《無料》セントライト記念
ローテ別傾向
細かい条件を設定しなくても、ダービー惨敗組の巻き返しが成功しています。
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この数字の中に、ダービーで3.2秒差17着惨敗後、当重賞で2着に巻き返したサトノルークスが名を連ねています。
ダービーでは長距離の瞬発力勝負という適性が合わなかった馬が、トリッキーな中山芝2200mと菊花賞へ向けての出走権や賞金加算を目論む多数の馬達による消耗合戦を距離短縮で挑めるアドバンテージが発生していると考えてます。
細かい条件を設けたのは、回収率的に不満があった為で、中山芝2000m勝利実績のみだけでも、複勝率は31%程ありますし、単勝回収率は150%程あるので、このデータに該当した人気馬の単勝や馬連軸、3連系の軸として置いても一定の安心感は得られるかと思います。
中山芝2000m勝利実績のある該当馬は、
調教傾向
血統傾向
リファールの欧州指向スピードが活きやすい重賞
今回、注目した血統が。
雑談的見解
強いの2頭いますよね。
競馬界としてこの2頭のデッドヒートが一番盛り上がる結果だとは思いますが、セントライト記念の歴史からして、クラシックレースでの優等生タイプが数多く馬券外になってきた重賞。
だからといって、今回のメンバーを見てその歴史が繰り返される様な波乱の決着にはならないとも考えています。
⑤ドゥラエレーデ(指数1位)
過去にも散々触れてきた馬で、上位評価もしてきた馬。
人情で今回も評価する訳ではないですが。
今回の加点はこの辺りですね、頑張って下さい。
⑮グリューネグリーン(指数5位)
母は未勝利馬
母の母ウメノファイバーがオークス馬
半兄ヴェルデグリーン(父ジャングルポケット)が
オールカマー(中山芝2200m:G2)
AJCC(中山芝2200m:G2)の勝ち馬
因みに半姉ファータグリーン(父タニノギムレット)も中山芝2200m(未勝利)勝利実績があって、この兄姉で中山芝2200m戦を3-1-0-0-/4と100%連対を誇る中山芝中距離の鬼一族。
グリューネグリーン自身に話を戻しますと、デビューはハイレベルな新馬戦ミッキーカプチーノ組
15頭中、8頭が勝ち上がり、2頭が重賞ウィナーの新馬戦を3着
次走の未勝利戦では芝1600m重賞勝ち馬エエヤンに先着する勝利
更に次走の京都2歳S(阪神芝2000m:G3)では先の札幌記念の豪華メンバーの古馬に混ざり2着に好走したトップナイフを退けて優勝、重賞ウィナーに。
そこから4戦は全て質の高い重賞戦でしたがトンネルに入ったかの様な結果が続いていて。
未来は誰にも分かりませんが、変な馬の使い方をしなければ完成は先で、これ以上の活躍を見込めると考えている以上、これまでの戦歴は元々備わっている素質だけで積み上げてきた事になります。
オカルトな話ですが、京都2歳Sを勝ち、ダービーでは1.0秒差14着に大敗後、当重賞で巻き返しの3着に好走したグレイルと歩みが似てるので、グリューネグリーンにも同じ様に巻き返して欲しいですね。
⑩ウィズユアドリーム(指数2位)
自分の形といいますか、持っている質の高いスピード持続力を存分に発揮する逃げての3連勝。
配合を紐解いてみると。
母フラワーバレイは米国産のStrom Cat系の繁殖牝馬でまだ10歳と若く、日本に輸入された肌馬。
母の母Boom Town Girlの目立った戦歴はダートのリステッド2勝と
この実績を持つ馬
サトノダイヤモンドが保持するHalo 3×4+5多重クロス、母系にスピードの厳選Believe Itを内包するディスクリートキャット、スピード持続力供給のUnbridled
楽な展開やったやん!って言われればそれまでですが逃げて質の高い上がり上位の瞬発力を発揮しているのは、上述の血の影響が大きく加担していると思います。
逃げなくても良さそうですね。
この馬の大きなセールスポイントでもあるゲートからの初速センスが高い点。
馬の力による初速だけで先行出来るのは競馬に於いては有利に働くケースが多いのは事実です。
松山さんが継続騎乗してくれるのは心強いですね。
⑭ソールオリエンス
中山芝中距離のキタサンブラック産駒 低回収値×号泣ポイントがサイコパスな横山武史騎手の芝2200mの低回収値のコンボ、本当は消したいんですけどね・・・
母系のあの血統構成の感じが先週からにはなりますが、中山芝中距離戦で好走している血統構成と合致するんですよね。
外が伸びやすい馬場も良いと思いますし、素質が高いのは間違いないので上位評価しときます。
消しましょうか、今回は。
④レーベンスティール
なんて言うんでしょうね、質の高いS級の馬だとは認識してるんですが中山芝2200m重賞戦で持ってる武器が通用するとは個人的には思えず。
前走は騎手の騎乗が最悪って声が多いですが、馬の状態でしょ、あれは。
スタート五分に出ましたが、いつものテンのやる気が見られず後方から。
そうなったら内を選択するのは当然ですし、更にそうなると直線で進路が詰まりやすくなるのは必然。
騎手が全く隙のない騎乗をしたとは1mmも思ってませんが。
話を戻すと。
血統構成を見て個人的に感じたのが、距離をこなせないとかの話ではなく、距離延長による能力削がれパターンを引き起こしそうだなぁと感じました。
今までは持ってる素質と勢いで質の高い好走を繰り広げてきましたが、前走レベルの高くない重賞で、LC値の数値が示している様に、テンの速さも平均レベルの流れに乗らなかったのは成長によるズブさも出てきているんじゃないかと思ってます。
その上でこの内よりの枠は最悪ですね。
外に速い馬も揃ってますし、前走の様なマークを受けて不発って事も充分に考えられます。
とにかく優等生タイプの中山芝2200mは人気なら尚更嫌いたい精神が頭から離れないので消します。
京都で開催する菊花賞が嵌りそうなだけに、頑張って欲しい所はありますが・・・。