《無料》根岸ステークス
雑味認定(軽視するデータ)
過去20年で見ても、
サンプル数が多いのが正義って方にもご納得頂ける軽視データかと思います。
個体別傾向
過去10年、根岸S限定で見れば0-1-1-3/5
過去20年の根岸S限定で見れば0-2-1-7/10
当重賞でもソコソコ通用している個体別データかと思います。
ローテ別傾向
雑味認定の逆バージョンと言いますか。
大型馬の多くが、瞬発力がないとか言いたい訳ではありません。
過去20年で見ても、
サンプル数が多いのが正義って方にもご納得頂けるデータかと思います。
ただ、唯一 該当した⑫タガノビューティーの前走が武蔵野S
このローテの馬の期待値が高く、一般的にも知れ渡っているので、過度な人気を集めそうなのが少し残念。
裾野を広げると、このデータに沿っているのが
⑪パライバトルマリン
前走の船橋競馬場 交流重賞クイーン賞(ダ1800m)戦を逃げて上がり39.1秒
(4位ですが、上がり2位が2頭いて、その上がりの差も0.2秒差)
ちょっと面白そうな1頭ですね。
前走 武蔵野S組が強い重賞って事から発想を飛ばし調べたデータ
一見、関東馬が有利なデータに感じるかもしれませんが関西馬が圧倒てしています。
今年該当した2頭はいずれも関西馬。
調教傾向
血統傾向
雑談的見解
指数2位
⑪パライバトルマリン
父Malibu Moon
(米国型A.P.Indy系)
母父Smart Strike
(米国型ミスプロ系)
母Private Jetは3戦未勝利馬。
母の全兄Lookin At LuckyがプリークネスS(ダ1900m:米G1)勝ちを含む、ダ1400m~ダ1900mまでのカテゴリーのG1を5勝した名馬。
Malibu Moon×ミスプロ×Clever Trickといった構成は、
内、東京ダ1400m戦→1-1-1-5/8の良績を残したオーロラテソーロと近似配合。
他に、2歳馬の芝出世レースと評されている赤松賞(東京芝1600m)を2着に好走した後、⑪パライバトルマリンが勝った関東オークス(川崎ダ2100m:G2)を2着に好走したマドラスチェックもMalibu Moon産駒の牝馬。
Malibu Moon産駒は、米国血統らしくスタートからゴールまで全速力で駆け抜ける様な展開を好み、距離短縮にも対応出来るクチ。
ダート短距離戦で先行させたら異様に強いと思わせる良績を残してます。
母父Smart Strikeで思い出させるのが、昨年末の有馬記念2着馬スターズオンアース
距離短縮に強いイメージを持っている以上にスピード持続力を供給する一方、芝での能力を割増する傾向が強い種牡馬。
色々な捉え方があって、ギャンブルは答えは1つですが考え方は複数あるので、何が正解で間違っているかってのは野暮な話しですが、⑪パライバトルマリンの戦前見解については、3走前の関東オークス勝ちや近走のダート中距離戦に持っていかれている印象の見解が多い気がします。
ダート短距離が合わないとか、スローペースに慣れ過ぎ問題とか。
ただ、3走前の1勝クラス1着が時計面やペース展開的にも価値が高いレースですし、それ以上に上述した血の裏付けによる適性バッチリなイメージを持たせてくれる配合馬だと思って、高く評価します。
指数4位
⑭アルファマム
父マジェスティックウォリアー
(米国型A.P.Indy系)
母父フジセキセキ
(短距離型サンデーサイレンス系)
母ダイオプサイドは、JRA未勝利馬
母の母ミリオンベルが、ダ1200m戦で5勝、ダ1400m戦で1-4-1-6/12のダートスプリンター
東京ダ1400mで施行されるOP競走、霜月Sを2年連続2着という個性的な実績も持っている馬
マジェスティックウォリアー×フジキセキといえば、5連勝でダート1800m重賞を制覇、次走の帝王賞では5着だったプロミストウォリアがいます。
マジェスティックウォリアー産駒×根岸Sは、特筆すべき様な成績ではないですが、(0-1-0-2/3) ベストウォーリアが3番人気2着の成績。
兎にも角にも、展開の助けは必要なタイプ。
12戦連続で上がり3位以内(その内、上がり1位が11回)の脚は備わっていますし、差し傾向が強い当重賞という頼りなさを感じつつも、すがれるプラス材料に合致するタイプなので頑張って欲しいですね。
ただ、今年も荒れないと思いますし、予想以上に⑭アルファマムが人気していて、旨味が少ない気もして、予想では評価するけど馬券は買わないスタイルでいきますw