前振りってないほうがいいよね【未央がしたためる #(2-1)】
こんにちは、今日は2023年3月30日です
元気ですか?仲間はどう?
春風に香りがあるとしたら、それは春というには少し青い、あるいは涼しい香りかもしれませんね
季節の移ろいは、Cfa気候に生きるぼくたちにとって明確な"生"の指標
"生"はどこまでも有機的で、流動的で、そうして日々に立ち寄っていますね
ゆっくりと思考の逡巡を楽しみ、それでいてなにもしない
そんなことが許される春は、やはり暖かいのかも……
さて、少し楽しい話をしましょうか!
皆さんはお経を読んだこと、どれくらいあります?
ぼくはそれなりにあります(本当にそれなりに)
四国霊場八十八か所を巡る、いわゆるお遍路さんの経験から般若心経を、そして、個人的な事情から浄土真宗のいくつかのお経を嗜んでいました
般若心経なんかはボカロのモチーフに使われたりいくつかの場面で引用されたりと知名度があるお経ですが、浄土真宗のほうはぜんぜん知られていませんよね
というわけで、軽くその魅力について触れていきたいなと!
浄土真宗のお経で一番オーソドックスであろうものが『正信偈(しょうしんげ)』です
法事の際に読まれるお経なので、名前は知らなくともお経を聞けば「あ~!これか!」となる方も多いかもしれません
般若心経との比較点としては、そのリズムが挙げられるでしょうか?
般若心経は
と意味ベースの区切りで、拍数が不規則に変化する部分が多数見られます
もちろん、
のあたりのようにリズミカルに進む部分もあるにはありますが……
ぼくのようにリズムベースで読経する人は、正しい区切りで読もうとすると少し苦戦するかもしれません
対して正信偈は、大半が8拍で構築されています
文字数としては7文字なのですが、最後の一音を伸ばすことで8拍としているんですね
画像を見てもらえれば分かりやすいかと!
この経本はとても親切設計で助かります
リズムと音が一定で流れ続けるのに加え、割と押韻されている部分も多いため、読経中はお経を読むというよりなにかの歌を歌っているような気分!
この"歌"感がとっても心地よく、暇なときにつらつら読んだりしてしまうんですよね!ぜんぜん浄土真宗の人間ではないんですけど……
音、風、時の進行――
リズム立っている、調律がなされているというのは、ぼくにとって案外重要な要素のようです
いや、それ以前に、リズムを定型だったもの(≒ルーチン)というふうに考えていることが大きいのかもしれません
皆さんはリズムをルーチンと捉えますか?ぜひ教えてください!
ところで、ルーチンといえば……
With VRが毎日投稿を行っている「きょうのさーまる」、ご覧いただけていますか?
サクッと見られるワールド紹介動画になっていますので、ぜひ日々の生活ルーチンに組み込んでくださいね!
では今週はこのへんで!
ババンババンバンバン……ババンババンバンバン……