マネタイズと顧客探し|空き家ジパング!外国人が日本の空き家を購入
<記事の抜粋>
●日本の空き家問題に光が見えてきた。英語で空き家情報を発信するSNSのフォロワー数は33万人。マイホームやセカンドハウスを求める外国人にとって、日本の空き家は割安で手に入る「ジャパニーズドリーム」に映る。国際的にリモートで働く「デジタルノマド」が増えていることもあり、政府も新たな在留資格を創設して需要を取り込む。
●外国人から日本が注目される大きな理由は低コストで質の高い暮らしが手に入ること。治安の良さや町のきれいさなどは知られているが、「昼食はチップ不要で通常10ドル以下」「市内なら安い公共交通機関があるので車は不要」といった生活情報も海外では好意的に受け止められている。
●スキーや温泉など外国人が日本に求めるものは様々。購入後にビザを取得して暮らし始める人もいるが、海外にも拠点をもち、数カ月を日本で暮らしながら仕事する人たちも少なくない。コロナ禍でテレワークが進み、住む場所を自由に選べるようになったことで実現した新しいライフスタイルといえる。「デジタルノマド(遊牧民)」と呼ばれ、世界中で約3500万人いるとの調査もある。欧州やアジアでは専用ビザを発行し、積極的に人材を呼び込む動きも出ている。
●治安の悪化懸念や倒壊の危険性などから社会問題化している空き家。総務省の住宅・土地統計調査によると全国の空き家は18年に約849万戸と1998年の約1.5倍。7戸に1戸が空き家だ。2038年に3分の1が空き家になるとの予測もある。
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