評価されずに悩むあなたへの鉄人コーチング〜ビジョナリーの鉄人
これは、鉄人コーチ集団 「Withコーチ」 の "ビジョナリーの鉄人"こと、浅田美里が、職場でなかなか評価されずに悩む人向けてどうコーチングするかを綴ったものである。鉄人コーチとは困難な現実・テーマに、タフに楽しく気迫を持ってwith(伴走)する、強さとしなやかさと愛に溢れるコーチのことを呼ぶ。
「評価されない」
これは、
実際に何度かご相談を受けたことのあるテーマです。
わたしがまず確認するのは、
「『評価される』とは、
あなたにとってどういうことを意味しますか?」
ということですね。
「評価される」と一言で言っても、
それは、
・上司から褒められることなのか?
・同僚から頼られることなのか?
・給料に反映されることなのか?
・やりたい仕事を任せてもらえることなのか?
・責任あるポジションを与えられることなのか?
人によって、
求めることが違うからです。
そして、「言葉の定義」を確認するのは
コーチ側とクライアント側とでそれズレていることが
コーチングにおいて致命的だからです。
と、
同時に、
クライアントさま自身の日常生活においても、
この、
「同じ言葉を違う意味で捉えている」
ことが起こっています。
さらに、それは
人間関係やビジネスのコミュニケーションにおいてもあり、
かなり大きなマイナスを及ぼしていることが、
けっこうな確率で起こっています。
なので、
ここをしっかり確認していくと、
実は本当の問題は、
「評価されない」ことでは無かった、
な~んてことも起こります。
例えば、
実際にあった事例ですが、
(プライバシーに配慮して少し設定を変えています)
あるクライアントさまAさんは、
派遣社員として勤めている職場に強い不満を抱いていました。
まさに、
「わたしは社内で正当に評価してもらえてないんです!」
というお悩み。
わたしの方が年数も長くて経験もあるのに、
後から入ってきた
正社員の若い子の方が仕事を任せられていて、
それがとても悔しい
とのこと。
わたし
-どうして悔しいのですか?
Aさん
-わたしなんて必要ない
と思われていると感じるからです
わたし
-実際に誰かから
そう言われたことがあるのですか?
Aさん
-それは無いですが、
わたしより知識も経験も少ない人の方が
重要な仕事を任されているので
わたし
-それは、
正社員と派遣社員という
雇用形態の違いから
くるものかもしれないですよね。
Aさんは、もっと
責任ある仕事をするために
正社員になりたいと
思っていらっしゃるんですか?
Aさん
-いいえ。
わたしは起業準備中なので
時間の融通のきく派遣の方が
いいと思っています
わたし
-なるほど。
では、重要な仕事ばかり
任されるようになったら、
時間の融通がきかなくなる
かもしれませんよね?
Aさん
-確かにそうですね。
でも、あまりにも
仕事がない時にそれを訴えたら
『Aさんはいてくれればいいから』
と言われたんです!
そんなのって、
わたしが必要ないってことじゃないですか??
わたし
-えぇ~、そうですか!?
『いてくれるだけでいい』って、
わたしには最高の誉め言葉ですが 笑
実際に必要がないと思われているとしたら、
契約を更新されないと思いませんか?
Aさん
-それはそうですね、、、。
実際に辞めたいと言ったときは
引き留められました
わたし
-では、本当に
『評価されていない』のでしょうか?
Aさんがいることで助かっていること、
職場にとってプラスになっていることが、
実際にはたくさんあるから、
引き留められているのではないですか?
Aさん
-確かに、『Aさんがいてくれると安心する』
と社員さんにはよく言われます
わたし
-おぉ~!それって
すごく大事な役割ですよね!
Aさん
-わたし自身がずっと
完璧主義で頑張ったきたので
『重要な仕事をしていない奴は
必要のないダメな奴だ』
と思いこんでしまっていたのかもしれません
わたし
-本当に望んでいることは何なのか、
もう一度、
改めてしっかり考えてみると良いですね
その後、
このAさん、
-美里さん、聞いてください!!
あの後いろいろ考えて、わたし、
『存在しているだけでも価値がある人』
でいようと思えたら、
上司にも職場に感謝できるようになったんです!!
あんなに何年も毎日辛くて仕方なかったのに、
今は『お給料いただけてラッキー』って
思えています!
ここで起業のためのお金を早く貯めて、
職場に感謝して辞めるビジョンが
見えてきました!
と、
興奮してご報告くださいました(*^-^*)
どうでしょうか??
あなたも、
こんなことはありませんか??
「上司はわたしを軽く扱っている」
「夫はわたしを大切にしてくれていない」
「わたしは人から評価されていない」
そう、
感じるとき、
そこに、
自分の「思い込み」が隠れていないか、
ぜひ探してみてくださいね。
他者の言った言葉ひとつにしても、
この「思い込み」、捉え方次第で、
180度、
その言葉の意味が変わることは、
あなたが思っている以上に、
ものすご~く、
よくあることです。
そして、
この「思い込み」は、
自分にとっては当たり前すぎて、
ひとりでは気づくことができません。
この盲点に、
気づいていただけるように導くことも、
コーチの重要な役割なんですよ。
プロの手を借りれば、
拍子抜けするほど簡単に解決することも、
実は多いものです。
深刻に悩む前に、
ぜひ、
コーチングの力を活用してくださいね!
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ビジョナリー思考コンサルタント浅田美里