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《無料》愛知杯
はじめに
今年は小倉競馬場で開催の〝愛知杯〟
2020年に小倉競馬場開催の〝愛知杯〟の歴史はありますが、通常は当たり前ですが、中京競馬場開催でのもの。
ですので、この重賞データブログで取り扱っているのは、基本的に
小倉芝2000m 1~2月開催限定のデータ
を抽出して書いてます。
ですので、内容も薄いもの仕立てになっているかと思われます。
その辺りをご理解頂き、お付き合い頂けると助かります。
個体別傾向
★黒鹿毛×遅生まれ(4~5月生まれ)
(2016年以降、1勝クラス以上、牝馬限定、小倉芝2000m1月~2月開催限定で抽出)
6-4-3-3-1-14/31
勝率19.4% 単勝回収率178%
連対率32.3%
複勝率41.9% 複勝回収率120%
【該当馬】
⑤アレグロモデラート
5月7日生まれ
⑨エニシノウタ
4月29日生まれ
⑭テリオスマナ
5月28日生まれ
⑫ミッキーゴージャス
4月3日生まれ
まず、小倉の冬開催と夏開催は大袈裟に言えば別物、いや大袈裟過ぎるなぁ、→冬開催と夏開催では、傾向が異なるケースが多々あるので1~2月開催限定で抽出しました。
結果は別として、小倉は傾向が偏りやすい点が好きでどの競馬場よりも研究しているので。。。
調教傾向
(2016年以降、クラス・性別問わず、小倉芝2000m戦で抽出)
★調教ランク判定【WC/CR】該当馬
6-10-10-5-10-30/71
勝率8.5% 単勝回収率82%
連対率22.5%
複勝率36.6% 複勝回収率106%
【該当馬】
⑧ローゼライト
追記:牝馬に絞ると。
1-5-1-1-3-9/20
勝率5% 単勝回収率20%
連対率30%
複勝率35% 複勝回収率120%
血統傾向
(2011年以降、小倉芝2000m×3勝クラス以上、1~2月開催限定で抽出)
★Caroの血を保持する馬
4-1-1-2-0-8/16
勝率25% 単勝回収率323%
連対率31.3%
複勝率37.5% 複勝回収率143%
【該当馬】
⑤アレグロモデラート
母の父母父Caro
(欧州瞬発型フォルティノ系)
②コスタボニータ
父の母父父Caro
(欧州瞬発型フォルティノ系)
⑫ミッキーゴージャス
父の母父母父父Caro
(欧州瞬発型フォルティノ系)
雑談的見解
指数1位
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⑤アレグロモデラート
父ハーツクライ
(中長距離型サンデーサイレンス系)
母父Unbridled's Song
(欧州瞬発型フォルティノ系)
母ナスノシベリウスは、芝1400m×1勝、芝1800m×2勝の計3勝馬
明日の日経新春杯に上位人気の身で出走するハーツコンチェルトの全姉にあたります。
そこでも少し細かくにハーツクライ×Unbridled's Songのニックスについて触れていますが、スピード持続力に優れた中距離戦での活躍馬が目立つ配合です。
戦歴を見て貰えれば分かりますが、鈍足型の直線スピードで『おっ!』って思わせる斬れ味も一瞬なタイプ。
持久力戦に強く、他馬が苦しんでバテる展開が比較的 得意な方で、平坦コースよりも直線に坂があるコースも好むタイプ。
開幕初日の平坦コースである小倉芝2000mは、一見 本馬に取って不向きな印象を受けますが、夏の小倉開催に比べて、前走で上がり3ハロン33秒台を使った馬があまり恵まれないケースが多いのが冬の小倉開催。
そういった点では、バッチリ!って胸張る程ではないですが本馬に取って大きな不利にはならないかと踏んでいます。
前走で負けた馬が今回も複数出走してくるのですが、外が伸びる馬場で内を通った分もあると思いたいですし、斤量51Kgという魅力も付いてきます。
いくら自分達が検証したデータに複数該当したからといって、軸馬扱いまでするには心許ない印象が拭いきれないのでここまでの評価でいきたいと思います。
指数2位
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⑦ルージュスティリア
父ディープインパクト
(中長距離型サンデーサイレンス系)
母父Storm Cat
(米国型Strom Cat系)
母のDriven Snowは、シーザスターズに唯一 勝った馬という事でも有名で、繁殖に上がり、オーストラリアで3頭産駒を出しましたが、泣かず飛ばずで日本に売却。
母の母Wandestaは米G1 3勝馬
3代母を起点としたこの牝系からは、先週のカーバンクルS(中山芝1200m:OP)を制したシュバルツカイザーが出ています。
ディープインパクト×Storm Catの配合はキズナを始め、ラキシスやリアルスティール & ラヴズオンリーユー兄妹といった様にディープインパクトのS級配合。
⑦ルージュスティリアはBurghclere ≒ Height of Fashion3×4、4分の3同血クロスと名牝姉妹クロスが発生。
同時にHighclereの4×5クロスにディープインパクトの血を併せ持つ配合は皐月賞、ダービー3着馬のステラヴェローチェでも成功させています。
その奥深さはディープインパクトのラストクロップ(最後の世代)に相応しい程の瞬発力を
持っています。
芝2000mで惨敗した経歴はありますが、個人的な感情論として今ならこなしても良いんじゃ?って思わせる成長力を感じる配合に感じてまして。
調教も小倉芝2000m戦で期待値の優秀な調教ランク判定に該当してきたので、迷わず上位評価。