【FaB】先達の記事を読んで【Uzuri】
日本のFaB需要が増えたからか、まとめサイトができたようだ。
今までは海外のYoutube解説動画を見たり、FaBraryのデッキリストを眺めるしか情報を得られなかった。
自分は、英語は読めるが聞き取るのはほぼ無理だ。
Uzuriの文書記事がない以上、手に入る情報に限界を感じていた。
そんな中、やっと、まともなUzuriの紹介記事が上がってくる。
これには全俺が歓喜。
ひいては全Uzuriプレイヤーも歓喜したに違いない。
書いてる人も確かな人物で、
Road to National予選で優勝・準優勝経験者だ。
実績があり、期待ができる。
問題なことが1つあって、この人の構築は自分で再現できないという点だ。
Command and ConquerやFyendal's Spring Tunic、Enlighted Strikeを持っていないし、今から買うのも高すぎる。
代わりになるカードなんて存在しないので(だからアホみたいに高い)、再現することはできないのだ…
まぁ、気持ちは切り替えていこう。
情報として頂けるものだけ頂いて、できないことは無理にしない。
自分にできるのは、自分にできることだけなのだ。
・表現価値
同サイトでは、2024/2/28に「表現価値」についての記事が掲載されていた。
こちらの内容も分かりやすく、大変勉強になった。
未読の方は、是非自分の目で確かめてほしい。
この考え方をUzuriに当てはめると、
今まで自分が意識してない領域が見えてきた。
・Uzuriの最大表現価値
防御の平均的な表現価値は12点とのこと。
ほとんどのカードは防御値が3あり、
この4枚でフルガードすれば12点防げる…てことらしい。
攻撃側はこの12点を超える表現価値を持たせねばならない。
赤Head Jab3枚+赤Snatchが例として挙げられていた。
これなら13点。突破成功ってわけだ。
…しかし、今まで自分が作ったUzuriのデッキではできただろうか?
一般的なUzuriの最大打点は6点。
Go againもなく、Stealthから2コストAttack Actionを入れ替えるのがメイン挙動のため、これ以上のものはない。
ダガー込みでも8点が限界だ。
昔作ったProwlを主軸に作ったデッキは、1ターンの与ダメージを多く取るために考えたものだ。
ProwlをRavenous Labbleに入れ替え、続けて3点のStealthを撃つ。Razer Edgeを含めれば12点となる。
そう、12点。
揃ってやっと、12点。
これがUzuriの限界だ。
だが本当にそうだろうか?
・限界地点の見直し
見落としや考慮不足で限界地点を見誤ることはよくある。
特にUzuri…というかAssassinは、手数の少なさと与ダメの低さから、最大打点を計算することを最初から諦めている節がある。
FaBraryのどのUzuriのリストを見ても、防御寄り・長期戦を見据えたミッドレンジのようなリストしかない。
まるでそれ以外の選択肢がないかのように。
だが探せば見つかるもんだ。
Assassinでありながら、『表現価値12点の壁』を突破する劇薬が!
Toxicity。
FaBの強化系カードは色々あるが、0コストで上がる与ダメはせいぜい3点が限度だ。
ところがToxicityは違う。
攻撃を当て(ることさえでき)れば+5点!破格!
毒を受けた相手は、体調不良でおなかが痛くなるのだ…!
対象は「次に攻撃したAssassinのAttack Action」で、ちょっと範囲が狭い。
ダガーには乗らないし、Uzuriの能力で入れ替えてしまえば消える。
当然、GenericであるCommand and ConquerやEnlighted Strikeは対象に取れない。
だが当てれば、確実にその2枚より絶頂できるだろう。
費用対効果を考えれば、お釣りでプールをいっぱいにできるほどだ。
・Mix Toxicity
では早速、相性の良いカードを探していこう。
Toxicityの対象はAssassinのAttack Actionなら何でもよい。
防御されにくいカードなら、なんでも選ぼう。
IsolateはUzuriでも良く使われるカードだが、このデッキだと別の側面を持つ。「入れ替えない」側面だ。
Uzuriの能力で入れ替えればDominateは消えてしまうが、変えなければ消えない。
相手はUzuri用に入れたFate Foreseenを、手札から2枚目にプレイできない。
そのまま8点受けてもらおう。
他にもBack StabやMalignが使えるぞ。
通したい攻撃はAssassinのAttack Actionなので、Shredを選ぶのは当然の帰結だ。
また、黄を3枚だけでなく、赤を追加で3枚入れたい。
一般的な防御は3点なので、-4の赤は過剰とされる。
ほとんどの状況で、黄色で事足りるのだ。
(自分も赤は過剰だと敬遠してた)
だが重要なのは過剰かどうかではなく、ゲーム中に何枚引きたいかだ。
FaBは同じカードを3枚しか使えないので、黄Shredは3枚まで。
-4で過剰だとしても、普通に使う分には黄Shredと同じ効力がある。
黄Shredは強いカードで、強いカードはたくさん入れたい。
赤・黄合わせて6枚採用は、理にかなってると言える。
まかり間違ってSink Bellowを防御値0にできれば、最高のカードとなるだろう。
逆に、青Shredは入れたくない。
今回はヒット効果よりダメージ効率を優先したいのが1つ。
もう1つは黄3赤3が理想的な配分だからだ。
最悪の事態を想定しよう。4枚引いて全部Shredだったとき。
黄赤赤赤だったらダガーを振って、1枚アーセナルでどうにかなる。(これでもかなり弱いが)
また、この時点でShredを6枚中4枚を見ている。デッキに残っているShredは2枚なので、同じ事故は発生しないと言える。
これがもし、青が入っていた場合どうなるか?
青赤赤赤と引けば、ダガー起動に青赤で足りてしまい、アーセナル1枚と手札に1枚となる。
ダガー攻撃を防御してもらえるとは考えづらい。
使えなかったShredがいつ使えるだろうか?
(アーセナルにShredを置く危険性は、過去の記事にも書いたので確認してほしい)
仮にShredを赤黄青フルで入れた場合、9枚になる。
事故の最大発生回数が2倍になる計算だ。
以上のことから、Shredは赤3黄3が好ましい。
YouはShockAlready Dead。これはUzuriの入れ替え能力で使う。
入れ替えるとDominateやToxicity効果を失うが、
そもそもDominate Toxicityを防ぐために、防具ガードを引き出しやすい。
身ぐるみ剥いで、手に入れた種籾Silverトークンで服を買おう。
8点が10点になる。以上。
10点が15点になる。以上。
Uzuriのいつものやつセット。
相手の手札やアーセナルが抜ければ、実質3点儲けじゃね?
つまり攻撃値に+3補正ってわけ。
一度でも見せれば、こちらがToxicity全振りとは思うまい。
値は張るが、3枚ずつ揃えてもCommand and Conquer2枚より安い。
Codex of Fraility。
相手の防御札を減らすために欲しいカード。
戻せるカードがAttack Actionなので、Dominateを止めづらくする。
Down and Dirtyや、Art of Warのアーセナルから防御できるようになるモードで受けれるので、過信は禁物。
・彼岸花、ウズリ
で、完成品がこちらです。
https://fabrary.net/decks/01HBYF651SQRS448D2XTVQ3QT4
食中毒には気を付けようね!
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