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京阪杯/前走経験豊かな惨敗馬を中心に狙いましたという話

ローテ別


2016年以降の古馬混合戦のデータを使用
(新馬戦・未勝利戦を除く)


★調教ランク判定【S】【B】の2ハロン24秒台を計測した馬          3-3-0-4/10
勝率30% 単勝回収率150%
連対率60%
複勝率60% 複勝回収率106%

【該当馬】
③ラヴィングアンサー
調教ランク判定【S】


⑦ファストフォース
調教ランク判定【S】


⑯ライトオンキュー
調教ランク判定【S】



★前走、上がり3ハロン1~3位の脚を使った500Kg以上の大型馬         4-1-3-2-1-9/20
勝率20% 単勝回収率185%
連対率25%
複勝率40% 複勝回収率114%

【該当馬】
⑥シヴァージ
前走
スプリンターズS(中山芝1200m)
3着 前走馬体重500Kg


開催後半に目立ってくるのが大型馬の好走。


単純な


「開催後半の荒れた馬場は差しが決まる」


という事が最も顕著な阪神芝。

パワー型のスピードを持つ馬が恵まれている印象です。




血統傾向


★ニジンスキー系の血を持つ馬
6-8-2-5-2-38/61
勝率9.8% 単勝回収率223%
連対率23%
複勝率30.3% 複勝回収率101%

【該当馬】
③ラヴィングアンサー
母の母父Royal Academy
(ニジンスキー系)

⑤タイセイビジョン
母の父母父マルゼンスキー
(ニジンスキー系)

⑦ファストフォース
母の母母父マルゼンスキー
(ニジンスキー系)

⑨ミッキーブリランテ
母の父母父Kahyasi
(ニジンスキー系)

⑫アイラブテーラー
母の父母父ニジンスキー



【指数1位】

⑦ファストフォース
父ロードカナロア
母父サクラバクシンオー

母ラッシュライフは、芝1200m 2勝馬で函館2歳S 2着実績も持つ肌馬。

半兄に新潟記念勝ち馬で、


京成杯(G3:中山芝2000m) 3着
弥生賞(G2:中山芝2000m) 3着


実績を持つアデイインザライフ


母父は日本の芝1200mにフィットしているサクラバクシンオー

ロードカナロアは母系の特色を引き出す特性を強く持っており、地方出戻りから芝1200m戦を使い始め、才能が開花。

3走前のCBC賞(小倉芝1200m)は自らペースを作る逃げで演出した驚異の日本レコード。


前走は、尖ったスピード自慢の一流馬が揃う中で、初めてのG1レース。


スタートダッシュの速さ

二の脚の速さ


全てが初体験で雰囲気にも飲まれ、惨敗でした。

この流れを経験したのは大きいと思いますし、2週続けて坂路で51秒台と巻き返しレースとしては絶好の仕上がり具合。

期待しています。


【指数2位】

③ラヴィングアンサー
父ダイワメジャー
母父Rock of Gibraltar

母ラブレターは小倉芝1200mで挙げた1勝のみで繁殖入りした馬。

半兄ブラックジョーは、ダート1200m戦を中心に実績を積み、OPクラスまで登り詰めた馬


半姉リアルヴィーナスは、葵S(京都芝1200m)勝ち馬。


阪神芝1200m戦はノーザンテースト持ちが恵まれやすい条件の1つでもあって。


特にダイワメジャー産駒が走ってます。


ダイワメジャー×デインヒル×ニジンスキーはレシステンシアと似た血統構成で、ダイワメジャー産駒が成功しやすい配合。

直線スピードの能力では今回のメンバーの中に入っても上位クラスのモノを持っていますが、脚質が後方からの馬だけに、色々と展開の恩恵を必要とするタイプでもあり。


8週も続いたAコース。


上位人気馬に少しでも前目の位置を取りにいく馬が多く、流れは緩まないので、展開が向く可能性は高いと思います。

上に書いた様に、調教ランク判定【S】が走っているデータの後押しも。



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