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【Google Bardさんに聞いてみた!|5月25日(木)】スズキ、デジタルで「軽トラ市」支援

事業創造家
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スズキ、デジタルで「軽トラ市」支援
スマホから注文、商品取り置き

日経MJ
2023/5/24

軽自動車の荷台を使い地域産品を売るなどする「軽トラ市」の支援にスズキが力を入れている。来場者からスマートフォンで予約注文を受け商品を取り置く仕組みづくりなど、デジタルも活用し利便性を高める。

まず地元・静岡県西部の磐田市で実験し、今後は全国で100カ所以上の各地の軽トラ市にも広げ、開催拡大を後押しする考えだ。

スマホから商品の取り置きができる「モバイルオーダー」は、しかけの一つだ。利用者は磐田の軽トラ市のLINE公式アカウントから対応店舗のウェブ画面に進み、種類や購入個数、受取時間を指定することで確実に商品を入手できる。

モバイルオーダーでは来店客が人気商品のために行列したり売り切れで買い損なったりせずにすむ。個々の出店者は確かな予測を得て機会を逃さずに販売でき、運営者も客足の偏りを防ぎつつイベント全体を盛り上げられる。

モバイルオーダー以外にも、通常の軽トラを移動店舗へと早変わりできるよう荷台に簡単に脱着できるテントなどの用品を開発し、会場で試している。

各地で軽トラ市を運営する商店街や商工団体、軽トラ市に出店する個人事業主や農家などが少ない負担で取り組めるよう、磐田でノウハウや道具立てを確立し他の軽トラ市にも提供する。

スズキはこれまでも軽トラ市の全国大会に鈴木相談役が足を運んで応援し、直営販社が一部の軽トラ市に車両展示のブースを出すなどしてきたが、メーカーとしての関与は少なかった。

現在はインドが生産・販売の主力となり電池調達や充電設備も含めた電気自動車(EV)シフトへの対応を迫られるスズキ。

だがもともとの強みは、地方の暮らしに根ざしたニーズをとらえ磨き上げた軽をはじめとするものづくりにある。スズキの国内重点市場であり原点でもある地方を守るためにも、軽トラ市支援の手は抜けない。

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