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スティーブン・ホーキング氏の非科学的な主張「神は存在しない」
https://www.cnn.co.jp/fringe/35127106.html
スティーブン・ホーキング氏の非科学的な主張「神は存在しない」ロンドン(CNN) 「神は存在しない」――。今年3月に死去した天才宇宙物理学者、スティーブン・ホーキング氏。このほど出版された最後の著書「大きな疑問への簡潔な答え」で、そう結論付けていた。
というニュースが、世界的に大きな話題となっている。日本ではそもそも神が存在しないことを自明としてる人が多いので、「ふ~ん」という感じで済ます方が多いと思うが、世界人口の1/3から半数近くは、神の存在を信じているので、世界的な宇宙物理学の権威が書いた遺言的な最後の著書は、大きな波紋を呼んでいる。CNNによる報道は、その本の内容をこう紹介している。
「神は存在しない。宇宙を司る者はいない」と断言、「何世紀もの間、私のような障害者は、神に与えられた災いの下で生きていると信じられていた」「だが私はそれよりも、全ては自然の法則によって説明できると考えたい」と記した。
クリスチャンの私としては、「神は存在しない。宇宙を司る者はいない」と断言したと言うから、どんなロジックで証明したのかと
興味深く記事を読んだのですが、根拠が「自分の病気が神にあたえられた災いではなく、自然の法則によるものだと考えたい」と言うものであることに愕然としました。。。「~と考えたい」というのは、人間の心情としては充分理解出来ますが、それは科学とは対極にあるものです。
勿論、彼のロジックがそれだけでないことは承知しています。重力があることが必然的にビックバンを引き起こしたのであり、神の存在は必ずしも必要でないという考え方です。
しかし、「必ずしも必要でない」という事と、「神は存在しない」と断言する事の間には、大きな理論の乖離があります。もちろん彼は
尊敬されるべき超一流の天才宇宙物理学者です。多くの正しい事も言っています。そして彼の死と言うニュースは、彼の言葉に大きな重みを与えます。しかし、だからと言って、その全ての言葉を鵜呑みにすることは、思考停止になる事ですので、彼が何をどう主張し、果たしてそれが正しいのかどうかというのは、各人が考えなければなりません。