22年サプライムアンセム 2番人気1着/ナムラクレア 1番人気2着
過少評価された人気薄の馬の好走も目立っています。
距離短縮馬の期待値は優秀な結果が出ていますが、距離短縮関係ない馬番①~⑥番の複勝率が21.7%と平凡な数字を見ると、この組み合わせのデータは使えるなぁという感想。
調教傾向
血統傾向
雑談的見解 フィリーズレビューVer.
⑥リバーラが一番、1400mが似合う馬だと思ってます。
キンシャサノキセキ × Stormy Atlantic × Rahyとオセアニア感満載の短距離配合で、どちらかというと、平坦短距離戦で威力を発揮しそうな血統構成ながら、リファールのクロスを4×4と保持しているので、坂も大きな問題にはならないかと思います。
前走は派手に負けてくれたお陰で人気を落としているのも良いですね。
①イティネラートルは、芝1400m牝馬重賞好走馬のアマルフィコーストの半妹。
フィリーズレビューに限らず、阪神芝1400m戦ってHigh Chaparralの血が嵌りやすく、本馬も母父に据えていて。
そこにキズナを掛け合わせているので、タフさを問われる非根幹距離の重賞には持ってこいな配合馬だと思います。
②イコノスタシスは昨年の勝ち馬サブライムアンセムの半妹
モーリスを配しているので、馬個体で見たら距離短縮は微妙な感じな分、少し割り引いた馬。
地方の名調教師?田中淳司厩舎から転厩してきた馬の④ジョリダム
戦歴だけ見ると、色々と隠れ蓑な面が多くて評価しづらい馬だと思いますが、紛れが置きやすい当レースで、意外と走ってしまいそうな材料を持っています。
まず、注目した調教傾向にも該当していますし、坂路で中々、質の高い加速ラップを踏んでいて、非凡な脚力を感じています。
門別のスピードが問われやすいダート短距離で結果を残して、札幌のクローバー賞で中々のJRAメンバーを相手に逃げ切り勝ち。
そこまで逃げ馬有利の展開ではなかったのに・・・です。
そして、2走前の盛岡芝1600mで3着(中々、パワーいるコースみたい)
前走の大井ダートで惨敗といった戦歴を見ると、地力問われる芝短距離スピードの能力が高そうな印象しか感じません。
母も母の母も洋芝の函館芝1800m専用機と言っても過言ではない戦歴でしたし、距離短縮が得意のカレンブラックヒル産駒という事もあって。
メイケイエールを筆頭に、キャラ強い短距離馬の育成に長けた武英智厩舎というのも何か心強いと思いますし、地方ばっか走ってて能力を計りかねるという方には是非貴方様の軸馬の相手に加えても楽しめそうな馬だという事をお伝えして終わりにしたいと思います。
外枠の人気馬は、人気しているので外枠という事を言い訳にして割り引きたいと思います。