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withE通信:聖なる火ってなに?

どうもみなさん、サバちゃんです!
今年度もよろしくお願いします(^▽^)/

さて、3月25日に福島県から聖火リレーがスタートしましたね。7月23日のオリンピック開会式の東京に向けて全国を回ります。ちなみに広島県には5月17・18日にやってくる予定です。ワクワクしますね😊
ところで聖火って何なのでしょう。普通の火とは違うのでしょうか。


〈火は大事なもの〉

古代ギリシャでは火にはヘスティアという女神が宿っているとされ、大事にされていました。そのため、各家では火を1年通して絶やすことなく燃やし続けなければいけなかったそうです。神の宿る火はまさに聖火ですね!
また、新たな町に引っ越す際には引っ越す前の町からの火を持っていき、新たな町の神殿に灯しておくことで前の町とつながることができると考えられていました。ではどのようにして火を移動させていたのでしょう🔥


〈早く確実に届けたい〉

町と町をつなぐための火。これはできるだけ早く運ばなければなりませんでした。また、途中で火を盗まれたりしては大変です。そこでリレー方式が考え出されました。1つの火をゴールまで繋いでいくにはオリンピックの聖火リレーと同じですね。

〈オリンピック聖火〉

オリンピックの聖火は古代オリンピック発祥の地であるギリシャのオリンピアにあるヘラ神殿で起こされたものです。古代から聖火を起こせるのは巫女だけで、最もきれいな火は太陽だとされています。そのため、巫女が凹面鏡を使って太陽の光を集め、火を起こします。そして1週間ギリシャの地を回った後、飛行機に乗って日本にやってきました🛫
町と町をつなぐ聖火。オリンピック開催期間中、聖地と開催地をつないでくれるんですね。
感染防止のルールを守りながら、全国を回る聖火を見守りましょう!

作・サバちゃん(理科担当)

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