No.80/100【第3,694号】 《 GO TO 喫茶 〜フリマの商品受け取り拠点に〜》
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〜大丈夫、策はある!〜
発行:2020_10_28
No.80/100【第3,694号】
《 GO TO 喫茶 〜フリマの商品受け取り拠点に〜》
賛否両論ある「GO TO」キャンペーンだが、予想以上に利用者が多く日本経済はまだまだ余力があるんだなぁと少しほっとした。まずは足を運ぶこと、これが重要。行けば何かしら買うし、食べるし、利用してお金を使うから。
飲食店はデリバリーや弁当を作って少ない来店数を補うことができるが、観光地は人が来ないことには何もできないから、本当に嬉しい。
さて、「GO TO」をヒントにこんなサービスを考えてみました。フリマに興味はあるが、利用する“勇気”がない、私のような小心者で面倒臭さがりにぴったりだ。
《 GO TO 喫茶 〜フリマの商品受け取り拠点に〜》
使えるけど不要な物は我が家にもたくさんある。賢い人はフリマアプリで売るんだろうが、未だ利用したことがない。個人的な理由として、
(1)トラブル話が気になって利用する勇気がない。現在は相手に住所を知らせなくても取引ができるサービスもあるが、それでも不安
(2)梱包するのが面倒。通販事業を運営しているから余計に梱包の手間がネック。梱包で手を抜くと必ずクレームになる
(3)購入後の相手の評価が気になる。満足しているのか、期待を裏切ったのか
正直、こんなことを考えている人はフリマはしない方がいいのだろうが、そんな私でも利用したくなる仕組みを考えた。「喫茶店」を物の仲介場所にする。
(1)使わなくなったプリンターをフリマに出品したAさん。Aさんは出品の条件として、引き取りに来れる方に限定(例:名古屋市内)
(2)そのプリンターをフリマアプリで見て欲しくなったBさん。Bさんは名古屋市内なら仕事場に近く、引き取りに行けるエリア。即、購入を決断
(3)受け取り場所として、名古屋市内の喫茶店を指定。この喫茶店は、フリマ事業者と契約しており、物品の仲介場所として利用できる
(4)Aさんはその喫茶店にプリンターを持って行き、指定のコンテナに入れるだけ。その後、スマホで「引き取り可能です」と通知する
(5)即座にBさんに「引き取り可能です」通知が届き、期限内に引き取りに喫茶店へ行く
(6)Bさんは現物を見て確認後、支払い手続きをサイト上で行う
(7)取引が完了すると仲介場所の喫茶店に仲介(場所)料が支払われる
このサービスで出品側の最大のメリットは、梱包しなくてもいいこと。物品が入る箱を探し、輸送中に壊れないように緩衝材を詰める作業もしなくてもいい。
買う側も無駄なダンボールや梱包材が無くて廃棄する手間も要らない。送料の心配も要らない。フリマアプリによっては、双方で連絡と取り合って受け取り方法を決めるサービスもあるが、この仕組みなら相手に会う必要もない。喫茶店という人がいる場所で仲介されることで一定の安心感はある。
さらに、掲載情報と違う場合は、引き取り拒否をその場ででき、返送する手間もない。(※受け取り拒否ができることは出品者も知っているので、出品も慎重になる)
この仕組みなら初心者でも始めやすく、心配性の人でも買いやすい。出品物は大きすぎると仲介場所の喫茶店に迷惑がかかるので、規定のサイズまでにする。
また、仲介場所は喫茶店以外にも、書店やガソリンスタンドの待合室も候補に挙がる。仲介場所のスペースによって大きいサイズの出品物も扱えるとより便利。仲介場所も人が立ち寄る機会が増え、商売的にマイナスなことはない。お店の特典を上手に活用したら集客にも貢献できそう。
★儲ける脳トレ★
人によってネックになる事は違います。もし、あなたが私のように「フリマ」を利用したことがないとしたら、その理由(ネック)は何でしょうか? また、どうしたら利用したくなるかも考えてみましょう。あなたがフリマのヘビーユーザーだったら、現在のフリマサービスの不便さを挙げて、それを解消するアイデアを考えてみましょう。
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▼執筆者の小島とは?
私は「起業家」として新規事業の立ち上げ・収益化を実業としていますが、「企画参謀」として経営者を対象に新規事業の企画提案も行っています。
しかし、多くの経営者の相談を受けて社員の「提案力向上」の要望が多いため、社員向け「アイデア発想力トレーニング研修」を開発しました。
上場企業やグローバル企業など研修実績があり、手前味噌ですが、満足度も高いのですが、予算が少ない中小企業向けには、「通信教育版」も開発いたしました。
社員が自ら運営できるプログラムで自主性も育ち、発想力だけでなく、社員間のコミュニケーションが活発になるため、会社が活性化すると評判です。
▼あるものを活かして、ないものを創る専門家
『企画が欲しい』が全部叶う有限会社ウィッテム
https://iiidea.jp/
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