エデュケーションの鉄人「高校球児へのコーチング」
これは、鉄人コーチ集団 「Withコーチ」 の "エデュケーションの鉄人"こと、Pokoが、2020年に夏の甲子園が中止になってしまった球児に向けてどうコーチングするかを綴ったものである。鉄人コーチとは困難な現実・テーマに、タフに楽しく気迫を持ってwith(伴走)する、強さとしなやかさと愛に溢れるコーチのことを呼ぶ。
まずは雑談を始めます。
相手が少しリラックスしてきた様子を見せたら
最近はどんなことをしているのかを聞きます。
その中で、本人が楽しそうに話しているものがあれば、それに関して色々と教えてもらいます。
もし、何もしていないと答えるようだったら、ボーッとした時はどんなことを考えているのか等を聞きます。
相手が何を見聞きし、考え、感じているかを知ったあと、本人が前に進もうとしている意思が見える行動に焦点を当てて、また雑談するような感じで聞いていきます。
そして、
すでに自力で前に進んでいることに
相手が自分で気がつくようにしていきます。
「今のように歩き続けて行こう。
立ち止まった時に、また連絡して欲しい。」
そう伝えます。
エデュケーションの鉄人 Poko Oya(ポコ)
アンスクーリング実践家 カンボジア首都プノンペン在住。一橋大学大学院商学研究科卒(経営学修士)。教師でありながら、カンボジアで大学講師しながらも、我が子は学校に通わずにアンスクーリング(暮らしの全てから学ぶ教育思想)をしている。昨年は親子旅をしながら、その場とそこで出会った人々を教材にした”共育”に励む。大学の授業にもアンスクーリングの要素を取り入れ、学ぶ者自身が自らの学びを主体的に考える環境作りに努めている。菌活を趣味とし、発酵から人の個性のヒントを学び、人と人の発酵屋もしている。