セントウルS 時々 京成杯オータムハンデキャップ
セントウルS
はじめに セントウルS ver.
重賞を分析したりする系の中で一番 提供時期が遅いのが当ブログだと思います。
昔からのご愛顧頂いている方はご存知だと思いますが一時期は、水曜日辺りに投稿してました。
まぁ、どうでも良いのですが、もうどこでもシバキ倒されている話だと思いますが、とにかく1~2番人気馬が高確率で結果を出す重賞で、言い方が悪いですが
これで見ると、つまらない重賞だと思ってます。
過去10年間(阪神開催)で見ても、1~2番人気の複勝を2点買いしたシミュレーションの結果が。
まぁ、恐ろしい結果ですね、1~2番人気の複勝2点を買うだけで2010年~2019年の10年間、毎年的中して111%の利益を出せるって。
結果だけで言えば、1~2番人気を買ってれば良いだけの重賞で、検証する時間さえ無駄に思えてしまう程の結果を突き付けられていますw
今年はどうなのか。
正直、総合的な判断材料としては、抜けた馬は不在な印象もあって中波乱的な事も起きそうな気はしますが、それでも上位人気に推されている馬達は、他と比べると頭抜けている気もします。
人気馬が結果を出しているって事は、期待値の高い傾向は出にくいって事と等しいので、調教傾向と血統傾向のみで検証していきます。
一応、人気薄の馬の数少ない〝紛れ〟を狙っている予想スタイルでもあるので、下記のデータを。
が、1番人気 3.5倍想定の⑥ビッグシーザーが
母の母母母父にSeeking the Gold(米国型ミスプロ系)を持っていやがるんです。
単勝オッズ10倍以上のデータ(セントウル過去10年限定)で、上記の様な数字を誇っているって事は、それなりに相性は良いと思います。
ただ、単勝オッズ10倍未満ですし、5世代前と少し血流が薄い気はしていますので、果たして注目した血統の影響が強く及ぼすのか?と問われると少し懐疑的で、強引さも感じます。
調教傾向 セントウルS ver.
血統傾向 セントウルS ver.
父も母父も非サンデーサイレンス系を狙え!って感じに騒がれていると思いますが、私も8割そう思います。
ただ、そこまで過敏に意識する必要もないかなぁとも思っていて、父か母父にサンデーサイレンス系が入るなら米国ダートのスピード持続力か、欧州マイラーのスピード持続力が入っていれば充分だと思います。
モーリスは非サンデーなので狙い目ってのを見掛けますが確かにそれはそうですが、私はモーリスの父母父に鎮座しているサンデーサイレンスの血の主張が濃い種牡馬だと思っていますのでズブい一癖あるモーリス相手にはHaloをクロスさせるか、米国ダート短距離血統を足している様な配合が、阪神芝1200mには合うと思ってます。
好走率という観点から、下記の注目血統を。
雑談的見解 セントウルS ver.
多くは語りませんが、withkeibaの理論を使っても個人的感情の予想からも、
⑧アグリと⑩ピクシーナイトで決まるんじゃない?って感じの予想結果になってしまいますw
ビッグシーザーもスマートクラージュもエイシンスポッターも調教が秀逸過ぎて、私目線だとこの辺りの馬達も絡めて買いたかったのですが、やっぱり素質上位だと思っている上記2頭に辿り着いてしまうので、そこに着地するべきじゃないって答えに辿り着きました。
ちょっとやってきた事が個人的には凄いと思ったし、昨日の馬場傾向から適性が向く配合馬の⑮モリノドリームだけ買います。
京成杯オータムハンデキャップ
ローテ別傾向 京成杯オータムハンデ ver.
フレッシュな馬が輸送のない地の利を活かして好走している数字が出ています。
キャリアが少ない=3~4歳馬中心になってきますがキャリア10戦以内の5歳馬もこの数字に名を連ねている事からも競争人生い於ける消耗度が少ない馬に少なくとも追い風になりやすいレースかなぁと思ってます。
春の中山開催終了後に、ホームストレッチの内側や3~4角といった傷みの激しい箇所の芝を大幅入れ替えると同時にオーバーシードで生育した洋芝を取り除いて野芝中心の新しい芝で開催される第4回開催の中山。
過去には当重賞で芝1600m世界レコードが出る程の高速馬場になりやすい第4回開催。
ただ、時計が出やすい馬場とはいえ、トリッキーなコースの中山競馬場なので、純粋なマイラーが大きく利を得るかというとそうでもない印象を個人的には常々持っているので、その辺りの思考から検証したデータになります。
非根幹距離で、底力とスピード能力のバランスの要求値が高い芝1800m重賞好走経験が活きている数字だと思います。
このデータに該当はしませんが、芝1800mで未勝利勝ちしていますし、3走前のスプリングS(中山芝1800m:G2)では重馬場と自ら作り上げたタフな展開を逃げて0.4秒差4着たったグラニットも該当馬として評価しても良さそうな気はしています。
調教傾向 京成杯オータムハンデ ver.
血統傾向 京成杯オータムハンデ ver.
これも上記のローテ別傾向で書いた様に、スピードと持続力の高いバランス要求値に対応している血の組み合わせと言いましょうか。
その辺りの能力を有している代名詞と言って良い程単純な血の組み合わせで検証しても上記の様な優秀な数字でした。
そこそこ人気すると思いますが、そんな優秀な期待値を誇っている血の組み合わせを持っているのが唯一頭、ラインベックのみってのは高く評価しても良いかと思います。
雑談的見解 京成杯オータムハンデ ver.
ここも難しく考える必要がないなぁと思っていまして。
検証を始める前までは、インダストリアが勝つんだろうなぁと思いながら始めた所、⑨ラインベックに辿り着きました。
⑤インダストリアは一見、中山巧者に見える戦歴で中山芝1600m戦で3勝を挙げてますが。
その3勝全てが、芝発育が望めず年末年始のロングラン開催や、1年間使い倒された春の荒れてタフさが増す時期でのモノで。
そういった点から、雨降っても良馬場並の高速決着ばかりだった昨日の馬場は少し適性がズレると思っていまして。
ただ、11頭立てなので切る事は出来ず、指数5位評価。
②ソウルラッシュは、馬場不問のタイプで 個人的に全く評価していなかった2走前の京都リニューアル直後のマイラーズC 3着時に高速時計の対応が出来るタイプなんだと初めて思わせて貰いました。
斤量問題がゴチャゴチャってますが、58Kgも59Kgも馬場不問のタイプには、そんな大きな問題じゃないと思いますし、マンハッタンカフェ×Storm Cat×Caroといった母系の底力が解決してくれると思ってます。
後は仕上がり具合なんですが、withkeiba的にこの馬のバロメーターとして
栗東CWで3ハロン36秒台以内を出していれば状態は上がってるか、キープ出来ていると判断していて。
今回は1週前の8/30栗東CW
5ハロン 65.3秒
3ハロン 36.4秒
終い1ハロン 11.2秒と好調さを感じる時計を計測。
なので、目一杯の仕上げではないにせよ、良い結果を残せる状態だと踏んでいます。
⑦グラニット
陽動作戦なのかどうかは分かりませんが、逃げなくても良い発言。
少頭数で、この馬以外 逃げ馬不在の絶好の組み合わせ。
とにかく消耗合戦に強い血流を母系に揃えている馬で逃げない手はないと考えてます。
しかも1000mを58秒台前半位のタイトな流れにしてやっても大きく崩れないタイプなので、前半のリードを大きく作れればチャンスは増えるのでは?と考えてます。