辻村ちひろ 不定期配信より 部分文字起こし その3【日本のプラスチック問題について】
2023/05/01 不定期配信より その3
今回のnoteでは2023年5月1日の辻村ちひろさんの不定期配信より、部分抜粋して文字起こしをしました。その3になります。
配信の全文の文字起こしは難しいので、全体を知りたい方はぜひ辻村さんYouTubeをご覧ください。また、5月27日開催のWithChihiro第6回目の学習会は「プラスチック」をテーマに、より掘り下げ、より幅広い内容でお話ししてもらいたいと思っています。(WithChihiroの学習会はオンラインで行いますが、質疑応答の時間もしっかりとっています。ぜひ、一緒に辻村さんのお話を聞いてみませんか?参加申し込みなどはこちらの投稿の最後にもご案内しております。)
まだまだ勉強が至らず、もしかして辻村さんの意図したことではない文字起こしをしてしまっているかもしれません。間違いがあった際は「ここはこう言ってるんじゃないの?」と教えていただければとってもありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします!
残念ながら日本でやってることっていうのは、ちょっとした啓蒙活動みたいなことしかしてないじゃないですか。
で、そのプラスティックじゃない、ビニールか、ビニール…あのコンビニのビニール袋、あるいは有料化するとかね、というようなことをしたわけじゃないですか。百歩譲って、その啓蒙としては意味があったかもしれない。
それは割り箸の時にもありましたよね。
「割り箸を使うっていうことが使い捨ての象徴」みたいなものだったんで、割り箸が良くないと言ってみんなマイ箸を持ちましょうって変わってたんですよね。まあ実際そういう側面があったと思うんですけど。
あのときも、例えば東南アジアだとかの熱帯雨林からラワン材っていうのを持ってきてほぼ使い捨てで大量にゴミを出していた、森を大量に破壊して大量に使い捨て状態を産んでいたものって、何かって言うと建築資材なんですよ。あのコンクリートの型枠、これにラワン材が使われてたんですよね。そっちはメスを入れずに、分かりやすい方だけにメスを入れて、何が起きたかっていうと間伐材が売れなくなった。
要するに杉の間伐材とかを使っておはしにしていた、割り箸を作っていたっていうところが大打撃を受けたっていうことになるわけですよね。
だからやっぱり本質的な解決につながることをしつつ、その啓蒙もしていかなければいけないっていうのはすごく難しいことだと思うんですね。
そのビニール、じゃあコンビニ袋みたいなものの有料化っていうのは何を生み出すかっていうと、結局、そのなんていうんでしょう、経済的に弱者、あまり豊かでない人ほどその負担が大きくなるっていうデメリットだったわけです。
罰金みたいじゃないですか、で、かつ、そのビニール袋を例えば、何回も自分のカバン代わりに使う人もいたりっていうところも全部アウトにしていくわけでしょ、有料化していく訳だから、っていうのがあって。じゃあエコバックを造るのにどれだけお金をかけてどれだけ仕事だったのかっていうところまでは目が行かない訳ですよね。
だからその啓蒙活動だけ、っていうことでやったんだったらまだいいんですけど、でもそのなんだろ、より弱い立場の人たちに負担が増えるようなやり方での啓蒙活動だったっていう風に僕には見えるんです。だからあまりにも稚拙なやり方だったかなという風に思ってます。
どうですかね皆さんはどう思います?
今回の文字起こしは以上です。
次回は、こちらの続きを文字起こししようと思います。
5月27日(土)よる8時より、ZoomにてWithChihiro第6回学習会「プラスチック」を予定しております。チケット販売準備中。もう少々お待ちください。
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