函館2歳S
はじめに
勘違いしないでくださいよ、たまにこういった発言をすると1~2回結果が出なかっただけで、
「全然アテにならないじゃないか!」
って怒る人も少なくないのですが。
夏競馬になった途端、「夏は牝馬!」って声高に訴えるメディアや人達がいますけど。
そこまで大差はないにしても、期待値としては牡馬優勢です。
ローテ別傾向
「はじめに」で牡馬優勢と触れたばかりの所に、挙げたデータに該当したのが全て牝馬w
根本的にこのデータの核は単純で、年一回開催の函館、加えてこの競馬場は一番、タフさが問われる欧州競馬に近いと言われていて、独特の適性が必要で。
要は、変則リピーターが増えたり似た血統が走りやすいという事。
調教傾向
血統傾向
雑談的見解
毎年の様に言っている事ですが、デビューしたての1戦1勝馬や新馬戦に敗れた未勝利馬が混在するレースで、そこまでとんでもないスプリント能力を秘めた素質馬が出てくるのも〝多くはなく〟 どちらかというと筋力の完成度が速い対決!みたいな重賞だと思います。
当然ですよね、この時期の2歳重賞戦なんですから。
⑭ルージュレベッカ
父キズナ
母父Luhuk
母父ルフクが英国の芝重賞2~3着、リステッド2勝の実績を持つ馬。
種牡馬としてはアルゼンチンで主に供用され、亜G1馬を複数輩出しています。
強引な話になりますが、当重賞に相性の良いStrom Catをキズナ産駒という事で保持していますし、
上述のLufukは米国ダートのスピード馬の祖Forty Ninerに母母父父Seeking the Gold×母母母父Southarn Haloとアルゼンチン産牝馬出身とはいえ、軽さ寄りのスピード持続力の調味料的血流が揃っています。
この7.2クッション値馬場は苦にしないと思っています。
ナスティウェザーとかも新馬戦がダート1000mながら、ラスト2ハロンが11.6-10.9という秀逸な加速ラップを計測してきていて。
パイロは2歳戦の芝短距離は走るので評価したかったのですが、このクッション値だと評価出来ませんでした。
ダート馬やダート血統の馬ならクッション値が低い馬場や重・不良馬場ならパワー活かせるからいいんとちゃうん?って声もあると思いますが、結果の数字を見るとそうでもなく、ダート馬、ダート血統の馬は逆に良馬場の方が良かったりもするケースが多いです。
バスターコールは今回、前走の東京芝1400m戦での強さは全く必要ないと踏んでいるので切ってしまえ作戦を発動しました。