《無料》日経新春杯 重賞データブログ
雑味認定(軽視するデータ)
ローテ別傾向
調教傾向
(2011年~2020年、京都芝2400m戦3勝クラス以上で抽出)
血統傾向
ベタで、各方面で取り上げられてそうですが。
外回りや直線の長いコースのゴール前で、競り合いに強い勝負根性のトニービン
ダート持久力、スピード持続力をサポートするボールドルーラー
この2つの化学反応が恵まれている印象です。
雑談的見解
そんな荒れないと思ってますし、荒れたとしても私達では拾い切れない決着になりそうなので馬券は買いません。
指数1位
⑦ハーツコンチェルト
父ハーツクライ
(中長距離型サンデーサイレンス系)
母父Unbridled's Song
(欧州瞬発型フォルティノ系)
母ナスノシベリウスは、芝1400m×1勝、芝1800m×2勝の計3勝馬
きょうだいの戦歴を見ても、まぁ中距離馬でしょうねって感じを受けますが、芝2400mとか距離が延びれば延びる程、良さが出そうな気はしてます。
ハーツクライ×Unbridled's Songは良質なニックス。
かいつまんで紹介すると。
と悪くない数字。
ダート2400mも0-0-2-1-0-1/4と優秀。
母系全体を見渡しても、ダート血統一色。
ハーツクライに母系米国血統一辺倒ってのが、芝中距離戦で高いスピード持続力を生み出している産駒が多く、それぞれ細かく見ていくと。
母の母父Pine Bluf(自身が米G1プリークネスS勝ち馬)の血で日本に良績を残しているのが、セントウルS(阪神芝1200m:G3)、ファンタジーS(京都芝1400m:G3)勝ち馬で、高松宮記念(中京芝1200m:G1)3着実績を持つテネシーガール(Pine Bluf産駒)
愛知杯(中京芝2000m:G3)を制したエーシンメンフィスの母父がPine Bluf
甥に米国で大旋風を巻き起こしたフサイチペガサスがいる背景。
とにかく母系が米国色強めで、ハーツクライの重厚さを緩和し、持続力強化の掛け合わせとなっている配合馬。
ちょっと、綺麗にまとまり過ぎている配合といいますか、その辺りに爆発力がないと言うか、特化するモノを感じにくく、大人しい感じがするのがちょっと・・・って。
距離が延びた方が良いと前述しましたが、前走の菊花賞は一番のポイントで他馬の影響による急ブレーキを踏まざるを得なかったのが痛かっただけで、敗因の明確なる理由はあります。
右回りになると、不器用になるタイプで心配ですが、デビューからずっと松山騎手が騎乗しており、良くも悪くも手の内には入れている筈ですので、この600m距離短縮もしっかりと対応してくれると信じております。