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七夕賞

ローテ別傾向

★前走 鈍足型の上がり3ハロン上位の末脚を使った馬
(34.5秒以上 且つ、上がり3ハロン2位以内)

3-2-3-0-1-5/14
勝率21.4% 単勝回収率105%
連対率35.7%
複勝率57.1% 複勝回収率162%

【該当馬】
⑮セイウンハーデス
前走
新潟大賞典(新潟芝2000m:G3)
2着 上がり3ハロン36.6秒(2位)


⑬ヒンドゥタイムズ
前走
鳴尾記念(阪神芝2000m:G3)
7着 上がり3ハロン35.0秒(1位)

★今年、中山芝2000m以上のレース経験のある馬

3-5-6-3-3-21/41
勝率7.3% 単勝回収率65%
連対率19.5%
複勝率34.1% 複勝回収率179%

【該当馬】
①エヒト
2走前
AJCC(中山芝2200m:G2)
2着


⑤カレンルシェルブル
4走前
中山金杯(中山芝2000m:G3)
7着


⑩グランオフィシエ
3走前
迎春S(中山芝2200m:3勝クラス)
1着


⑪フェーングロッテン
3走前
中山金杯(中山芝2000m:G3)
3着


⑨レッドランメルト
3走前
中山金杯(中山芝2000m:G3)
6着

調教傾向

★調教ランク判定【W/M】該当馬

3-1-3-2-1-5/15
勝率20% 単勝回収率88%
連対率26.7%
複勝率46.7% 複勝回収率128%

【該当馬】
⑤カレンルシェルブル

⑬ヒンドゥタイムズ

⑭テーオーソラネル

血統傾向

当たり前の事を言いますが、良馬場か道悪馬場かで狙う血統傾向が変わってきますが、かといって大きく変わるかと問われると、そうでもないよと答えたい印象。

どっちになろうが、独特の適性を問われるコースなので主場4場で強さを発揮するタイプではなく、一例を挙げるのであればダービー/オークスには向かない血統が走っている印象。

具体的に挙げるとなるとキングマンボ系の血が目立って走ってます。

クッション値が高めだとサンデー系の瞬発力が生きてきますが、上述した様に、主場4場での綺麗な加速力ではなく、イギリスやフランスといったタフな馬場で加速する血の主張が強い掛け合わせの馬が結果を出しています。

分かりやすい例で挙げるとディープインパクト系。

あらかじめ言いますが、分かりやすくする為に極端に言いますが主場4場で結果を出すのがディープ×米国型とするのであれば、

福島中距離重賞は、ディープ系×欧州型。

特に欧州型の伸びのリファールが主張されやすい配合相手(クロス等)やダービーには不向きなサドラーズウェルズ系との配合がベストな感じがしています。

単純な所でいけば、ディープ系×キングマンボ系が七夕賞でも躍動しています。

2連覇を狙う①エヒトがこれに該当する上、母系にはDanehillにサドラーズウェルズと重戦車の様な伸びが感じられる配合馬。

そういった点からwithkeibaとして血統傾向から推奨する馬が、

⑭テーオーソラネル

④ククナ

⑬ヒンドゥタイムズ

⑪フェーングロッテンは合わない訳はないと思ってますが、
2番人気想定なので、ここで取り上げる必要もなかろうかと。


⑭テーオーソラネルがディープ系のシルバーステート産駒で現在3連勝中。


リファールの5×4+5と3本も抱えており、母系にはトニービンとジャッジアンジエルーチとスピード持続力に対する備えもある配合馬。

この牝系からキタサンブラックを輩出していて、⑭テーオーソラネル自身も僅かに彷彿させる先行力を発揮していて。

近2走、9.8→9.7と同馬に取っては高めのクッション値で好走していてこの辺りは成長の証かと思います。

道悪といったタフな馬場に強いシルバーステート産駒と取り上げられがちで、それに反論する気はないですが、同馬は重とか馬場よりかは、開催が進んでタフさが問われる良馬場の方が持てる能力を出しやすい馬だと思っています。

当日のクッション値次第では、評価を上げ下げします(7/4に書いてます)


④ククナ

あまり書く事はない馬ですが、キングカメハメハ×ディープインパクトの有名なニックス。

2歳時のアルテミスS(東京芝1600m:G3)では、ソダシの2着とか重賞でも好走はするのですが、詰めきれない結果が多く日本を代表する血のニックスといった良い所を取り過ぎての器用貧乏になりがちなタイプ。

2走前にようやく3勝クラスを勝ち上がり、OPクラス入り。

個人的には、ローカルのドサ回りをしていればもっと早く出世していたと思いますので、今回の七夕賞参戦は生意気ながら英断だと思います。

賞金加算しないと使う所が限られてる問題もあるとは思いますが。


⑬ヒンドゥタイムズ

ハービンジャー×ディープインパクト

まぁ、このニックスも有名なモノで説明は不要かと思います。

当然、リファールの5×5クロスが付いてくるニックスで、母系にはヌレイエフ×ダマスカスとディープインパクトの瞬発力を鈍足型に変換している様な構成をしている印象と捉えています。

2020年に2番人気4着と人気を裏切っていて、七夕賞のハービンジャー産駒は人気を集める割に、それに応える様な走りを見せていないといったジンクスはありますが。。。

ただその2番人気4着も3角15番手から差してきて2着馬とは0.4秒差なので追走位置取りの問題はあるせよ、実力は出し切ったと言えるのでは。


雑談的傾向

連勝中の馬が多く、特に③バトルボーン

新馬戦2着後に一気の4連勝で重賞初挑戦。

その新馬戦もダノンベルーガの2着と、まさしく表面上の分かりやすい
材料を拾うメディア向きの実績。

新馬戦の2着ですし、その2頭以外で参戦していた馬はOP馬のハセドンが
いますが、ダート馬でレースレベル的には そこまで高いモノでもなくその後の4連勝も決して手放しで評価出来る程のメンバーレベルでないと思っている中での約半年振りのレースが重賞初挑戦で1番人気なら買う必要はないかなぁと。


気になるのが、福島としては異例のクッション値9.2でこの馬の馬場適性値に
寄ってきている事。


揉まれ弱いとかではなく、包まれるとフラストレーションが高まるタイプだと思いますので、この枠も正直嫌ですね。

4連勝中の1番人気馬として包囲網を敷かれて動けない様なら、イライラ募ってやる気ゼロってパターンの可能性も。



⑭テーオーソラネル

こちらは4連勝中のバトルボーンと同じシルバーステート産駒でトニービン×ボールドルーラーと似た構成をしている配合馬ですが、こっちを評価したのは、全体的な血統構成。

ディープインパクトの血と、リファール & Haloのインブリード持ちという点。

福島芝中距離にはピッタリかなぁと思ってます。

同じ意味で、ディープインパクトの血はないですが、その全兄ブラックタイド産駒でHaloとリファールのインブリードを補完している⑪フェーングロッテンも高く評価しています。

調教内容としても状態が良さそうな⑥サンレイポケットもローカルG3重賞なら巻き返してきても不思議ではないですね。

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