【withE通信：内閣の話】

9月になり気温も下がり過ごしやすくなってきましたね。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか？
先日、安倍首相が辞任の意向を発表しました。
実は安倍内閣は7年8か月という、最長の期間の内閣でした。

ところで皆さん、安倍首相は第何代目の首相だと思いますか？
首相官邸のホームページで調べたところ、安倍内閣は98代目だそうです。
非常に長い間、内閣制度が続いているのですね！
これだけ長い歴史があると、時代の節目に直面した内閣も存在します。
そして、日本史でもよく出てくる内閣もあります。
今回はそのような内閣をいくつか紹介していきます！

① 初代内閣　伊藤博文内閣
最初は、伊藤博文内閣（1885年～1888年）です。
伊藤博文は大日本帝国憲法の作成に協力していました。
ちなみに、この憲法は天皇が国民に与えるという形で発布されました。

② 第48代内閣　第２次吉田茂内閣
次に吉田茂内閣（1948年～1949年）です。
実は吉田茂内閣は第5次まであるのですが、この第2次内閣では日本史で非常に有名なサンフランシスコ平和条約をアメリカを中心とする西側諸国と、日米安全保障条約をアメリカと締結しました。

③ 第63代内閣　第3次佐藤栄作内閣
最後に佐藤栄作内閣（1971年～1972年）です。
この佐藤内閣では、沖縄返還を達成しました。
そして、非核三原則を取り決めました。
ちなみに、この非核三原則で佐藤栄作はノーベル平和賞を受賞しました。

最後に

いかがだったでしょうか？
このように歴史と内閣は非常に関係が深いのです。
だから、日本史で勉強する際には関連付けると覚えやすいかもしれませんね。
活用していただけると嬉しいです！

作・でーぐ（理科担当）